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ストライカーの育て方
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学
2008年12月25日 22:30 visibility764
それにしても。
ヴェンゲルさんって人はストライカーを育てるのがうまい。
ここ数年のファンペルシーのストライカーとしての成長っぷりを見ると、いつもそう唸らされる。
この試合の1点目もそうだった。
まるでアンリのゴールを見ているみたいだったもん。
アンリもファンペルシーも、アーセナルに来るまでは、俊足のウイングという扱いだった。サイドに張って裏に出たボールを俊足を生かして追いかけて中へひたすら折り返すのが仕事であって、ピッチの中央に張ってボールを受けディフェンスを振りほどきキーパーとの駆け引きに勝利してゴールにボールを蹴りこむのは得意とするところではなかったはずだ。
それが二人に共通するこの見事な変貌ぶり。
ヴェンゲルさんが彼らにいったいどういう教育を施しているのか、企業秘密かもしれないけど、昔のよしみで(笑)コッソリ教えてくれないかな、日本の指導者に。
敢えて分析するなら、二人とも�ファーストトラップを落す位置の良さ、 �キーパーとの駆け引きでゴールを流し込むフィニッシュテクニック、に特徴があるので、この辺を落ち着いて自信を持ってプレー出来るようになるまで、繰り返しトレーニングさせたんだろうな、と個人的には思うのだけど。
ストライカー待望論が華やかで、ストライカーは出現するのをじっと待つもの、というなんだかよく分からない日本の世論を覆し、「ストライカーは育てるもの」という固い信念を持ったファンタジスタな指導者がどうか日本からも現れんことを。■
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