横浜F.マリノスvs湘南ベルマーレ@日産スタジアム フォトレポ編

  • sweet
    2016年05月02日 12:55 visibility1394

桜の季節が終わって、すっかり新緑の季節になりました!

夏みかんの花も開きはじめて、家のまわりがいい香り☆


4月は30日あったわけですが

4/2湘南ー神戸
4/6湘南ー大宮
4/9清水ーC大阪
4/10甲府ー湘南
4/16湘南ー鹿島
4/17清水ー讃岐
4/20湘南ー磐田
4/24湘南ー大宮
4/29清水ー金沢
4/30横浜Mー湘南

合計10試合。
1ヶ月の3分の1を、スタジアムでサッカー観戦して過ごす、という自分にとっては本当に贅沢な1ヶ月を過ごさせて貰いました。


お世話になった方々、ありがとうございました。

ーーー
さて、4月の最後の試合、キックオフの時間的にも

Jリーグ全てのカテゴリーにおいて最後の取りをつとめることになった「おおとり」の試合が、横浜Fマリノスさんと湘南の試合!


向かうバスのなか、窓から見える新緑が本当に色鮮やかで綺麗で…と、外の景色に見とれていると


「斉藤俊秀です!!」


え!



いや、でもこの声、まちがいなくあの斉藤さん!


ビックリしながら声が聴こえてきた方を見てみると、
バスの運転席の左上にある料金表の電光パネルの半分に映像が流れてきて、斉藤俊秀さんの御登場。


バスの安全な乗り方、緊急時の避難方法をレクチャーしてくれていました。


しかし、スタジアム行きのシャトルバスならいざ知らず、静岡の普通のローカル線である、しずてつジャストライン(神奈川でいうところの神奈中バスみたいな存在)の動画に、斉藤俊秀さんが出てくる謎(笑)



これから湘南ベルマーレの大事な試合に向かうというバスで、元湘南ベルマーレの選手でもある斉藤俊秀さんに
「それでは、行ってらっしゃい♪」と明るく元気に送り出されるとは、

幸先のいい日産スタジアムへの出発となりました。





ーーー
さて、静岡駅から新幹線に乗り、張り切って開門2時間前の15時にスタジアムに着くも、

湘南ベルマーレ側の待機列は強風吹き荒れ激寒。

そっこうでチケット売り場前の広場に避難。


こちらは風もなく、むしろ日差しガンガン。暑くて、今年初、日傘を使いました。



スタジアムの南と東だけでもこんなに気温が違ったり

ステージでは健康的なマーメイドクイーンのみならず、セクシーで魅惑的なワルノスクイーンまで登場するなど

その広大さや、派手さというか、豪華絢爛さというか


「J1ってすごいなぁ」と口走ってしまい、


あ!湘南もJ1だった!
と慌てて前言撤回したのでした。


ーーー
会場の環境・雰囲気の差。


この日の試合前に、チームのことで唯一心配していたのはそこでした。
選手もいつもとちがう雰囲気に呑まれてしまわないか、緊張してしまわないか。


中澤佑二選手や中村俊輔選手といったいわばビッグネームを相手に、緊張してプレーが萎縮してしまわないかどうか?


そんな不安が和らいだのは、チョウさんが選んでくれたスタメンを知ったとき。


センターバックに、坪井選手。


そして元マリノスの奈良輪・アーリア・端戸・藤田選手4人が先発!


坪井選手の経験値は言わずもがな、
(坪井選手がピッチに居てくれるだけで安心感がちがうのだ)


元マリノスの選手たちも、日産スタジアムの芝には慣れているだろうし、

新加入のマリノスの選手以上に、湘南に今いる元マリノスの選手たちの方が、
マリノスの選手のプレーの特徴を把握出来ているだろうな(笑)と


それから
先に書いたような選手たちと対峙しても、気心知れた元チームメイトであったことから、リスペクトしすぎたプレーになることも緊張しすぎることもなく、平常心で渡り合えるであろうこと。

たまたまコンディションのいいメンバーを選んだらそうなった、ということなのかもしれませんが、それにしてはあまりにも元マリノスのメンバーが多い(笑)、ラインナップでキックオフを迎えることになったのでした。

 



ーーー
ビッグスポンサーの「三栄建築設計」さんをお譲りいただいた上に、勝ち点3のお土産付き、

さらに
いま思えば、湘南ベルマーレの今季初勝利を祝うためにこんな華々しい演出を企画してくださったのではないかと←

マリノスさん、太っ腹!


ーーー
華々しい演出とは
選手入場時の「トリコロールギャラクシー」でした。

ギャラクシー(銀河)という名の通り、スタジアムを暗転させ、サポーターのペンライトで観客席にトリコロールカラーの銀河を作るといった企画だったのですが

おもしろそうじゃん!とこれに便乗したのが湘南サポーター

本拠地・平塚が七夕の町で、銀河(天の川)には馴染み深いサポーターですからね!←


この日、日産スタジアムにて税込約1400円で販売されたトリコロールギャラクシーのペンライト、

トリコロールカラーのみならずオレンジや黄色、紫やピンク、そして湘南カラーでもある緑や青にも変わる優れもので電池を変えれば半永久的に利用可能。

サッカーファンなら、F.マリノスの名前がプリントされているのも、何かのいい記念になろうかと、私含め、何人かの湘南サポーターも購入させていただきました。(限定500個販売だったらしい)


