J3☆福島ユナイテッドvs町田ゼルビア@BMWスタジアム☆フォトレポ

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    2015年06月23日 08:53 visibility854

2012年冬、地域決勝大会@長崎かきどまり

そこで、福島ユナイテッドのJFL昇格に立ち会いました!
http://labola.jp/diary/21689408

(もちろん、郡山西部サッカー場で開催された一次ラウンドにも行ったよん♪)

http://labola.jp/diary/21606071

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地域決勝大会は、

全国の地域リーグに所属するチームが、それより上のカテゴリーを目指す上で、必ずそこを勝ち抜かなければ上には行けない登竜門で

2012年冬、その大会でJFL昇格を決めた福島ユナイテッドは、

翌年の2013年、湘南ベルマーレと業務提携、

さらに、2014年からはJ3に参入。

今年、J3で2年目のシーズンを迎えているチーム。

2013年から、たくさんの選手・スタッフが湘南ベルマーレと福島ユナイテッドを往来中です。

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湘南ベルマーレと業務提携を結んでいることもあって、今回、湘南ベルマーレのホームスタジアムで、公式戦が開催されることになりました!


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「2daysだJ!」という企画で、土曜は湘南ベルマーレの新潟戦を、日曜は福島ユナイテッドの町田戦をBMWスタジアムで楽しもうということで

両ホームタウンのお土産をもれなく貰える引き換え券が付き、さらに特産物が当たる抽選にも参加できるという試合のセットチケットも販売されました。

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湘南ベルマーレvsアルビレックス新潟の試合が行われた翌日、福島ユナイテッドフラッグに彩られたBMWスタジアム


13時の開門の頃、雨が本降りに。

入り口では選手の幟がお出迎え。選手に混じって、サポーターさんの全身フルカラーの幟も飾られていて驚きましたよ!

マッチデープログラムの表紙は、元湘南ベルマーレの村岡拓哉選手

GK練習開始。
内藤選手と植村選手が仲良く肩を組んで挨拶に現れました!


湘南ベルマーレスタッフの岩清水さんの先導で、選手とのハイタッチを終えて、ピッチサイドを見学する福島サポーターさん。

そう、この日もスタジアムナビゲーターのロンドさんや、湘南ベルマーレ事業部のスタッフさんが総出で試合運営をサポート!!

そして↑のサポーターさんたちのなかには、栃木サポーター時代から、鴨志田選手の大ファンだったサッカー少年・大翔くんとそのお母さんの姿。
鴨ちゃんが栃木SCと契約満了になったとき、
「もう栃木SCの試合には行かない!!」と泣いた幼稚園児だった大翔くんに、

「じゃあ僕と一緒に栃木SCを応援しよう」と言ってくれて、大翔くんが栃木SCを嫌いにならないようにしてくれた鴨ちゃん。


鴨ちゃんと大翔くんの
熱い付き合いは何年目に入るのでしょうか。

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栗原体制が始まったばかりのときは、まだチーム戦術もなかなか定まらず、選手のポジションも流動的だったものの、今季はかなりカタチになってきて、栗原さんのサッカーに手応えを感じるというお話しをお母さんがしてくださいました。


さらに、お母さんは、時々栃木の試合に行っているそうで、

湘南ベルマーレから戻ってきたボリくんの走力に驚かされたそうです。

最近はちょっとそれが見られなくなって、また湘南ベルマーレでトレーニングしてもらったほうがいいかもしれない、

他の栃木の選手たちも、チョウキジェさんに鍛えてもらいたいと言ってくださって、お世辞だとしてもとっても嬉しかったです。

とにかく昨年の藤枝ぶりにお二人に再会出来て、
しあわせでした♪

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ボールパーソンは平塚の神田中学サッカー部が担当してくれて、

ピッチサイドからピッチに挨拶に走るときに、片方の集団がちがう方向に走ってしまうというアクシデントが。

しかし、スタジアムDJさんが
「人生は回り道ですからね(笑)」と楽しませてくれて
最後にきちんとセンターサークルに円を作った彼らに
「そうです、最後に目標を達成できればいいんです」と続けてくれました。


