YNC予選A組 最終節 湘南ベルマーレvsヴィッセル神戸@とうほう・みんなのスタジアム
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sweet
2016年06月06日 09:56 visibility415
お疲れ様でした!
昨日22時頃福島から帰宅しました。
福島、意外と近いんだな♪
昨日の試合、来てくれた相手が神戸さんで本当に良かったなと、この巡り合わせに感謝している湘南サポーターはきっと私だけではないと思います。
試合後、湘南サポーターが送ったヴィッセル神戸コール。
これに神戸サポーターさんが両手を振って応えてくれたと思ったら、
ベールマーレ!
そう湘南にコールを返してくれて。
さらにそのあと始まった両チームのサポーターから起こった「フクシマ」コール!!
神戸から遠い福島開催に賛同してくださっただけでなく、トモにこの日を大切にしてくれた神戸さん。
ありがとうございました。
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運営方式や、観客動員等、至らなかったことを挙げればもちろんいくつかもあるとは思うけども
(特に、Jリーグ本体からの日程発表の都合で、クラブからの福島開催の発表がやむを得ず年パス購入後になってしまい、これが結果として、年パス購入後のサポーターにとっては、遠いホーム開催では参加出来ないという不義理が生じてしまったのは、クラブも悔しかった点だと思う)
改善すべきことはあったにせよ、もっともっと大切な何かを、昨日の現場で得られたと思っています。
福島まで来てくださった神戸さん・神戸サポーターさん、
この試合を主にバックアップしてくださった三栄建築設計さん、大会の運営を湘南のスタッフといっしょに盛り上げてくださった福島ユナイテッドのスタッフさん、また、広場でのサッカーイベントを手伝ってくれた、鴨ちゃんをはじめとする福島ユナイテッドの選手
湘南ゴール裏にいっしょに混じってくれた福島ユナイテッドサポーターさん
そして福島の皆さん
湘南・神戸・福島
それぞれの大人が力と福島への愛情を持ち寄って出来た空間に
ゴール裏最前列の柵の前、バックスタンドやメインスタンドでお父さんやお母さんや家族と、この試合をたのしんでいた福島のこどもたちの姿。
それを見られただけでも、この試合が福島で開催されて良かったなと思いました。
ーーー
10時半に福島駅を出た始発のシャトルバスは補助席を使うほど満席でした。
シャトルバスがなんと無料!
ただ、このシャトルバス、4台しかなく、試合後は4台目のシャトルバスが出た後は、福島駅からバスが戻ってくるまで、約50分近くバスが来ないということで、
湘南サポーター&神戸サポーターさんが騒然となる出来事もありましたが(笑)
このハプニングを通じて、知らない神戸サポーターさんたちと、路線バスを検索し協力しあって、ナゼか盛り上がって仲良くなったなんていうたのしい思い出も。
神戸サポーターのその女性たち、仙台空港からの飛行機で帰る予定だったようですが
「間に合わなかったら飛行機あきらめて新幹線で帰る」っておっしゃっていて
そのワイルドさというか(笑)、臨機応変ぶりというか、
(あとそのお金を惜しまないリッチさというか)
かっこいいなー!と思ってしまいました。
結局私たち、路線バスで帰ることにして最後は
「次は神戸で!!」とお別れしたので、この夏ノエスタで再会出来るかな?というのが今からたのしみです。
(小平牛さんとお知り合いだったので、必ずまた彼女たちと再会を果たせそうな気がするのです♪)
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太陽のした、芝生の上にみんなで集まって、
予選突破争いというプレッシャーもないなか、
みんなが笑顔でたのしんでいて
しかもサッカーの試合までたのしめたという☆
(結果は0ー2で負けたし、初めてJ1の試合を観る福島の子供たちには、ちょっと渋い内容になってしまったかもしれないけど、それでもたのしみがあった試合だった。先制点を決めた神戸の中坂くんや湘南の神谷くん、末月くん、石原くんを見ながら、日本のサッカーの未来に思いを馳せた試合だった)
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福島の子供たちが、夢を叶えて、いつかプロサッカー選手になる、
そうした姿をみたときに、はじめて震災からの復興を感じられる、そのときまで支援を続けていきたいという湘南の眞壁会長の想いがつまった今日の福島開催
。
これまでは湘南に福島のこどもたちをご招待するだけだったけど、
今回はじめて湘南と神戸さんが福島に来て、福島で試合をしたということはたぶんとても大きな一歩。
4500人の観客のなかで、ひとりでも福島のこどもがこの日をたのしんでくれたなら、この福島開催は意味があったと私は思っています。
前座試合に出たサッカーチームのキッズたちかな?
