
大学 VS 社会人 (JABA奈良県知事杯)
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Mr.black
2025年11月17日 10:00 visibility112
先日、お隣の奈良県にプチ遠征。
訪問先は「橿原(かしはら)運動公園硬式野球場」で、観戦したのは「JABA第29回奈良県知事杯」。
JABA(日本野球連盟)の各支部は様々な大会を催しており、この大会は大学と社会人(クラブチーム)とが戦うトーナメントです。基本は奈良県に所在するチームが集うのですが、一部大阪や京都の大学も混じっています。(近畿大・大阪学院大・京都先端科学大、など)
この日、本来は2回戦が2試合組まれており、第1試合の途中から観戦予定でしたが、奈良学園大が何らかの事情で棄権したらしく、第2試合のみの観戦となりました。(従って第1試合は天理大の不戦勝)
第2試合のカードは「大阪学院大 VS 大和高田クラブ」。
こういう異団体・異世代の対戦はそうそう観戦チャンスが無いので嬉しいです。
1塁側:大阪学院大(以下「学院大」)
「関西六大学」に所属。関西には5連盟あり、その中でこのリーグと「関西学生リーグ」の2連盟は6校固定で入替戦はありません。(他は下部リーグがあり、入替戦も実施)
白ユニに濃紺縦じま。
胸マークは二段で「OSAKA」「GAKUIN」。
付属の大阪学院高校のユニは以前は大学と異なるデザインでしたが、現在は統一されているようです。
このリーグの監督背番号は「60」。私の知る限りでは全国で唯一の背番号です。
3塁側:大和高田クラブ(以下「YTC」)
クラブチームの中では強豪で、一度大阪ドームの日本選手権で観戦したことがあります。
上下とも明るめの青に白の縦じま。以前はこういうデザインのユニはほとんど見ませんでしたが、近年ごく普通になってきました。
胸マークは二段で「YAMATO」「TAKADA」。
帽子とヘルメットのマークは「YTC」。
試合はYTC先発投手が巧みな投球で学院大打線を寄せ付けず。
一方、学院大は2回に1点失って以降はイニングごとに投手を代える小刻み継投。1-0のまま進みます。
両軍投手陣のテンポが良く、サクサク進んだので「2時間くらいで試合終了」と思っていたのですが、様相が変わったのは6回裏。
YTCのリリーフ陣が3点奪われて逆転されます。これで学院大が勢いづくかと思われたのですが・・・。
何と7回表に今度は学院大のリリーフ投手が大炎上。9点失い10-3とコールド寸前になりました。
しかしYTCのリリーフ陣がまた失点。ボクシングのノーガードの打ち合いみたいな状況になり、いつ試合が終わるのか読めなくなりました。
と、ここで「大会規定により、2時間20分を超えると新しいイニングに入りません」とのアナウンスが。
結果的に8回で試合打ち切り。
前半の1-0投手戦から一転、12-6の大乱戦となりました。これほど極端な試合も珍しい。
勝った大和高田クラブは準決勝へ進出。相手は第1試合不戦勝の天理大です。
もう一つのカードは「近畿大(大阪) VS SUNホールディングスWEST(奈良)」となりました。
今期の野球観戦は全て終わりました。毎年この時期になると物寂しい気持ちになります。
「これから長いオフを耐えなきゃ・・・」と。
「秋ですね~」、と言いつつあっという間に冬が来そうな今日この頃。
ゆくゆく四季が無くなって夏と冬の二季になったりして・・・。
次回は球場レポートを。
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- 事務局に通報しました。

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