勝ち点を失ったのはどっちだ?


4月27日   16:00KICKOFF  晴れのち曇 
NACK5スタジアム大宮  ピッチ状態  芝:全面良芝/表面:乾燥
入場者数:13,072人  気温:19.8℃ 湿度:52% 風:中風
 
昨年の王者鹿島をホームに迎えた第8節
前節浦和戦を内容で上回った引き分けで乗り切ったことで
選手もサポも期待を持ちながら臨んだ1戦。


スタメン&交代
大宮アルディージャ
GK 21 江角浩司(5.0)
バックパスの処理を誤ったのは痛かった…。いつもより調子悪そうでした。
DF 3 レアンドロ(6.5)
抜群の安定感。スピードで鹿島FWに劣る分体を入れてしっかりカバー
そして同点弾のアシスト。
DF 4 波戸康広(5.5)
裏を取られる事を恐れてか…若干勝負に行く所が少なかったかな。
DF 5 冨田大介(5.0)
基本的にスピードで負けて、失点の原因となるバックパス。冨田だったよね…たしか(汗
DF 19 村山祐介(6.0)
右サイドからの攻撃が多く、良く上がっていた。
MF 8 小林大悟(6.0)
前線からのプレスでシュートまで持っていった。何よりも同点弾のFKが値千金。
MF 15 斉藤雅人(6.0)
安定している。さすがベテラン。渋い。
MF 23 金沢慎(6.0)
運動量豊富でいいところに絡んでくるのはいつも通り。後は決定力。
MF 32 小林慶行(6.5)
レアンドロの折り返しにしっかり入ってきて同点弾を頭でしっかり叩き込んだ。
FW 9 吉原宏太(6.0)
運動量豊富で全体のペースを作るのに貢献。彼が居るのと居ないのでは
サッカーが変わる。ただ…FWなんでね。
FW 10 デニス・マルケス(6.0)
最近良く走る。ただ、相変わらず競らないw随所に光るプレーを見せて
2列目の上がるスペースを良く作っている。
65分 金沢慎⇒MF 11 藤本主税(6.0)
とにかくお帰りなさい!!何よりも存在が重要。
67分 村山祐介⇒DF 22 田中輝和(5.5)
村山の負傷により急遽登場。時間帯的にも押せ押せだったのでDFとしての評価は無し。
73分 斉藤雅人⇒FW 13 ペドロ・ジュニオール(5.5)
後少し…後少し球離れがよければ…最後のシュートは惜しかった。


鹿島アントラーズ
GK 21 曽ケ端準
DF 3 岩政大樹
DF 4 大岩剛
DF 19 伊野波雅彦
DF 22 石神直哉
MF 8 野沢拓也
MF 11 ダニーロ
MF 15 青木剛
MF 40 小笠原満男
FW 9 田代有三
FW 13 興梠慎三
67分 野沢拓也⇒MF 10 本山雅志
76分 田代有三⇒FW 17 佐々木竜太
81分 ダニーロ⇒MF 14 増田誓志
しっかり観れなかったので評価は無しで。
やはり田代、興梠の速さと高さは脅威。中盤からいい球があまり供給されなかったので
助かったかなといった感じ。前半最初の小笠原のパスから田代が抜け出した場面、
大宮DF陣のクリアミスを追いかけしっかりネットを揺らした興梠。
2枚岩のDF陣は間を割って入られるなど疲れ?と思われるような場面が何度か。
そこを伊野波が体を投げ出してカバーするなどやはり堅い。


前半
立ち上がりから拮抗した戦いとなりお互い小さなチャンスはあるものの
コレといった決定機は訪れず。
最初にチャンスを掴んだのは大宮、吉原の折り返しをデニス・マルケスが
シュートするも枠外。
この後小笠原の縦一本から田代が抜け出すもDFがなんとか体を寄せて
シュートは左サイドネット(外)に。凄く助かった…
そのすぐ後に小林(大)がペナルティーエリアで
相手ボールをカットしこぼれた所にデニス・マルケス。
しっかりミートするも惜しくも枠外。
デニス・マルケスはフットサルのファー詰めをするようなシュートが好きみたい?