そして福島ユナイテッドサポーターさんからは
「かんーだちゅうがく!」神田中学校コール。


福島のDJとサポーターが、平塚の中学生たちと一瞬で結ばれた瞬間でした(笑)

J3ならでは、
実質アウェイだけどホームゲームという独特な空間ならでは

そんな組み合わせが生み出してくれた、ほのぼのとした景色だったのかもしれません。

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14時55分、
選手入場の時間

いつもは、湘南ベルマーレの選手たちの緊張の面持ちが映し出される電光掲示板


しかし、今回は、
スタジアムの電光掲示板に自分たちの姿が映っているのを知って、喜んでいた福島の選手たち。



いつもとちがう空間を楽しんでいたのは、私たち湘南ベルマーレサポーターだけでは無かったんですね。



秋元親分を生んだ街、町田のサポーターの皆様もようこそ!




町田メンバー
前列左から、重松・李・土岐田・星野・鈴木(崇)選手

後列左から、深津・鈴木(貴)・増田・松本・高原選手。



福島メンバー
前列左から、野田・橋本・鴨志田・石堂・星(雄)選手
後列左から、岡田・杉野・茂木・村岡・内藤・ホンヨン選手

ちなみにこの試合の冠スポンサーは、南青山に本社があり、ドイツのテディベアを扱っている「スタイフ」様でした。

福島ユナイテッドのアカデミーの支援をしてくださっているそうです。

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審判団

メンバー表

クッキー(久木野選手)と抱き合いキックオフを迎える鈴木貴司選手。

15時、町田ボールでキックオフ!

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公式サイトのこの試合のスタッツを見てみると町田のシュートが15本に対して、福島のシュートは5本

そのデータが示す通り、序盤から試合を支配したのは町田でした。


メモを見ても

開始40秒にCBの深沢選手がロングシュート、

4分にFKの流れからまた深沢選手がシュート

10分に右SB星野選手のクロスからクッキーがヘディングシュートと

序盤は町田のワンサイドゲームといった感じ


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対する福島に動きがあったのは12分

鴨志田選手のプレーでFKを得ると、この流れで掴んだ右CKに杉野選手が勇気を持って飛び込みました!



しかし福島が前半に町田のゴールを脅かした場面はそれくらいで

町田の右サイドを起点とした攻撃、特に、星野選手&鈴木崇文選手のサイド突破や質の高いクロスに翻弄されていました。

29分のセットプレーではトリックプレー
(鈴木崇文選手がニアにボールを蹴り、そこに町田の選手が一斉に詰めてきた)で会場がどよめきました!


そのときの突撃で倒れた鈴木貴司選手。



37分には
町田のFKからカウンターを仕掛けた福島でしたが、目立ったいいところはあまりなく、しかし失点することもなく、スコアレスで後半へ。


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ハーフタイムは男子トイレとメインの飲食売店が大混雑。

涼しかったからか、かき氷には誰も並んでおらず、すぐ買えました。

ちなみに、この日は観客が少ないことを見込んで、あまり食材を多く持ってこなかったというフードパークエリアの売店さんたち。


ところが予想以上の人出で、キックオフ1時間前には完売するグルメが続出。

私たちはおでんを買いましたが、あのおでん屋さんの、いちばん人気のゴロッと大サイズな人参は、
今回私たちが試合1時間以上前に買いに行ったときには、もうお鍋にありませんでした!

売店のご主人さん、
いつも食べられない福島の方たちに食べて欲しいと、
福島ユナイテッドサポーターさんのおでんに、その大人気の人参をどんどん入れてしまったそうで、参は無くなってしまったそう。

白滝、厚揚げ、大根、さつま揚げだけの人参無しなおでんでしたが

ご主人の人間的なあたたかさがこもっていて、とっても美味しくおでんをいただきました。

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後半は福島ボールでキックオフ!

後半開始3分、
スローインから鈴木貴司選手がフリーでどんぴしゃヘッド

やられた!と思いましたが、これは内藤選手がナイスクリア!!

