強いのとやれ!

  • spa
    2011年05月08日 13:50 visibility163

WBA世界バンタム級王者の亀田興毅が挑戦者・ダニエルディアスを11R終了棄権TKOで下し初防衛を果たしました。

亀田は良くも悪くも話題性があり、普段ボクシングに関心の無い人も亀田の試合を見る人は多いだろう。

私はボクシングファンですが、そのような人が亀田の試合を見て

ボクシングの世界タイトルマッチも大したことないな

と思われるのが凄く悔しいですね。

今回の試合もテレビで見てましたが・・・

亀田の前にまず挑戦者のダニエルディアスについて言いたい。

私はこの選手、亀田の挑戦者として報じられるまで全く知らない選手でした。

世界14位とランキングは下位ですが、いつも亀田が相手にするような盛りを過ぎたロ-トル、もしくは自分より体格の小さい選手ではなく、身長があり、若く、18勝(13KO)2敗と戦績も悪くない選手だけに今までとは違う相手を選んだのかなと少し亀田に期待はしてました。

しかし、1Rの挑戦者の動きを見てガッカリ!

14位という数字以上に実力はなく、スピ-ド・パンチ力・スタミナ・テクニック・ボディ-の弱さ・・・
とても世界タイトルに挑戦するようなレベルの選手ではありませんでした。

悪くない戦績でしたが対戦相手の内訳を見ると強豪との対決は皆無で、唯一、長谷川穂積にKO負けした選手と対戦経験があり、その選手に敗れている、というレベルの選手でした。

その相手に対して結果こそKO勝ちでしたが中盤までは苦戦し、相手のアッパ-を効かされて動きが止まる場面さえありました。

亀田自身に罪はないですが、この試合で亀田は何を証明したのでしょうか?

どのスポ-ツでもそうですが、観ている人に感動を与えるには強い者に向っていく勇気が必要だと私は思います。
本人が選んでるのか親父が選んでるのか分かりませんが、昨日みたいな相手を選んで対戦する姿勢はいい加減にやめて貰いたい。

以前の日記でも書きましたが、亀田が本当に王者の証明をしたいなら日本王者で世界2位の山中慎介の挑戦を受けるべきだ。

はっきりいって山中なら亀田を圧倒すると思いますが、もしかしたら亀田が踏張っていい試合になるかも知れない・・・

そこで亀田も何らかの証明が出来て、人々に感動を与える試合が出来るかも知れない。

浪速の逃犬が浪速の闘犬に生まれ変わるのは亀田一家の決断一つだ。

亀田が世界王者でなかったら私もここまで言わないけど、世界王者ならば強いのとやれ!




以上です

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