そして27分ロングボールをDFがバックパス…これが大きくGK江角がクリアできず
興梠に詰められて先制を許す。
その後に…興梠の足にタックルしてしまったのはゴメンナサイ…ですよね?村山かな?
カードが出てもおかしくない所だったけど…なぜか出ず。

この後も気落ちもせず攻めつづける大宮。たまにチャンスの鹿島と
比較的優勢のまま前半終了。

ハーフタイムコメント
樋口靖洋監督(大宮)
・相手がスペースにロングボールを入れてくるので、全員で意識してセカンドボールを拾うこと。
・攻撃はマイボールを大事に繋ぐこと。そしてサイドチェンジをしてからスピードをあげよう。


























































































オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)
・相手はコンパクトな守備をしているのでディフェンスラインの背後のスペースを狙うこと。
・セカンドボールを拾うために中盤のサポートを速くしよう。


後半
開始直後からカードが出始める。
そんな中54分に鹿島に決定的なシュートが生まれる。
小笠原のFKから田代が飛び込みヘディングシュート。
大宮の取っては運良くクロスバー。最近良く助けられている気がするw
これ以降は試合終了まで完全な大宮ペース。
途中藤本、田中、ペドロが入りペドロ、デニマルの2TOP
吉原が右のアウトサイドに移動。
その吉原が右サイドを駆け上がりファールを貰う。
小林(大)の正確なFKをレアンドロが折り返し小林(慶)が頭でゴールにねじ込む!!
75分の事。今年の大宮は粘れる。何が違うのかわからないけど…。
その後は更に加速する大宮の攻撃。凌ぐ鹿島。
ちなみに75分以降のシュート数は大宮の6に対して鹿島は1(しかもロスタイム)
それぐらいの猛攻。
この後もペドロ、デニマルとほぼ1対1になりかけるもシュートまでいけなかったり
デニマルの絶妙クロスに小林(大)が飛び込むも僅かに及ばず
ボールがクロスバーを越えるなど惜しい場面は多々あり。
が、ネットを揺らすことなく試合終了。

大宮       鹿島
18  SHOOT  7
9    GK   18
2    CK    3
20   DFK   14
4    IFK    2
0    PK    0
53  KEEP%  47
と数値上も大宮の優勢は明らか。それでも勝ち点を持って帰る鹿島はさすが。
悔しいけど、正直鹿島相手にここまでできると思ってなかったので満足。


樋口靖洋監督(大宮)
「勝たなあかんゲームだった、というのが一番の印象です。
前節の浦和、今回の鹿島にも自分たちのスタイルを貫いて
真っ向勝負を挑みチャンスを挑んだからこそ勝ちたかった。
勝ちきれなかったことをしっかり認識していきたい。
勝ちきれないということは、まだまだ厳しい試合が続くということです。
少しづつ成長できているという手ごたえがあるからこそ、勝ちきる必要がある。
ガンバ戦でもこれを貫きたいです」

Q:これまで前半はよくても後半失速するケースが多かったが、
この2試合は違う印象だが。
「前後半の出来不出来は相手があること。この試合、
前半はスペースにボールを入れられて跳ね返しても早いプレスをかけられて
想定とは違う展開で自分たちを出せなかった。
ハーフタイムにはとにかくファーストボールをつなごう、
プレッシャーを恐れることなくやろうと話し、後半は出せたと思う」

Q:ペドロジュニオール、デニスマルケスの2トップが機能しているように見えたが。
「今週は2トップの関係というところを、彼らだけでなく他のフォワードでもやった。
2トップの関係を持った上でボールを引き出そうということをやった。
機能したのは、彼らが2トップになった時間帯はオープンな展開になっていたから。
スペースがある中で前を向けると、能力を発揮するのだなと改めて思います」

Q:相手は日程などもあり疲労感があったか?
「間違いなくそれはあった。フィジカル面ではこちらに
アドバンテージがあると思っていました。前半0-0ならば間違いなく勝点3が取れる。
0-1からでもいけると思っていました。ハーフタイムにもそういう話はしましたし、
最後15分から20分のところで足が止まるということも想定していました」


オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)
Q:厳しい展開の中で、よく勝ち点1を取ったと思います。
それについての感想と、中盤でかなり押し込まれたんですけど、
それは相手の出足が鋭かったということでしょうか?
「まずは相手の長所を消し、短所を狙っていくということは、
我々がやっていることであって、中盤の攻防という部分を
言われるかもしれませんけれど、我々は連戦とそれにプラスして
相手からかけられる負担ということを考えれば、
また相手のホームということを考えれば、終盤におそらく押される展開になるということは
予想されてことでした。また、去年にくらべて大宮さんはチームが大きく変わっている
ということはわかっていることであって、
組織的な構成がかなり上がっているということがわかることです。
そういう部分で手強い相手だということは予想されたことでした。
あとは、我々がそれ(狙い)を継続して出来るかという部分になっていたと思いますし、
そういった意味ではうまく連戦の中での試合、
対戦した相手のかかった負担ということを考えると悪い内容ではないと思います」

Q:これで4試合、浦和レッズに負け、ガンバ大阪に引き分け、
ACL(北京国安)で負けて、今日が引き分け。最初のレッズに負けたのは、
内容的にはアントラーズが勝っていた。ガンバにも良い試合をしたし、
ACLでも立派なゲームをやったと思います。
でも、この試合の引き分けがいちばん悪かったように思います。
結果が内容に反映してきたようなイメージを監督はお持ちではないですか?
「単純に4試合の中で2分け2敗という形になっている、
数字上で見れば悪くなっていると言えるかもしれません。
ただ、やっぱり内容に関わってくる不確定要素を考えてもらわなくてはいけない
と思いますし、またレッズの試合を考えれば、
(その前の)水曜日に北京国安との厳しい試合をやって3日後に
レッズとの試合がありました。でもレッズはなぜか知らないけど、
偶然と言われるかもしれませんが、1週間の間があり我々との試合に臨めました。
ガンバとは同条件になって来ますけれど、
ガンバに対してあれだけの内容を見せたということを考えれば
悪いという評価ではないと思います。その後の北京国安との試合を考えると、
北京との試合は、試合ではなく戦いであったし、
画面を通じてどれだけ皆さんに通じたかわかりませんが、
ほんとうに戦争だったと思います。そのほかに、どこに泊まるという条件だったり、
食事の面だったり、移動ということだったり、
試合への準備というものはすごく大切なのものであって、
細かな要素がそこにあると思います。皆さんはただ、練習をやって試合をして、
とお考えかもしれませんが、そこに至るまでの細かな準備というものがいろいろとあって、
試合に影響してきます。特に試合の終盤にすごく影響することであって、
(我々には)そうした要素がありました。すぐに移動してきて大宮との試合であると。
大宮は1週間の間がありましたし、特に今シーズンにリーグ戦において素晴らしいサッカーを
見せていると思いますし、去年にくらべたら大きな変貌を見せているチームでもあり、
力をつけているチームではないかと思います。
前節、レッズとも、あのレッズのホームで、ダービーの雰囲気の中でも
0対0という試合をやったという内容を見てもらえば、
本当に強さや成長してきているチームだということがわかるのではないかと思います。
ただ、結果を見れば悪いと言われるかもしれませんが、
内容とその他の条件を盛り込んでの見方や目線をしっかりしていれば、
悪くない結果ではないかと思います。」

Q:試合のコメントをお願いします。
「まず選手たちを讃えたいと思います。こういった経験をできるということは
我々のメリットでもありますし、そういったことの素晴らしさを彼らが
一瞬一秒のなかでも感じ取って、実行に移しているのではないかと思います。
ほんとうにタフなことがある中で、彼らは素晴らしいパフォーマンスを
限られた状況の中でやっていると思います。国によってはリーグ戦を10日間省いて、
ACLという素晴らしい国際大会を優先させて準備をさせる国もあります。
で、また、ACLをやりながら3日後に厳しい相手をワザと・・・、
ワザとじゃないとは思いますが、(試合を)組んでいく構成能力という部分で、
どういう風に考えているのかな、と思います。そのヒントやノウハウを身につけたとき、
ボクがもしそういう立場であったら、本当のそして無敵の鹿島が
見せられるんじゃないかと思います。フェアな条件でやってくれれば、
我々はもっと素晴らしい魅力的なJリーグを見せることができるのではないかと思います。

最後に、我々が疲れていたのではなく、相手が疲れていない状態にあった
ということだけ言いたいと思います。ありがとうございます。」


小林大悟選手(大宮)
「最後のチャンスを決めなくてはいけなかった。
アントラーズ相手に引き分けることが出来て良かったとは誰も思っていない。
得点のチャンスがモノにできなかったことが反省です。
最後の時間帯のシュートでも抑えられるだけのスタミナと集中力がないといけないと思う。

