名門 久留米商業
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Mr.black
2013年07月11日 09:44 visibility2784
福岡大会の3試合目は「久留米商業ー八女(やめ)高校戦」。
実はこれがこの日一番見たかった試合でした。しかし大阪に所用があり、どうしても帰らないといけなかったので試合開始と同時に泣く泣く球場を後にすることになりました。
なので写真だけの掲載を。
こちらが久留米商業。通常は久商(きゅうしょう)と呼ばれます。
薄いアイボリーユニに濃紺基調のシンプルデザイン。胸のマークも通称である「KYUSHO」。
小倉高校・東筑高校などと並ぶ福岡屈指の名門校です。この学校の一番有名な逸話は作新学院の史上初の春夏連覇絡みの試合です。春全国優勝して夏も決勝に進んだ作新。この決勝の相手が久留米商業だったのです。
久商は善戦したのですが1-0で惜敗。深紅の優勝旗をあと一歩で掴むところまで行きましたが逆に作新に春夏連覇を達成させてしまったわけです。
それ以降も何度か甲子園にやって来た久商。しかし優勝旗には手が届きませんでした。そして昨今は福岡も私学が優勢。公立伝統校が押されています。
久商もここしばらくは甲子園とご無沙汰しています。しかし今年はなかなかの力を持ったチームのようで優勝候補にあげられています。はたして古豪・久留米商業の甲子園復活はなるのか?期待しています。
その対戦相手、八女(やめ)高校。
白とエンジ基調で早稲田そっくりのユニフォーム。胸マークは「YAME」。マークは慶応調?
八女高校は1958年(昭和33年)夏の第40回大会で甲子園に出ています。その時は初戦(2回戦)に勝った後、3回戦で徳島商業と対戦し、あの板東英二氏の前に敗れました。貴重な歴史ですね。
八女も全員坊主頭。九州はまだまだこういう学校が多そうですね。
坊主頭やバンカラ、時代遅れと言われようが何だろうが私は好きです。(笑)
さすがに伝統校、久留米商業と八女高校。人気があるのですね。それまでの2試合よりも観客は多く、試合開始のこの整列の時には大きな拍手と歓声が起こりました。
歴史と伝統のある公立校が活躍するのはやはり地元民にとっては大きな喜びになるのだと各地の予選を観ていると痛感します。
なお、試合結果は4-3の僅差で久留米商業が勝ちました。久商に勝利の女神は最後まで微笑むでしょうか?
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