天皇杯3回戦・清水エスパルスv sツエーゲン金沢@アイスタ
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sweet
2013年10月15日 05:30 visibility1022
素晴らしい一戦でした!!
JFLのツエーゲン金沢が
二つ上のカテゴリーに所属するJ1チーム・清水エスパルスに挑んだ試合
ツエーゲン金沢のそのあきらめない姿勢とチャレンジ精神に感動したし
それが試合のなかで2回も奇跡を呼び起こしたこと
そのときの興奮はまだ忘れられません。
それに対して
清水エスパルスもプロとしてきっちりと勝利を掴んで試合をクローズさせたことも
この試合をとても爽やかなものにしてくれたと私は思います。
試合前・試合後の清水・金沢両チームのあたたかい交流もまた
さらにこの試合の感動を深めてくれました。
☆☆☆
三連休最終日
15時キックオフだった天皇杯3回戦・清水vs金沢
アップを始める金沢の選手がまずエスパルスサポーターに挨拶に行くところから始まりました。
☆☆☆
試合前は
一時期金沢にいた宮澤ミッシェルさんがこの試合中継の解説者ということで
金沢サポーターから
「宮澤~ミッシェル!!」コールが起きて
それに対して解説席の宮澤ミッシェルさんが席を立って両手で手を振り返すなど
すごく穏やかな時間が流れていましたね(笑)
☆☆☆
金沢から来られたサポーターさんはバス3台も含めて200人以上だったと思います。
ゴール裏だけではなく
メインスタンドにも選手の家族や友人を中心にたくさんの金沢サイドの方々が駆けつけていらっしゃいました。
ダテさまは高校から静岡にいたし
金沢の監督や昨年まで浜松大で大活躍していた大石明日希くんは静岡出身
湘南の大槻周平選手のお兄さん・大槻優平選手も大学で静岡にいたということで
昨日は彼らの仲間も金沢側にたくさん応援に集まってくれていて
なんだかHOMEのような雰囲気も♪
☆☆☆
試合序盤は
JFL金沢の巧みなパスワークに
J1清水が翻弄されてしまうというまさかの展開でした。
前半20分頃に
阿渡選手のGOALで金沢が先制!
まぐれなどではなく
清水サイドからしてみれば決められるべくして決められてしまった失点だったはず。
清水の先発で
J1の選手らしい技量をみせていたのは
浩太・大前くん・ 河井くん・八反田くん位だったのではないかと思います。
しかしその四人をもってしても個人技だけではなかなか金沢のゴールを襲うことが出来ませんでした。
ボールホルダーに対する徹底した1vs1の守備と
そのあとの見事なカバーリング
徹底した守備から前線に仕掛けるスイッチの切り換えの速さ
あらゆるポイントにおいて金沢のサッカーに魅了されました。
「チャレンジする」ということ
「やりきる」ということが
こんなに素晴らしいことだということを金沢の選手がその姿勢を持って見る側に教えてくれた試合だったと言っていいと思います。
前半20分に先制されてやっとエスパルスに火がついたのと
キックオフからハイペースに進めてきた金沢が前半35分頃からすこし運動量が落ちていたのとが相まって
前半終了間際に大前くんが同点弾を決めて1-1で後半に。
☆☆☆
後半
グリーン・デイのバスケットケースの替え歌チャントでキックオフした金沢
以前は
(昨年夏に藤枝に試合にきていた頃)
80年代アイドルの曲がチャントの主流だった金沢さんですが(笑)
昨日金沢のチャントをいっしょに色々歌ってみて
80年代後半~90年代に音楽をこよなく愛した方たちがサポーターの中心にいるんだな♪と思わされるようなチャントが多かったです。
Jのサポーターは40代のサポーターが多いと言いますが
JFLもまた似たような感じなのでしょうね。
昨日参加してみて分かったのは
サポーター全員が仲良し&知り合いという感じで
ハーフタイムに飴の差し入れが回ってきたりしました!!
私もいただいてしまいました(笑)
↑ご馳走さまでした☆
☆☆☆
後半キックオフ!!
