★データ★日本一早い2008セリーグ優勝球団予報!

  • 隊長53
    2007年10月21日 16:50 visibility295

読売・中日・阪神・横浜・広島・東京ヤクルトファンの皆様!
恒例となりました(と言っても今年で2回目ですが・・・)
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日本一早いセリーグ優勝球団予報!!!
2008年の優勝球団を早くも占ってみたいと思います。


各球団の戦力や状態を分析し、
優勝球団を推測する「予想」ではありません。
優勝球団「予報」です。
お天気の降水確率のようなものと思って下さい。
では、明日の雨の降る確率は、いや、
来年の優勝球団確率は次の通りです。
(優勝=セ・レギュラーシーズン1位)


【2008年優勝確率】
2007年1位・読売:10%
2007年2位・中日:45%
2007年3位・阪神:15%
2007年4位・横浜:30%
2007年5位・広島: 0%
2007年6位・東京: 0%


98〜07年までの20年間のデータから
前年の順位が及ぼす当該年度の優勝確率を集計すると、
上記のような結果になります。
昨年のデータ(97〜06年まで)から、
2位が5%ダウン、4位が5%アップしていますが、
2位か4位の球団の優勝確率が高い
という傾向に変わりはありません。
では、各順位別データ分析です。


(1)【5位・6位編 〜巻き返し不可能領域〜】

5、6位の球団が翌年優勝する確率は、0%です。
当たり前と言えば、当たり前のデータですが、
5位、6位の球団が翌年いきなり巻き返して
優勝するということはありえないということです。

★2008年★
 広島さん、東京ヤクルトさん、
 再来年の優勝目指してがんばって下さい。


(2)【3位・4位編 〜油断と適度な負け越し〜】

3位と4位、普通に比べたら3位の方が、
次年度の優勝確率は高そうですが、
結果は逆になっています。


3位は、Aクラスということで
(特に今年度からはクライマックスS出場権を獲得となるのでなおさら)
一応の目的を果たしたとなります。
「選手はよくがんばった」「監督も辞めさせにくい」
となります。
すると、
3位=Aクラス入り=安心=油断
という図式が成り立ってしまい、、
3位球団の翌年優勝確率が低くなるものと思われます。
3位は、「油断」がキーワードです。

さらに近10年に絞ると
3位球団の翌年優勝確率は0%まで落ちてしまいます。

★2008年★
 阪神・・・監督の交代もなく、
 来年の優勝の可能性は低そうです・・・


一方、4位球団は、
Bクラスというレッテルを貼られてしまうため
(特に今年度からはクライマックスS出場権を獲得できなかっ
たという挫折から)
その悔しさをバネに巻き返しに図るものと推測されます。

4位の場合、優勝例は6例ありますが、
そのうち5例に共通するのが、

適度な負け越し(一桁の借金)

という条件です。
勝ち越すと3位Aクラス入りと同様に油断してしまう為NGです。
また逆に、あまりにも負け越すようなチームは
実力的に厳しく巻き返しは難しいです。
今年の巨人(昨年二桁以上の借金)は例外と考えていいでしょう。
さらに、もう一つ条件を付け加えると、

その前の順位が4位以上であること(5位、6位でないこと)

です。
万年Bクラスのようなチームの
巻き返しはかなり厳しいものがあります。
例外は、
6位→4位→1位(03年星野)
5位→4位→1位(07年原)
のパターンのみで、
ご存知星野監督の血の改革か、
原の復帰(&影の参謀伊原の招聘)という
劇薬使用時しか巻き返しはありません。

★2008年★
 横浜の場合、適度な負け越し(借金1)の条件はクリアしましたが、
 前々年の順位が6位というのが気になりますね。
 ただ4位の場合、近10年に絞ると40%まで確率がアップしますので、
 来年の横浜はダークホースとして面白い存在になりそうです。 



(3)【1位編 〜連覇の厳しさ〜】

毎年優勝球団が変わる実力伯仲のセ・リーグ。
優勝球団にとっては、
連覇を許さない他球団が大きな壁となっています。
さらに近10年に絞ると優勝確率は0%。


優勝球団が連覇を逃す要因としては、
・優勝(日本一)後の過度なマスコミ露出(疲労・油断)
・連覇のプレッシャー
・優勝が故に、それ以上の補強が難しい点
 逆に他球団は補強に力を注ぐ点
・疲労、故障者
・他球団からのマーク
などが考えられます。
これらの課題を一つ一つクリアしないと連覇は難しいのです。

★2008年★
 読売。5位→4位→1位だけに反動も出るでしょう。
 来年の優勝の可能性は低そうです。


(4)【2位編 〜連覇阻止〜】

毎年優勝球団が変わる実力伯仲のセ・リーグ。
連覇を狙う優勝球団vs連覇を許さない他球団
という図式。
もちろん他球団の筆頭にいるのが2位球団です。
実力的にも最も優勝を狙えるのが前年2位球団です。

近10年に絞ると60%。

さらに、
2位の年の相手球団、つまり優勝した球団の成績が、
1位の平均勝率.600を上回っている場合は、
さらに優勝確率が高くなるというデータもあります。
(今年場合、読売の勝率が.559なので、
 このデータは中日を後押ししてくれませんね)

★2008年★
 中日。一番優勝の可能性が高いです。


さて、このように、2008年は、
再び中日が優勝をかっさらっていきそうな雰囲気ですが、
ダークホースの横浜がどこまで健闘するか?
といったところが注目の的です。
読売の連覇も阪神の優勝も厳しいものがあります。
阪神としては、
来年1年がガマンして4位に甘んじることで、
監督交代&4位優勝確率30%に期待でもしましょうか?!
(もちろん2位→1位でもいいですが、・・・)


以上、日本一早い2008セリーグ優勝球団予報でした。


尚、このデータはセ・リーグにしか該当しません。
パ・リーグの場合、西武黄金時代が長かったことや、
南海(初期ダイエー)、ロッテ、日本ハムなど
長期低迷していた球団が多く存在し、
実力差がはっきりしていました。
その為、一部の上位球団に優勝が偏り、
連覇が多く発生しています。
近年は実力伯仲の戦国模様ですが、
もう少し戦国時代が続いて、
セリーグと同じような傾向にならないと
データとしては採用し辛いものがあります。


一方、セ・リーグは、巨人V9後の戦国リーグが、
90年代のヤクルト台頭でさらに混戦となり、
どの球団が優勝してもおかしくないリーグに仕上がりました。
連覇は非常に難しく、3連覇などあり得ない状況です。
実力伯仲の(毎年優勝球団が変わる)リーグとなったので、
データとしても分かり易い傾向が出ています。


ではでは、また来年お会いしましょう。


あ?
でも、もちろん2008年も優勝を信じて応援しますよ!


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