暗転したスタジアムに、お互いのサポーターが手にしたお互いのチームカラーのライトが光ってすごく綺麗でした。

 



スマホの画面にチームカラーを取り込み、それで照らしていた今どきのサポーターさんたちもたくさんいましたね(笑)

 



そんななか入場してきた選手たち。


普段味わえない、ユーロ決勝やチャンピオンズリーグ決勝かのような?華々しい入場に、

湘南ベルマーレサポーターだけでなく、湘南ベルマーレの選手たちも高まるものがあったのではないでしょうか。


人がいなければ灯すことが出来なかった光

両チームお互いのサポーターのひとりひとりが作り出した光には、人工的な演出とはまたちがった温もりを感じました。


これから対戦するチーム同士のサポーターが、
互いを批判するのではなく、一緒に楽しもうと出来るって、Jリーグの素晴らしいところだなと感じさせてくれました。


ーーー
スタジアムの規模、音響、ライティング、

ハコにはハコに合った雰囲気があって、

国内最高峰リーグであっても
牧歌的な雰囲気を楽しめるスタジアムもあれば、こうした華やかな雰囲気を味わえるスタジアムもある、

いいことです!



斎藤学選手のJ1通算150試合出場記念のお祝いに、愛媛FC時代の親友?一平くんも駆けつけました。

素敵な選手です。
縁があれば斎藤選手も是非湘南ベルマーレへ。
末永いご活躍を!
150試合出場達成おめでとうございます。


選手入場後、ふたたびスタジアムにライトが灯り、徐々に明るくなるスタジアムでしたが、ライトの持つ性質上、スタジアムがアウェイの湘南ベルマーレのライトグリーンに軽く染まってしまうという一幕も。

 


マリノスさん、色々とサービスし過ぎ・笑!!


ーーー
いい試合の入り方が出来ていた湘南

相手にボールは支配されても、落ち着きついたリズムで対応出来ていて、


中村俊輔選手の精度の高いコーナーキックすら楽しむ余裕が持てたほど。


高低問わず、ゴール真ん前真ん中に落としてくる中村俊輔選手のボール。

これにもしっかりと対応出来ていた湘南。

その他の選手が湘南のバイタルエリアに進入しようとしても、守備陣がことごとくブロックで対応し、


ヒヤッとしたのは前半終盤左サイドから中村俊輔選手がグラウンダーのボールを送り、これがファーのポストに当たりゴールを割りそうになった場面。


これがゴールラインを割ることなくGK村山選手がキャッチし事なきを得たとき、
今日の湘南、これはLuckがあるぞ♪
と思えたのは私だけではないでしょう。


ーーー
そんななか、スコアレスで迎えた後半3分

菊池選手のスルーパスに特急級のスピードで相手の守備を抜けた高山キャプテンが、迷いのない、シュート!!


これが決まり、
湘南先制!


これまで何度も思い描いてきた夢のような展開が目の前で起きて、ハイタッチの嵐、一部ではサポーターの雪崩れ(モッシュ?)まで起きたゴールシーンでした。


そんななか襲ったピンチ。

交代で入ったパウちゃんが、マスヤさん(上田主審)にハンドの判定を取られPKに。

またしても立ちはだかった壁


しかし、やはり、
この日の湘南は「持って」いました。

キッカーは中村俊輔選手が務めるかと思いきや
PKに向かったのは新加入のカイケ選手


このPKを村山選手が見事にブロック!!

後半25分のこのピンチを切り抜け

次に待っていたのはアディショナルタイムの壁



今季このアディショナルタイムに何度も失点して勝ち点を失っていたから。

胸の上に組んだ両掌に
トクントクン、心臓の音が伝わってきた、それくらいさすがにこの4分間だけは緊張しました。


そしてついに
今季リーグ戦、初勝利!


4/10甲府戦、クリスチアーノ選手のダメ押しゴールが決まったあとの甲府さんの選手のように、
たくさんの選手がピッチに倒れこみました。


何の余力も残さずに、ただ勝ちたい、その気持ちだけでがむしゃらにやりきった結果、勝利を掴むことが出来たのです。


試合終盤には藤田選手の足が限界になり、
あとは任せてくださいと「持ってる男」島村選手が
(湘南が何かを成し遂げる瞬間には必ずピッチに立っている選手)投入されましたが


この藤田選手の全身全霊の戦いぶりにも胸を撃たれました。


キックオフまえ、円陣を組む前も右手の拳で左胸を叩いて自分を鼓舞していた藤田選手からいつもに増した勝利に対する強い気持ちがサポーターに伝わってきました。


こうした藤田、奈良輪、端戸、アーリア、元マリノスに所属していた選手たちの心に期する思いは、

試合後泣きじゃくっていた何人かの彼らからも伝わってきたし、それがこのチーム初勝利の大きなちからになってくれたと思っています。


こんな試合のあとは2週間くらい余韻に浸っていたいのに、明後日には鳥栖戦。

こうして浮いていられるのも明日まで。


まだ一勝しただけだし、勝負はこれから。

勝って冑の緒を締めよということわざがあるように、こんなときこそ気を引きしめて、鳥栖に行く準備をしていきたいと思います。

そうそう、この試合、私は通路より前段の、最後列に居たのですが、通路を挟んだ後ろのブロックにいたサポーターさんたちの応援がすごくて、

すごく気合いが入りました!

お疲れ様でした&また5/8に今度はホームで一緒に この雰囲気を作りたいですね♪

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