後半15分頃にエスパルスは
八反田くん→高木俊幸くん
たいちゃん(村松)→ホンタク
2枚同時替え
高木俊幸くんとホンタクをベンチから引っ張り出したということは
金沢がそれだけのサッカーをしていたってことをエスパルスが証明してくれたことだと思いました。
ホンタク→高木俊幸くんラインなど
観ていてやっと
おぉ♪これがJ1だね。やっと来たね。と思わされました。
二人が入ったことで
個だけで打開しようとしてぶつ切りだったエスパルスのサッカーに流れも生まれました。
☆☆☆
後半45分
高木俊幸くんがGOAL!!
試合はこのまま終了になるかと思いきや
ギリギリまで粘る・諦めない金沢サッカーは
先制点につづきここでこの日2度目の奇跡!
後半45分+1分
佐藤和弘選手が同点GOALを叩きこんだのでした!!
このときの金沢のサポーター席の興奮
ほんとヤバかったです(笑)♪
ツエーゲン、まじ
ツエーゲン!!!
もちろん私も大興奮!!
☆☆☆
でも
アディショナルタイム4分あったうちの
4分59秒くらいだったでしょうか。
高木俊幸くんが決勝GOAL
高木俊幸くんのGOALとほぼ同時に廣瀬主審の笛が鳴りタイムアップ
エスパルスを相手にここまでやれた感動と
勝ちたかった悔しさがあいまって
涙を浮かべる金沢サポーターさんがたくさんいました。
そんな金沢サポーターを包み込んでくれたのは
スタジアムじゅうのエスパルスサポーターが真っ先に送ってくれた「ツエーゲン金沢」コールでした。
☆☆☆
試合序盤こそ
情けないサッカーをしてしまったかもしれないエスパルスでしたが
90分以内できちんと決着をつけたこと含めて
自分のチームの選手たちにコールが起きてもおかしくなかったと思います。
☆☆☆
それでもエスパルスサポーターがいちばんに
ツエーゲン金沢のコールをしてくれたことは
忘れられません。
試合前アップのときと同じように
また金沢の選手がエスパルスサポーターのもとへ御礼の挨拶に行きました。
こんな風に
相手チームのサポーターのもとへ挨拶に行くなんて
Jではほとんど無いですよね。
JFLでは今でも・普段から
敵地で試合をするときにはこうして挨拶をしているチームがあって
とっても素敵な光景だなって
ずっと続いていってほしいなって思います。
☆☆☆
ヒーローインタビューにこたえた高木俊幸くんも
まずいちばん最初に「いいチームとサッカーできていいサッカーが出来た」と答えてくれていましたね。
「タイトルを目指す」と話した高木くんに
金沢サポーター席から
「優勝しろよー!!」というエールも送られていました(o^-^o)
☆☆☆
金沢の選手がメインに挨拶にきたとき
まだ高木くんのインタビューが続いているなかでも
スタンディングオベーションで金沢の選手に惜しみない拍手をおくってくれていたエスパルスサポーターをみて
またさらに感動しました。
☆☆☆
エスパルスサポーターとしては手放しで喜べる試合ではなかったと思いますが
サッカーファンとしては最高なゲームに立ち会えたのではないでしょうか。
大のサッカー好きが多い清水の人たちにとって
素晴らしい一戦を見せてくれた金沢の選手たちに
感謝の気持ちを示さずにはいられなかった
それがあの惜しみない拍手に繋がっていたのだと思います。
最後の最後に
もういちど
金沢サポーターからエスパルスコールがおきて
エスパルスサポーターからも金沢コールの御返しがあって
この戦いが終わりました。
☆☆☆
両チームともにお疲れ様でした。
しんママさん&みーちゃん富山から遙々静岡までお越しいただきありがとうございました。
お会いできて嬉しかったです。
(カターレ富山の白海老おせんべいありがとうございました♪)
近いうちにまたゆっくりお会いしましょうね。
レポはあとこちらに写真を貼って終了したいと思います。
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