柏レイソルvs湘南ベルマーレ@日立柏サッカー場 フォトレポ最終編

  • sweet
    2016年07月01日 12:42 visibility489

明日はセカンドステージ開幕!!

中断期間があって、夏季キャンプもあってセカンドステージを迎えていた当時とはまったく違って、

ファーストステージ最終節の翌週から瞬く間に開幕してしまうセカンドステージって、何だか変な感じ。


でも気分的には、
ノンストップで続いていくワンシーズンよりも、
ここから折り返し地点に入りますよという「節目」を感じられるのと、


気分的には「息つぎ」が出来るというか、ギアを入れ直すことが出来るのは確か。


節目といえば、
明後日は、ロアッソ熊本さんが震災後初めてうまスタで試合を開催!


ロアッソ熊本さんにとって待ちに待っていたと思う、「リスタート」の一歩を、チームへの募金振込やメッセージ等

気持ちを何らかのカタチに代えて祝福出来れば。



ーーー
柏戦


柏ボールでキックオフした前半は、J2の試合かと思うほど、いや最近のJ2の試合スピードよりハイテンポ。

柏の選手の体力が持つのか、対戦相手ながら湘南サポーターが心配したほど。


右サイドに張り出した伊東選手を攻撃の起点に、試合の主導権を握り続けた柏。


セカンドボールに対する嗅覚と反応が素晴らしかった柏に対し、なかなか自分たちのリズムが掴めず湘南は苦戦。


ただ、最後の部分での攻撃のパターンがちょっとだけ見えてきた(ような気がした)だけに、


いいプレッシャーがかけられていたし、
柏の最後のフィニッシュの精度にも助けられたりと、

意外と落ち着いて見ていられた前半。


スコアレスドローで後半に。


ーーー


湘南の選手たち、出てくるのが遅かったけど、ドレッシングルームではどんな会話がされていたのかな?


湘南まだ?と聞いてきた(?)柏の選手に、待ってて!とこのあとジェスチャーで答えていた家本主審


お待たせしました


後半キックオフ!


後半10分、
武富選手に代えて田中選手を送り込んでいた柏に続いて

湘南も交代の準備。



アーリアをジャスール☆



端戸選手との交代



後半26分、
菊池選手が左サイドをドリブルで仕掛けると、茨田選手が必死のブロック

しかしこれは明らかなファウルで、イエローカード


このファウルでFKを得た湘南は、下田選手のボールにバイア選手が頭で合わせ、相手DFがこぼしたところをアーリア選手が巧みな太ももトラップ&シュート!!



決まったぁ!!!



歓喜にわき、
日立柏サッカー場の嵐の広告看板の前でハイタッチの嵐となったサポーター


そんなゴール裏を指さし、走り、笑いながら
アーリア選手が向かったのは


先日、初めての赤ちゃんが生まれた石川選手のところ♪

そして


ゆりかごダンス


石川選手赤ちゃん誕生おめでとう♪

あの可愛らしいおばあちゃんに曾孫が出来たことになるのネ!



チョウさんもアーリアゴールに大興奮(笑)


このあと
岡本選手が傷み、



後半30分、


岡本選手に代わって坪井選手


ーーー
リードされていた柏は後半31分に


茨田選手→湯澤聖人選手

するとここからは湯澤選手が攻撃の起点に。


ーーー
ピッチとの距離が近いスタジアムでは、ベンチの慌ただしさまでが視界に入り



湘南ベンチはなんだか、指示ボードで混乱していた模様


その様子は
正座して洗濯物を畳んでいる(実際はボードを探していた)母(エジソンさん)に

「靴下!!」
「Tシャツ!!」と急き立てている子供(コーチ陣)といった感じ。


あぁやっぱりサッカー観るのは現地がたのしい。



そんなこんなしていると
後半38分にはディエゴオリベイラ選手に代わって太田徹郎選手が投入されて
こんなラインナップに





後半46分


出ます!

島村選手の登場には、ベンチに退いていた武富選手もちょっと笑ってしまう。

大槻選手と代わって島村選手



アディショナルタイムは5分。

アウェイで1点リードの湘南。

普通なら、このまま全員でひきまくってその1点を守るというのが勝利を掴むためのセオリー。


・・・


ーーー
もう1点取りに、最後までゴールを奪いに行くことを選んだ湘南。

いつもの通り。

しかしこの前がかりになっていたところで
湘南のミスを突いたのは中川選手。


奪ったら、手数を掛けずに迷わず、前へ。



ゴール目掛けてぐんぐんかけ上がっていった中川選手

湘南のDNAが刻まれた黄緑の血を騒がせてしまったのは、たぶんこうして最後まで引かずに戦っていたかつてのチームメイト・湘南の選手たちの姿ではなかったかと。


中川選手が左サイドの輪湖選手にボールを繋ぐと、輪湖選手はGKの位置をしっかりと見て左足一閃!


村山選手は、湘南の選手がちょうどブラインドになって、輪湖選手のシュートモーションが見えなかったのかも。


1ー1の同点に。


そして試合終了。


やりきった両チームの選手たちの姿。



静まり返ったスタジアムには湘南サポーターからの拍手と
迷子を告げるアナウンス




ーーー
土壇場での被弾、土壇場でこぼれ落ちていった勝ち点2。


ファーストステージ何度も味わった苦汁を
最終節でも浴びることになってしまった湘南。


試合の終わらせ方をどうするのか?
引いて守って、時間を稼いで、勝ち点をひとつでも積み重ねることが大事なのではないか?

というのが真っ当なサッカーファンの意見。



ところが
チョウさんは
最後まで人数をかけて(ゴールを奪いに行った)選手たちのディシィジョンをリスペクト。

そうした戦いをした上で2ー0、3ー0で勝てるようなチームにしていきたいと。

ーーー
私も、そうして勝てるようになっていく湘南を見たい。


もちろん、
2013年のように、いいサッカーはしたけど、でも勝てなくて降格してしまったということは絶対に避けなければならないし、学ぶべきところは学んで修正を加えていってほしいけども、


試合が終わったときに
勝っても、分けても、たとえ負けても

今日も湘南のサッカーが観られて良かった!!!と心から思えるこの爽快感と充実感は何より湘南サッカーの生命線。
この姿勢は貫き続けていってほしいから。


この試合の後も、湘南応援席には悔しさと入り交じった爽やかな空気と笑顔。


ーーー


さらに上のステージ、「ACL出場」を本気で目指している柏サポーター

試合後の柏サポーターの厳しい声は、本気でそれを目指していればこそ。


でもこの日の柏がそれを目指すなら、この試合に分けた湘南もそこを目指したい。


ーーー
試合後は、柏で
市川夫妻と秦さん&山本さんとゴハン♪

勝利のダンスは踊れなかったけど、泊まりにしたおかげで、久しぶりにみんなとゆっくりできた☆

明日はまたBMWスタジアムから試合終了とほぼ同時にトンボ帰り。


勝利のダンスに後ろ髪を引かれながら帰宅したい(笑)

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