ぼくがきみを殺すまで

”ぼくがきみを殺すまで”  あさのあつこ著  朝日新聞出版
筆者の作品は久々。
国境線のない東と西の小国の少年達の話。
 元々互いに共存し、助け合い、チョット前まで友達だったのに、
  ある時東と西の戦争が始まってしまう。
大人の争いに巻き込まれた10代の子供達が、
 兵士になる事を強いられ、運命を変えさせられる物語。
  やり場のない怒りと恐怖がずっと付きまとう残酷な戦争の話。
このようなことが今現在世界各地で起こっているようで、とても悲しい。
 然しながら我々に何が出来るのだろうか?
  好戦的で兵器産業の恩恵を受けた連中は
   世界中に多数いるのだろう。

 

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