亀田興毅vsポンサクレック・ウォンジョムカム

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    2018年04月20日 18:11 visibility426

出ました、またもや亀田マジックが・・・

 

 

元世界チャンピオンの亀田興毅が1試合限定でカムバックするという話がメディアに出たのは2ヶ月前くらい?

亀田が最後に試合したのは2年前にシカゴで、河野公平に判定負けした試合。そもそも河野君との試合がわざわざシカゴで行われたのも亀田側の都合で、当時度重なる不祥事で日本のリングからサスペンド食らっていた亀田。引退後に処分が解かれて、もう一度リングに。最後は日本のリングで終わりたい。こんな気持ちにけりをつけたいのが亀田の本音なんだと思います。

5/5、会場は後楽園ホール。たぶん地上波でのテレビ放送もない。良くも悪くも一世を風靡した亀田のラストマッチにしてみたら寂しい舞台かも知れないが、それでも亀田自身は良いのだろう。

 

 

「戦いたい相手は2人いる。そのどちらかとやりたい」

 

 

そんな発言をしていた亀田に、ポンサクレックとかランダエダとかはやめてくれ、と何回か前のブログで僕も書いた様な気がするけど・・・

 

 

ホントに決まったよ、ポンサクレックと(苦笑)

 

 

ポンサクレック・ウォンジョムカム。

元WBC世界フライ級チャンピオン。現役時代は17連続防衛を果たし、18度目の防衛戦で内藤大助に番狂わせの判定負けで王座陥落。その後、内藤から亀田に移ったタイトルに挑戦し、亀田に判定で完勝しタイトル奪還。そのタイトルをさらに6度守るも、12年に比国選手に痛烈なKO負けで再び王座陥落し、引退しました。

 

 

97戦90勝。確かにポンサクレックはタイが誇る名チャンピオンの一人です。

 

 

一人だった・・・

 

 

現在、ポンサクレックは40歳。5年以上もリングに上がってない状態で亀田のカムバック戦の相手に名前が挙がり、急遽、今月タイでよく分からない試合を行ない、判定勝利して5年ぶりにリングに復帰しました。最終試合から5年以上経過した選手は日本のリングには上がれないというJBCのルールを急ごしらえでクリアし、今はこの亀田vsポンサクレックの再戦が健康上の判断も含め、正式な公式戦として認められるかどうかのJBCの判断待ちだというところです。

 

 

まぁ、亀田の気持ちは分からなくはないですよ。一度負けた相手に借りを返したいと思うのはボクサーなら当たり前ですし。けど、今のポンサクレックに勝つ事が借りを返す事になるのか?と。

 

 

ブランク2年、32歳の亀田と、ブランク(実質)5年、40歳のポンサクレック・・・

 

 

どう考えても亀田が有利でしょ。この試合のオファーに亀田側は相当な額をポンサクレックに提示したそうで、そりゃポンサクレックはやりますよ、引退していた自分にそんなオファーが来たら誰だって飛び付くでしょうし(苦笑)

そして、やる気の無い試合をして、自分の身体を痛める前に倒れてしまうのかなと。

タイ人の元世界チャンピオンに多く見られる姿です・・・

 

 

亀田が復帰を発表した時、嘘でもいいから現役バリバリの選手を指名して欲しかった。例えば井上尚弥とか(笑)

はたまた、リング復帰を模索していると言われてる井岡一翔とかを指名して、日本のリングを盛り上げようぜ!と声高に叫んで欲しかったです。

 

 

亀田が現役の頃のマッチメイクは、終わった選手を連れてくるこのパターンでいつも批判されていましたが、最後の最後までこの姿勢は崩さないんですね(苦笑)

 

 

良くも悪くも亀田は注目されるし、この試合もそれなりには注目されるでしょう。願わくば、思ったよりもいい試合だったな、と、ボクシングファンに思わせる試合をして欲しいと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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