想像を越えている井上尚弥の強さ

 

 

 

いやいや。井上が強いのは知ってる。だけど対戦相手を見て、そろそろ苦戦するかな？と思い始めて数試合。マクドネル、パヤノ、そして今回のロドリゲス・・・

この3人に対して費やしたラウンドは僅かに4。(マクドネル、パヤノに1Ｒ。ロドリゲスに2Ｒ)

 

 

ひとこと、ただただ強いとしか言えないですね。

 

 

同じバンタム級では、少し前の長谷川穂積も山中慎介も強かったし、その前だと辰吉丈一郎とか、さらに昔ではファイティング原田・・・

もちろん皆、強かったけど、井上はその域を既に越えてますね。網膜剥離に侵される前の絶頂期の辰吉なら、もしかしたら井上にも対抗出来たかな？と、そう考える事が出来るくらいか。それもかなり好意的に捉えて。

 

 

井上の強さ。パワーが凄いとかスピードが超絶とか言われてますけど、僕が思うに、井上は野獣ですね。理屈じゃない、ハンターですよ、ハンター。きっと井上が逃走中にハンターで出たら、凄まじい勢いで片っ端から出演者捕らえちゃいますよ(笑)

理詰めのボクシングじゃないし←奥底では理詰めてると思うけど

むしろ相手の方が理詰めで井上の手を封じようと策を練ってるんですが、井上が全部それをぶっ飛ばしちゃうんですよね。今回のロドリゲスも相当に頑張ってた。必死に考えてて、それを実践しようといろいろ試していたし、井上の固さもあり、1Rはロドリゲスにポイントがいったんじゃないかと思った。が、続く2Rに井上の左フックがドスッ！と入ったら、そこでロドリゲスのプランは終わってしまった。あとは井上に飲み込まれるだけ。

 

 

WBSSもいよいよ次は決勝。相手はあのドネアですね。モンティエルや西岡をＫＯした頃のドネアなら井上相手でもかなりいい勝負出来たかも知れないけど、今のドネアなら井上があっさりと決着つけちゃう気がします。懸念があるとすれば井上とドネアは同タイプなところですかね。これまでの井上の相手は、ナルバエスもマクドネルもパヤノもロドリゲスも皆、技巧派だったんですが、ドネアは井上と同じ、勘でボクシングをやるタイプ。そしてパワーも井上と比べてもそこまで差はない。現地点で瞬間的なスピードの差はあるが、一時期の不調を乗り越えて復調してきたドネアが、フィリピーノ･フラッシュと呼ばれたかつてのキレ味を戻していれば、もしかしたら井上も苦戦するかも知れない・・・

 

 

いや、しないかな(苦笑)

 

 

井上vsドネア戦は日本でやるなら10月に京セラドームでって話があるみたいですが、オリックスがCSに行くか行かないかでリスケされるかもですね(笑)

 

 

一方、この本格的な対戦と比べて、また陳腐な対戦も発表されましたね。

 

 

那須川天心vs亀田興毅(苦笑)

 

 

亀田はある意味、現役時代より果敢なマッチメイクだなとは思うけど(苦笑)

 

 

これ、ボクシングルールでやるんでしょ？

仮にも←ホントに仮だけど

プロで世界3階級を制覇した亀田がプロボクサーでもない天心にボクシングで負けたら、ボクシング界の面汚しと言われるよ。しかもたぶん負けちゃうと思うし(苦笑)

ま、ルール次第ですけど、グローブやヘッドギアはどうするんですかね？

グローブが8～10オンスならＫＯで。12～14オンスなら判定で。まぁ、どっちにしても天心が勝つと思いますけど。

 

 

せめてこの非公式試合が少しでも観ている誰かの心を打つような試合になるといいですけどね。天心はきっちり仕上げてくるだろうし、この試合の評価は良くも悪くも亀田の出来に懸かってると思いますね。

 

 

ま、何だかんだ言って興味はある事は白状しておきます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

spa