試合前シャトルバスを降りてすれ違ったときに、湘南ユニや神戸ユニをきた私たち福島訪問者に
こどもたちの方から
「こんにちは♪」って挨拶してきてくれて
(あ!ウェルカムしてくれてるんだ!)って嬉しくなりました。
ーーー
また、この試合開催をバックアップしてくださった三栄建築設計の小池社長は福島出身で、高校まで福島で過ごされたそうですね。
自分がプロサッカーチームのユニフォームのスポンサーとなり、そのチームを故郷に呼び、その試合に故郷の子供を招待するなんて、これもまた大きな夢を叶えられたなと思いました。
とても浪漫があることですよね。
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「ここのほうがスピーカーの音がいい(笑)」
「ここのほうが平塚総合公園の待機列より場所が広い」
など
湘南サポーターからの評価も上々だった(笑)とうスタ開催。
「福島・とうスタで共にたたかう~♪」
これを歌うのが今回1回限りで終わってしまうのはなんだかちょっと勿体無いし、
福島開催が恒例化されていけばなと。
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福島駅に降り立ったとき、福島がもう震災から復興を遂げた場所、むしろ震災なんかなかった場所かのように思えました。
でも昨日湘南ベルマーレとヴィッセル神戸が試合をしたスタジアムのすぐ隣のグラウンドを見れば、
そこには汚染土を除汚した除汚土がグラウンドいっぱいに150センチ位の高さに積まれ、シートを被せて置かれていて
鍵がかけられたそのグラウンドには、出番のないふたつのサッカーポストが取り残されたまま。
たぶん、そこは
こどもたちがサッカーを楽しんでいたサブグラウンドだと思うんです。
震災は終わっていないんだと思いました。
福島にはこうした場所が他にもまだまだあるのに、
いつもメディアを通じてしか情報を得ていない私たちは、知らないでいることが多すぎると、帰りの新幹線のなか、福島のことを調べて痛感しました。
サッカー好きとして
この土が取り除かれてもういちどこのグラウンドが使われるときがくるのを、この目でみなくちゃいけないなと感じました。
福島原発のエネルギーを使っていたのは、福島の人たちだけじゃない、
取り残された問題を福島だけに背負わせていいはずがない、
現場にきてそう思いました。
では何が出来るか?
福島に行くことだと思いました。
今回、たくさんの湘南サポーター、神戸サポーターさんが福島に滞在し、旅館のおかみさんとの交流であったり、
おまんじゅうやさんの訪問であったり、
なかにはUFOが見られると山を登っていったら、UFO(遊歩)道だったなんて、試合前にヘトヘトになってスタジアムに到着した秦さん&山本さんなどもいましたが(笑)
(名物が円盤餃子であったり、よくUFOが目撃される場所であるらしい・笑。福島県)
こうして福島に行くことが大切だなと思いました。
サッカーのサポーターというものは、好きなチームの試合があればその街に行く人種で
その人数規模は
多いところであれば万単位
経済効果はもとより、それだけの人間がその土地を訪れて、それだけの人間がその土地にいけば、それだけの目で見えてくること、それだけの耳で聞こえてくることがたくさん出て来ると思うのです。
まずは、J3の福島ユナイテッドがそうした人を集める場所になればいいなと思いますが、
Jリーグが
積極的に他のサッカーイベントで福島開催を企画したり推奨(福島開催には補助金が出るなど)したり出来たらなと思いました。
写真は次回に。
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