新潟vs湘南@ビッグスワン/栃木SC勝利

スタジアムでも帰り道でも全然平気だったのに
(ずっとYOUさんとYOUさんの彼氏さんがいてくれたからだ☆)


新幹線乗って一人になってからボロ泣きしてしまいました。


なんだかわからないけど涙が止まりませんでした。


試合で感動しても負けてもこの５年間くらい泣いたことなかったのに。


前の席もふたりベルサポさんで


新潟駅を出てすぐの夕陽を窓側の女のコが寂しげにデジカメで撮ってました。



2008年栃木の応援しに行ってブラウブリッツ秋田に負けて


あのときの仁賀保(秋田)からの帰り道の自分の姿にそっくり重なりました。


あのときも今とおんなじように思いっきり辛かったな。



とか書いてたら

ベルサポの女のコはさっさとDSでゲームしてました(笑)

切り替え早いな(笑)!!!


私もいつまでも泣いてる場合じゃない。うん
切り替えよう。


試合はPK取られて
またPK取られて
さらに普通にGOAL決められて3-0
川又選手ハットトリック。

三点目のダメ押しGOALを決められたときは完敗かと思いました。

新潟は湘南のHOMEで戦ったときより俄然強かったです!!


家本さんの笛に今日はすこしあれ？と思う部分はあったけども

それを差し引いても
HOME新潟のサッカー
今日は見せつけられました。


川又選手はともかく
圧倒的な個がいるわけじゃなくて
球際でほんと皆で一生懸命勝負する素晴らしいチームでした。


個人的には背番号24の川口尚紀くんの地味だけど堅実なプレーに唸らされました。


湘南も全員が一生懸命やる同じようなチームで

同じような新潟を相手に
今日はもうこのまま
打開する術もなく完敗もあるのかと思ったりしました。


応援席の上のほうからも
家本主審に対する批難の声がたくさんあがって

ややもすれば殺伐とした応援席になりかねなかったけども


そんななか
応援の中心(コア)がどこまでもフェアに自分たちの戦いをする応援をしてくれていたことも記しておきたいと思います。


やがて
そのコアの応援に合わせて

通路より上段にいた湘南サポーターさんたちの手拍子が聞こえてきました。


サポーターの応援が響くのはなにもピッチにいる選手だけじゃないんだなと思いました。


私は通路より前の段で跳ねて応援していたけど

通路より後ろの席のサポーターさんたちが自然発生的に皆で手拍子をしてくれたとき


なんか励まされるような・私のなかにもすごいパワーがわいてきました。





そして



決めてくれた!!


永木キャプテン!!




今日は
これまでずっと応援してきた栃木の試合を休んででも

どうしてもどうしても湘南の応援をしたくて
自分で納得ずくで来たけども

どこかに後ろめたい気持ちがありました。

だから何も出来ないで帰るのは絶対にイヤで。
なのに3-0のビハインド。



そんななか
キャプテンが一点返してくれたとき


たまらない気持ちになりました。
(＞_＜。)

そして
畳み掛けるように猛攻を続けた湘南のプレーが相手のオウンGOALを誘発し

3-2の一点差に。


あの時間帯からの湘南は言葉ではいい表せないものすごい一体感に包まれました。

2007年柏サポーターだったときを最後に
Jの舞台では私がずっとずっと現場で味わうことが出来なかったサポーターの「壮絶な一体感」


ずっと求めてきたそれを
今日
湘南ベルマーレが
湘南ベルマーレのサポーターさんたちが
私の目の前でみせてくれました。


今日ここを選んで本当によかったって思うことができました。


湘南で勝利を待っていてくれた仲間

今日試合には出場することが出来ず
湘南に残って練習していた選手に



勝ち点を持って帰ることが出来なかったこと


それだけは本当に心残り。ごめんなさい…
(;_;)


でも残りあと4試合
今日のラストみたいな戦いをしていくことが

そこにみなで挑むことそのものが
このチームにとっていちばん大切なことなんかじゃないかなって思ってます。


よくよく見てみれば
サポーターのほうがよっぽど百戦錬磨で

選手はちょっと前に生まれたばかりのような選手たちが(それは言い過ぎかもだけど平均年齢が23歳かそこらなのは確か・笑)

いま苦しみながら試合をしていて
まさに経験積んでますって状態で

しかもそれが
日本最高峰のJ1で毎試合チャレンジしているってことがとても大きいと思っています。


今は脆さもあるかもしれないけど

でもそれは裏を返せば

このメンバーであと何年も継続して戦っていくこの「つづき」をずっと見ることができるということにも繋がっているのかなと思います。


ある大学サッカーチームが１年のときは同好会のようなボロボロなチームだったけど

3年後に日本一に輝いたという場面に立ち会ったことがありました。


スズシューや兵藤や島村くんたちの世代のア式蹴球部ですね(笑)


１年のときは２部にさえ入れず都リーグ

それが
４年のときにまさかの大学日本一


湘南をそこに重ねるわけではありませんが


このチームがこのまま地道に成長していく過程をここからしばらく

ずっと見ていけたらいいなと

そして今はこの過程をみていくのが
ただのひとりのサッカーファンとしてとても楽しみです。


今日は最後に

大好きなサッカーで苦しいことしかなかったとき

そしてまた最近の辛い出来事のなかで救ってくれた湘南の選手たち＆サポーターさんたちに対してこの歌を届けられたらと思います。



☆☆☆
急な通り雨
募る苛立ち心に掃き溜め
あれからいくつの季節を越え
でもまだ聞こえてくる故郷の声

格好つけて飛び出した
別れ惜しむ人達裏切った結果になった

こんなボロボロな夢
一人じゃどうしようもなかった

そんな時に出会った人々
きっと人はそんなに強くない

だから


嫉妬やエゴに飲まれてしまいそうになるよ

でもそんな僕を優しく抱きしめた
悲しくて泣いた

自分の弱さがそのとき理解った

でも夢叶った
少しそんな気になった



そして僕はHOMEができた

まるでマイホームみたいなでかい支えが


明快に見えた 世界変わった
息をするのが楽になった

１秒１秒成長してくみんな
だから出会えてよかった

こうなれてよかった

だから僕は何もかも話した
心安らげる場所 誰にでも一つはある筈だよ

僕は同じ日々生きた仲間たちや
隣にいてくれた恋人や

それを失ってでも かなえたい夢

それも失って でも また思いださせてくれた


新しい僕のHOMEがここにある



『HOME』by清水翔太


栃木勝利おめでとう!!
J1の戦いは厳しいけど
でもやっぱりすごく面白い!!



やっぱりJ1で戦いたい。可能性があるかぎり


栃木が上がったところで選手はたくさん入れ替わるだろうと思っていたりしたし

なんの継続もなければ価値もないと思ったときが正直あったけど(ごめんなさい)


もしメンバーがたくさん替わって負けばかりだとしても
そこでの経験は絶対に糧になると思えるようになれたから。


湘南も栃木も最後までやり抜こうＪ!!

ともに
おつかれさまでした。