秋春制議論、再び

なんか、Jリーグのエライ人が
また、「秋春制」とか騒いでるみたいですね・・・

「春秋制」も「秋春制」もメリットもデメリットもあるとは思うけど
正直、現状の日本の風土では、秋春制に移行するには
デメリットの方が多い気はするのですよね。

1、2月にブレイクを入れるとか言ってるけど
（そんな日程は却って試合が過密スケジュールになる気もする）
日本の降雪地帯って、早ければ11月や、遅い時には4月上旬くらいでも
雪降りますよね。
日本では真冬に全国すべての地域で試合を開催するのは、無理ではないかと。
いや、どうしてもというなら、できるのかもしれないけど、
時々、試合前日に大雪が降って、スタッフ・ボランティア総出で
雪かきしてる写真とかJ'sに出てるけど、
あれを毎試合、強いるってことよね。

選手・スタッフやお客さんのスタジアムへのアクセスだって、冬は大変。

それに、日本の学校は4月始まりの3月卒業。
Jリーグが秋に始まるなら、それまでの期間、新卒選手はどうするの？
そしてJリーグを秋春制にするなら、JFLやそれ以下の地域リーグも
たぶん合わせなきゃいけないと思うし、
混乱必至だわよね～。

まあ・・・国際化ということを考えるなら
将来的には、いつかは秋春制に移行しなきゃいけないのかもしれないけど
短期間で強引に変えようとすれば、クラブや地域の反発を招くだけかと・・・
いろいろな立場から意見を出し合って、よくよく話し合って決めてほしいです。
間違っても一部の上の人たちの鶴の一声で強行されたりしませんように。

個人的には秋春制反対派なんですが、代表選手の過労とか
真夏の暑い時期に試合をする弊害もわかるので、難しいですね。
私の感覚としては、寒いよりは暑い方が、まだ我慢できるんですけど。

とりあえずJリーグのエライ方たちは、
12月くらいの寒くて風の強い日に、屋根のない吹きさらしの席で
90分間観戦してみていただきたい（￣▽￣；）