ダブル豊橋球場  豊橋市民球場(岩田)

  • Mr.black
    2016年03月27日 10:37 visibility4839

豊橋には硬式野球場が二つあります。

一つは「豊橋市民球場」で、もう一つが「豊橋球場」。非常に紛らわしいですね。

どちらも同じ路面電車の沿線に位置しているので余計にややこしいと思います。


今回は「豊橋市民球場」について。



この球場は路面電車(豊橋鉄道)の東田本線の終点「運動公園前」を降りて目の前にある「岩田運動公園」の中にあります。



もう一つの「豊橋球場」と区別する為、「市民球場」あるいは地名から「岩田球場」と呼ぶこともあるそうです。



ちなみにプロ野球の試合が開催されるのはこちらの市民球場です。

また、今回のような春や秋の地区大会は別として「夏の高校野球愛知大会」が開催されるのはこちらだけです。

もう一方の「豊橋球場」は硬式利用が出来るものの、基本は軟式野球場だそうです。(次回で紹介予定)



両翼93m、センター115m、とグランドは狭いもののスタンドは大きく立派です。

内野クレー、外野天然芝。照明は6基あります。



座席は内野スタンドは全て個別席。背もたれは無いものの腰高くらいまで折り返しがあるので座りやすかったです。

どうやら近年部分改修が何度も続けられたようで、1980年築の割には綺麗に感じました。



外野は芝生席。ご覧のように芝生の張り替え作業中でした。

こういう光景は滅多に見られないので球場マニアにとっては貴重でした。


全体の収容は約16,000人。さすがに極少とはいえ一軍の公式戦やオープン戦が行われるだけあってなかなかの規模です。



欠点はフェンスが高過ぎることですがね。

どうやら観客のグランド侵入を防止するのが目的らしいです。しょっちゅうそんなことがあったのでしょうかね?



スコアボードは磁気反転式。得点部はフリーボードになっているということ。

右下にはスピード表示が出ます。

しかしながらこのボードの配列は非常に珍しいです。

通常は得点部が上側、メンバー表示は下側というのが多いのですが、ここは逆になっています。この配列はあまり見た記憶がありません。



入場口の階段。結構広くとってあります。これはいいですね。

時々収容数が多い割に階段が狭い球場がありますが、あれは危ないですからね。



この日は無料だったので閉まっていたチケット売り場。夏の大会やプロ野球開催時にはここに列が出来るのでしょう。



路面電車で豊橋駅東口からは20分程度。降りて少し歩けばたどり着ける便利な球場でした。高校野球では主要な会場になっています。



なお、運賃は乗車時前払い。訪問時は距離に関わらず一律で150円でした。

降りる時はボタンで運転手さんに知らせる方式です。(でないと駅を通過されます)


最後に注意事項。

路面電車はおおよそ5~7分ごとに次々やって来ますが、球場に行くものと行かないものが交互に来るので行先の確認が必須です。

「運動公園前」行きであることを確認してご乗車ください。

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