”海の深さを知らない者は” 桐生典子著 祥伝社
繊細な女性心理を描くのが得意な筆者のようだが
作品を読んだのは初めてかもしれない。
本作の冒頭は、恋人・琶子から「わたしがママを殺した?」
という変なメールが届いた翌朝、彼女の母親が実際に殺害され、
同時に一人娘が失踪したというニュースを耳にした修介から始まる。
一方で琶子は、目が覚めると見慣れぬ場所で見知らぬ人といた。
更に記憶を失い、言葉さえも失っていた琶子。
事件の真相を修介が徐々に探ろうとしていくのだが・・・
一方で、琶子も老人ホームのトラブルに巻き込まれていた。
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