
国内女子プロゴルフ・選手紹介、第1回:横峯さくら (その2)
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oneman
2010年09月03日 17:25 visibility55
男子プロと違って、女子プロゴルフのトーナメントは、殆んど毎週有り、
それが毎年繰り返されています。
此れは、非常に幸せな事なのですが、精神的にゴルフに対して飽きが来たり、疲れが残ったりしていると、
プレーに対する集中力を欠いているのでは無いかなと、感じる事が有ります。
プロゴルファーに成りたいと言う夢が叶い、今幸せの中にいる自分を忘れ、
“ゴルフだけの人には成りたく無いとか理由付けをして”周りにキョロキョロ手を出し、
通り一辺のトレーニング、練習で日々を過してしまう選手も有る時期、居る様に思います。
毎日続けるべきトレーニングを、不規則にした時、体調維持、体重維持、の変調から、
怪我に見舞われる事が有ります。
この辺から、順調だったゴルフ自体も崩れるキッカケが出て来ます。
ゴルフに対するモチベーションを前向きに維持する事の重要性を、感じます。
横峯選手のお父さんの芳郎さんは、現在、参議院議員1期生です。
アマチュアゴルファーがトップ・プロを育てた、と言う事で、講演会に、引っ張りだこで、
何冊かの著書も残しています。
横峯選手の人気のお陰も有り、見事な人生の転身です。
今年の4月に、宮崎県で家畜の口蹄疫が発生した時、ワールドレディスチャンピオンシップ(5/6~9)での、
横峯選手の2位の賞金・全額(\12,000,000.)を、宮崎県に寄付した事は、ニュースで報道されました。
宮崎県を地盤とする、議員・芳郎さんの意図が感じられますが、
横峯選手を好意的に見る人気と、ゴルフに対するモチベーションの維持に大きく寄与したものと思います。
此の時以来、横峯選手は、模範的ゴルファーを演じ続けなければいけない立場と成りました。
横峯選手のプレースタイルは、小柄な体にも拘らず、ドライバーの飛距離を武器にしています。
道具もダンダン進化して、選手の飛距離も伸びて来て、コースも長く成り、
飛距離が出ないとなかなか勝てなくなって来ています。
昔の飛距離では、ハザードと成っていた、バンカー、池、木等が、
飛距離の出る選手には、ハザードでは無く成るコースも出ています。
横峯選手のドライバーのフォームは、当初、オーバースイングとして、異論が唱えられていましたが、
ゴムチューブで体幹の強化にも取り組んだりして、其の騒音を努力で抑え込みました。
ゴルフに対する取り組みは、申し分のないグループに属して居る選手と思います。
此れからの益々の活躍が期待されています。
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