(浦和戦とあわせて勝点4を失った感じ?)そうですね。
強いチームに引き分けても本当にだれも満足していない。
決めるべきところを決めて、勝点3が欲しかった。
後半相手の足が止まるのもわかっていてずっとゴールを狙うことができていた。
だからこそ勝ちたかった」

吉原宏太選手(大宮)
「相手の体力が後半落ちているのは感じていた。
僕らボールを持ったときのプレッシャーが前半はきつかった。
彼らは疲れもあって前半からロングボール主体で、
(省エネという)狙いを持ってやっていた。
相手ディフェンスのヘディングも強く前半は苦労したが、
徐々にプレスも甘くなってつなげるようになっていった。
昨年からメンバーが変わらないでも、違うサッカーが出来ていることに手ごたえは感じる。
自分たちがはつらつとできていることも感じる。
今は、自分が早く点を取らないといけないと思う。次節は古巣と対決?そ
れどころじゃない。今は自分が得点することだけです」

斉藤雅人選手(大宮)
「今日の前半なんかはもっと出来たと思う。
鹿島は去年は引いているところにミドルシュートを打ってきたが、
今日なんかはラインを上げている所のウラを狙ってきた。
そういうしたたかさはとても感じる。やっぱり試合巧者だと思う。
つなぐことで時間をつくって攻撃することが出来るようにはなっている。
でも、残り3分の1の崩しの所が課題。クロス、ラストパスの精度を上げて行きたいと思う」

藤本主税選手(大宮)
「怪我からの復帰戦だったが、ファンの方からの『おかえり』といった声援がありがたかったです。
もう少し早めに復帰したかった。チームの流れに乗り遅れたくなかったが、
とりあえずよかった。でも、勝ってもいないことは複雑で、残念ではあった。
今日はベンチで見ていて、鹿島が前半で勝負を決めにきているのかと思うくらい
プレス早くて、前半押されている感じがありました。
投入の際は監督から、得点のために入れると言われたので、
中盤つないでゴールに飛び込もうと思っていた。
鹿島が体力的に厳しくなると監督もいっていたし、
運動量で上回ればチャンスがあると思っていた。
押せ押せムードで、サポーターも後押ししてくれたのに決め切れなくて勝点2を失ったと
受け止めています。相手が強豪だろうが、
自分たちのサッカーどれだけできるかを続けたいので
毎試合勝利を目指してがんばりたいです。

(勝ちきれなかった?)そのとおりですね。いい試合したから満足でなく
勝ちきれなかったことを認めようと監督も話していました。
盛り上がってよかったでなく、その姿勢を貫いて、次は勝ちたいと思う。
決めるところを決めれば勝点3は獲れると思っている」

小林慶行選手(大宮)
「相手はチャンピオンチームだし難しいことは予想してました。
自分たちのサッカーをやらせてくれないと思ったけど、
やろうとすることにトライが大事。でも、厳しい場面出てくると思ってはいました。
いいところはいい形もできているし、試合を通してというより1点とってから
残り10〜15分は一方的なゲームになった。
ビッグチャンスはたくさんあって、見ている人にはその印象強いかもしれないけど、
自分たちのサッカーを突き詰めるには、前半相手のプレスが早い中で
どうして行くかをチーム全体で意思統一をして、打開策をぶつけるべくトレーニングしていきたい。
先制されてからも、それまではチャンスがなかったわけではなかったし、
一方的ではなかったのでポゼッションを高めてやっていけるというのを
前半から見せたかった。相手にはやっぱり良い選手もいるし、
意思統一もされてるし、簡単でない中で、自分たちで崩れちゃいけない。
『やろうとしてることをやり続けよう、そうしたらチャンスは必ずある』
とハーフタイムに言われて入りました。自分のゴールはたまたま居たところに、
ボールが来た。誰でも入ったと思う。でも、そのあとが大事だった。

鹿島に敬意はあるが(我々は)勝点2を失ったんではないかと思う。
僕等にとっては大きく、いつ残留争いに巻き込まれるかわからない。
相手が鹿島でも、危機感を持ってシーズンを戦うのであれば、
今日の試合は勝たなきゃいけなかった試合。
連戦に向けてとにかくコンディションを上げて、もっと自分たちのサッカーにトライしたい。
次はガンバだけど、挑戦者の気持ちを忘れず、自分たちのサッカーを出して、
日本全国のサッカーファンに『おもしろいね』って言われるように頑張っていきたいです」



