審判と日本の強化
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ぽちお
2011年02月14日 21:13 visibility143
とあるCSの番組でJリーグの審判の座談会をしていました。
これが実に興味深く、普段こういったものに興味を示さない嫁が「面白い」と言っていました。
アジアでの審判の集まりで話に出るのは
「日本は技術があって速い、でも弱い」という事、少しぶつかられるとすぐに倒れてしまう、あるいは自分のプレーができなくなってしまう。
DFの時には相手を簡単につかんで解決しようとする、ユニホームをつかんだり、相手を引っ張ったり、これでは守備能力が向上しないし、不用意なファウルが増える。
ということ。
日本のサッカーを強くするためには「選手に強くなってもらう必要がある」
今年はJリーグ開幕前に手を使ったプレーに対する裁定が厳しくなることを伝えている、(これはフットサルFリーグでも一緒)最初の5節まではファウルが一気に増えてその後審判が要領をつかんだこと、選手も感覚が分かったことから手を使ったファウルは減っている。
倒れればファウルをもらえると思っている選手が多いことに対して。
特にDFがボールと相手の間に体を入れてボールを奪った後にちょっとでもぶつかられると倒れてファウルを取ってもらおうとする、これを少しずつ取らないようにしていった結果、天皇杯決勝ではお互いにぶつかられてもこらえてボールをクリアしたりするようになった。
審判の判定基準が変わるのは結果として日本サッカーに強くなってもらいたいから。
こんな感じの流れでした、審判の想いが分かったのは初めてで非常に面白かった、毎年やっているようなのでこれからはきちんと見ていきたいと思います。
日本サッカーに関わるすべての人が日本を強くするためにがんばっているというのは良い表現。
オフサイドについても案外理解していないもので、相手の最終ラインからオフェンス側のプレーヤーの手が出ていてもオフサイドにはならない、これは手ではプレーできないから、つま先や頭が出たらオフサイドだということ、DF側は一番後ろのプレーヤーのプレーできる位置がオフサイドラインになるので、大体後ろ足のかかとがラインになるということ「プレーできる部分がライン」というのは知らなかった・・・勉強になりました。
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- 事務局に通報しました。
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