
桜
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sweet
2010年02月28日 06:43 visibility234
去年4月4日、桜吹雪の日立台でみた大宮アルディージャ戦
自分のミスから失点。
でもその直後得たFKのチャンス、
マト選手がボールをセットし蹴ろうとしたそのとき、
スッと前に立ちはだかったのは
そのミスをしてしまった選手-
ミノル(レイソル)と石川くん(コンサドーレ)のレイソルU-15同期だった、塚本泰史くんでした。
私が泰史くんを初めて知ったのはそれよりも後の2007年・駒沢大学サッカー部4年生のとき。
その大学当時
「お姉ちゃんとは今でも一緒にお風呂に入ってるんですよー」とビックリ発言で笑わせてくれた泰史くん。
仲良し家族のなかで育った甘えん坊さんといった第一印象だったでしょうか。
翌2008年1月10日
駒沢陸上競技場で行われたインカレ準決勝
ア式蹴球部に敗れ、3位入賞の表彰式では人目を憚らず号泣していた泰史くん。
ア式蹴球部を応援していた私たちもその姿に貰い泣きしました。
それまではライバルだったけど
この1年間ア式蹴球部と大学サッカーで一緒に戦ってくれてありがとう!という感謝のキモチでいっぱいでした。
大宮に入ってからも、その人なつこさであっという間にチームに溶けこんでいた泰史くん
トミダイ大ファンの友人が土手(練習場)に立っていると
聞いてもいないのに
「トミさんなら寮行きましたよ〜♪」などと教えてくれたそうだ。
入団1年目はほとんど出場機会がなく、やっと2年目から右SBとしてのレギュラーを確立しつつあった矢先
昨日飛び込んできたあのニュースは
あの優しい泰史くんを思い浮かべると
可哀想で、ショックで、たまりませんでした。
サッカーはもう出来ない。命に関わる病気。
この二つの言葉だけで、サッカーに関わる誰もが、言葉に出来ない悔しさ・悲しさ・いたたまれなさを感じたと思います。
手術の成功をただ祈ることしか出来ません。
でも泰史くんには、みんながついている!って思います。
クラブや立場は違っても、サッカーを愛するひとたちの愛情が、ひとつになって泰史くんに注がれて
それが目には見えないパワーになって。
病気から泰史くんを守ることが出来る!って。
その前に、あの駒大の鬼コーチ(!?)の指導を4年間も受けた泰史くんが病気なんかに負けるわけありません。
私も、泰史くん自身の持つ強さを信じています。
思わぬアクシデントで失った1点
それを自らゴールの前に立ち
力強く、鮮やかにレイソルから奪い返していった泰史くん
そのときスタジアムが「揺れた」のを忘れられないサポーターが、たくさん彼を待っています☆
いま、自分がサッカーを楽しみ、
好きなチームの選手たちが元気にサッカーをしていること、
それをどんなに離れていても応援出来ること
それだけで、どんなにしあわせなことなのか教えてくれた気がします。
写真は、昨日近所の神社に咲いていた桜です。
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