小笠原満男選手(鹿島)
「見ててもの足りない部分もあるし、ミスもあるし、そこをカバーするのが遅かったり、
少しずつ悪い部分が出始めている。みんなが強い気持ちでやらなくちゃいけない。:
またすぐ2日後に試合があるのは、普通だと思う。
来年もそういう日程だろうし、その次もそうだと思う」

青木剛選手(鹿島)
Q:試合中、監督に呼ばれて指示を受けていたけれどあれはどういう指示だったのですか?
「相手のボランチのところがセカンドボールだったり、
インターセプトができそうだということを言われました。
そこを狙っていけという感じの指示を受けました。
後半も、相手の裏を狙って得点が入ったので、その形を」

田代有三選手(鹿島)
「チャンスはあったから決めるだけでした。ほんとに裏が空いていたから
慎三(興梠選手)とかスピードでボールをキープできていたし、中にもつめていた。
悪くはなかったと思うけど、後半の最期は相手のペースになってしまった。
それまでに2点目を入れるチャンスが何度もあったので、そこだと思います」

Q:相手のDFに対してギャップは作りやすかったですか?
「スペースはあったから、ポストで受ける部分は少なくなったけど、
逆に裏に行けばラインも下がってスペースも出来てたし、
チャンスは前半から多かったから…」

Q:前半にキーパーをかわしてシュートに行ったシーンがありましたけど、あれはファウルでは?
「あれは押されたんですけど、決めたかったから強引に行ったんですけど…。
まぁ、もうちょっとひねれていれば入ったとは思う。あそこもちゃんと決めたかったです。
1-1という結果は、ダメだと思います」

Q:すぐに試合がありますが、どのような部分を修正していきますか?
「少しずつずれているなという部分もありますし、守備からしっかりやって。
基本はそれだと思うので。それプラス、ボク自身、
三回くらいチャンスがあったのを決めきれなかったので、責任を感じています」


伊野波雅彦選手(鹿島)
「相手もかなり研究していると思う。中盤でつながせたら上手いというのはわかっているから、
かなりコンパクトにして、その中盤に入ったらかなりプレッシャーを
かけてくるようにしているんで、なかなか中盤で繋げない感じです。
まだ両サイドバックのからみが薄いというのもありますし。中盤を抑えられたときに、
どうやって打開していくのかを自分たちで考えていかないといけない」

Q:サイドバックの絡みに関してはちょっとずつ良くなっている感触はありますか?
「今日に関しては、なかなか前の選手がタメをつくることができなかったので、
カウンターの形で何度かもらうことはあったんですけど、守備に回ることの方が多かった」

興梠慎三選手(鹿島)
「全部、裏、裏だった気もするし、ポストプレーも思い返せば全然やっていない気もする。
試合中、やろう、やろうとは思っていたんですけど、中盤も前、前と急いでいた感じもします。
いま、思えば」

Q:裏というのは、チームとして狙いではあったのですか?
「CBの二人がそんなにスピードが速いわけでもなかったので、
その裏をつこうとはずっと思ってました。(得点は)相手のミスからですけど、
諦めずに最期まで走ったから良かったと思います。
もう一回チャンスが欲しいですね。怪我人は早く戻ってきて欲しいですけど、
ここ4試合、怪我人が多くてボクとか石神さんが入っていますけど、
そのなかでも勝っていけるようになると去年みたいに良いチームになりますし、
そこを課題にがんばっていきたいと思います」

Q:チームは疲れている感じがしますか?
「いや、そんなことないっす。疲れてはいないですけど、
フレッシュなボクたちががんばっていければそれが一番良い。
疲れてないと言ったらウソになるかもしれない。でも、ボクは疲れてないです。
怪我人がいるから弱いと言われたら、ボクらの立場がないんでもっとがんばります」