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63分
クッキーに代わって祐也選手が。


町田サポーターさんもきっとびっくりだったことでしょう(笑)

敵の福島ユナイテッドサイドから起きた大歓声と拍手の嵐に。


祐也選手が怪我から復帰してきた日、試合途中で男泣きしている湘南ベルマーレサポーターさんたちを見てから、薄々感じてはいましたが(笑)

やはり凄かった、みんなの祐也愛!



福島の選手がペナルティエリア内で、あまりにもドフリーな状況を作ったから

(まじで!?)という感じで慌てて、ビッグチャンスを逃してしまった祐也選手。

足を振り抜けばもうゴールだったと思います。

福島ユナイテッドの応援をしているのに、祐也選手がシュートし損ねたときに頭を抱えたり


もう、どっちをどんな風に応援しているのか謎状態。

でも、町田で祐也選手のゴールが決まる日も、そう遠くないと確信することが出来て


再び福島ユナイテッドの応援に集中した湘南ベルマーレな面々!!

(でしたよね?笑)


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67分、町田が再びものすごく惜しい場面。

右SBの星野選手の豪快なシュートは完全に枠内を捉えていましたが、これをGK内藤選手が再びビッグセーブ。

チャンスを逃し続けているとピンチになるとはよく言いますが、このあと本当にそんな場面が訪れることになるのをまだ予想していませんでした。

67分、野田選手を下げて大原選手を投入した福島。



そして71分。
町田のDFがクリア仕切れなかったボールがこぼれた先に村岡選手。

GK高原選手の位置をしっかり見ながら、シュート&ゴール!





試合序盤からあんなに攻めていたのは町田だったのに。

サッカーは分からないね♪と純粋にそのゴールを喜ぶ福島サポーターさんと


決めたのがかつての湘南戦士・村岡くんだったこともあって

前日の試合のモヤモヤが吹き飛んだ気分!!
爆発的な喜びをみせた湘南サポーター(笑)


不思議なもので、
このゴールにより、一気に勇気を持った、おもしろいくらい、目に見えて変わった福島の選手たちの姿勢。


76分には
村岡くんが右サイドからヘディングで折り返し、鴨ちゃんがボレー!


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では優勢だったのに失点を喫した町田は怯んだか、焦ってバタバタしたのか?

違いました!


77分、祐也選手が高い位置でボールに絡み、上がってきていた李選手に預けると、キャプテン李選手がシュート

祐也選手と李キャプテンが、勝ちに行く姿勢をメンバーに示したのでした。

ベテランと呼ぶにはまだ若いかもしれませんが、
こうした経験値のある、プレーで示せる選手たちが複数ピッチに立つことの価値をすごく感じさせられました。


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福島は
79分
村岡選手→福岡選手




80分
ホンヨン選手→齋藤選手



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町田は
82分
トッキー(土岐田選手)→戸島選手


そして
89分。

背番号9・鈴木貴司選手がゴール!!




先月私が町田に観に行った琉球戦でもアディショナルタイムの土壇場でゴールを叩きこんだのがこの選手でした!


私が今年観に行った2試合だけでも
琉球戦では勝ち点3を

そして今回は勝ち点1をチームのために掴み取ったFW


鈴木選手のゴールがあったかなかったかで
勝ち点4も変えたのだからすごいと思います。


アディショナルタイムは3分

町田は松本選手→平選手


福島は橋本選手→星広太選手




そして試合終了。



1-1の引き分けとなりました。

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湘南サポーター&福島サポーターのミックスエリアに両手を挙げて応えてくれた村岡くん。




そのあと白井選手の姿を見掛けて喜んでいたら(笑)
福島サポーターさんたちから、湘南ベルマーレサポーターの皆さん応援ありがとうございました!!と。
それに大きな拍手で応えた湘南ベルマーレサポーター。

雨の上がった帰り道を、福島と町田と、そして湘南のサポーターとが
みんな笑顔で、連なって歩く光景が見られました。
2daysだJ!是非また実現してくれたらうれしいです!






























































































































































































































































































































































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