”JUNK” 三羽省吾著 双葉社
筆者の作品は初読み。
本作品には「指」「飯」の2篇の中編小説が収められている。
「指」は指先の器用なサラリーマンが掏り仲間の仕事に
引き入れられた話で、結構面白かった。
「飯」は「食堂の前にある刑務所から出てくる男を見張れ」という指示を受けて
食堂へアルバイトしに行った若者。
暇な食堂だったが、勤務初日の夜に老人の店主が重傷を負い入院。
やむなく1人で店を継いだが、新メニューがヒットして大盛況になる・・・
依頼者に関して親子3代の間抜けぶりがなんとも言えず良かった。
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