岩政大樹選手(鹿島)
Q:失点してしまいましたけど、全体として守備は合格点でしたでしょうか?
「失点するまでは良い対応をしてたと思いますし、失点する雰囲気もなかったんで。
失点してからはスペースを与えてしまったんですけど。
北京戦で失点したシーンを考えて、特別ラインを高くするつもりはなかったんですけど、
それよりも今日は全体の運動量をあげてプレスに行くという話をしていました。
そうすれば、自然とラインは高くなります。
前半は、最近の試合ではプレスに行けてなかったんで行こうとは話していました」

Q:最期の大宮の攻めについては?
「最後の部分で足を出したり、シュートコースを防いだりということで、
ムードとしては逆転されてしまう感じもあったんですけど、
相手のホームですし、うちは1週間空いてないゲームだったので
後半にみんなの運動量が落ちていた。引き分けでも勝点は拾ったんで、
最低限の結果は出したかなという感じですね」

Q:去年、開幕直後になかなか勝てない時期がありました。
それとくらべて内容などは、まだ前に向ける要素はありますか?
「勝ってたことよりも少し運動量というか、玉際だったり、走る量は落ちてきている。
それが疲れなのか意識なのかどっちなのかはわからないし、
その両方なのかもしれないけれど、もう少しボールを誰かが持っているときも
多くの人数をかけて動き出す人数が増えてこないと崩せない。
守備の時ももっと連動して競りに行ったり、単純にヘディングのセカンドボールも
ほとんど拾われていましたし、戦術とか、技術と言うよりも、
走る量や玉際をもう少しやっていかないといけないかなと、後ろから見ていて思いました」

Q:チームの連動性は、ちょっと狂いかけてるかなという印象はありますか?
「いえ、バランスは特に問題なくやっていたと思います。
特に失点するまでは、ほぼ危ないと思うシーンはなかったし、
ディフェンダーとして支配している感覚というか、
相手を自分たちの予想の範囲内に置いて守備をすることができていたと思います」

Q:ディフェンスラインと中盤の間にボールを入れられて
ミドルシュートというのが多かったと思うんですけど、それについては?
「うーん…。そうですね…。確かに、DFラインの前のスペースを使われているシーンは、
あるのは感じてますし、その修正を試みようとはしていますけど、
少し守備のやり方自体に問題があるところもあるんで、それを確認しないといけない。
ただ、正直、ワールドクラスの選手とやるわけではないので、
ある程度は、自分たちの裏をやられるよりは前をやられる方がいいという気持ちもあります。
前を使われ始めたからどうにかしなきゃという意識を持ちすぎると、
チームがバタバタしてしまうので、試合の中では、
相手に少しやられてしまうシーンがあっても、意識の中で問題なくそのシーンに対処すれば
守備は安定する。そういう意味では、
ばたつくような雰囲気を作らせないようにはできていたと思います」

Q:前半の途中で、ダニーロに強く要求していた場面があったと思いますが。
「強く要求したというのはありません。ただ、声があまり聞こえないので大きく言っただけです。
多少、大宮に関しては2トップが外国人にならない限り、彼らの狙いはサイド攻撃だと思うので、
どっちかというと中央を守るより、サイドにいてくれという話をしただけです。
次はホームなんで勝点3をとらないといけないと思います。
特に前半戦は、順位とかどうこうよりも勝点を拾っていくことをしないといけない。
特に今年の日程だと、相手に運動量で分がある試合が続いてしまうと思う。
そのなかでも勝点を拾っていかないといけないことを、
なんとかみんなでがんばっていかないといけない。
バックアップを含めてチームの底上げをしていかないといけないと思っています。」


しっかり追いついたと言うことで星4つ。


すでに9節が終わってしまいましたがこの3連戦で勝ち点3を取れたら出来すぎかなって
考えていたのですが…結果は5。
まさかと言ったらなんですがまさかの予想外です。
下手したら勝ち点0も覚悟してましたからね。

この3連戦を負けナシで乗り切ったことで更なる自信に繋がった
大宮のサッカーを次は5月3日のFC東京戦で確認してこようと思います。





























































































































































































































































































































































試合前のアルディー君歩くよりも楽みたいです。
上手く乗りこなすもんですなぁ…。


同点弾の1つ前。
レアンドロの折り返し。


勝ち点を失ったのは俺達だと言わんばかりの
ガックリ感…。
お疲れ様でした。


しっかりと頂いたコイツで参戦。
いい戦いが出来たので暫くはこれ着て行きます。
感謝。
見かけても…そっとしておいてくださいねw














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