モノレールがすぐそばを通る野球場 (千葉県営・天台球場)

  • Mr.black
    2013年07月21日 11:55 visibility8001

マリンスタジアムが建設されるまでは千葉県のメッカだった千葉県営野球場。

「県営球場」、あるいは「スポーツ公園球場」とも呼ばれるようですが、「天台球場」というのが一番浸透しています。

 

 

外観は威風堂々とした風情。収容27,000人の立派な野球場です。

 

 

一番の特徴は球場のすぐそばをモノレールが通っていることです。

このモノレールは前日記でも書きましたが吊り下げ式という珍しいタイプ。

乗るのが怖いという人もいるかもしれませんね。(うちの妻がそうです。苦笑)

天台球場へ行くには千葉モノレール2号線に乗車。「スポーツセンター駅」で下車すぐです。

(1号線は天台球場へは行きませんので注意。)

 

 

グランドは内野クレー、外野とファールゾーンが天然芝。ベンチの前だけ人工芝。

内野に芝生が張られる前のGS神戸に雰囲気が似ています。

両翼92m、センター120m。両翼が狭いです。

照明は無し。これが惜しいかなと思います。

 

 

スコアボードは磁気反転式。選手名は比較的見やすかったのですが、得点表示が見づらかったです。これは改善してほしいです。

スピードガンが無いのに何故か風速計のみ有るという面白いスコアボード。そんなに風が強い時があるのでしょうか?(時計の右上が風速計。)

カウントランプは旧式のSBO。

 

 

内野は全て長イス。かなりの急傾斜です。(外野は芝生席)

最上部には屋根があります。これが内野スタンドをグルリと覆っているのは助かります。もうちょっと奥行きがあればなおいいのですが。

マイヤキュー様から「急傾斜で怖くないですか?」とメールで尋ねられましたが、大阪球場や日生球場のバックネット裏の方がもっと急だったので平気でしたよ。(笑)

 

 

これは放送席。おそらく天台の試合はローカルで試合中継があるのでしょうね?

大阪でもやって欲しい気がします。

(大阪はTV・ラジオ中継は決勝だけか、せいぜい準決勝からしかありません。昔はもうちょっと早い段階から放送していましたが。←5回戦くらいから)

 

 

場内には売店がありました。周辺にはコンビニなどがないのでこれはありがたいです。

お弁当・焼きそば・軽食・飲み物が販売されていました。

 

 

そしてスタンド下の通路は大変広かったです。全体で27,000人も収容するのですからこのくらいの広さがないと危険ですね。

 

 

一番の欠点はこれでしょうか?

モノレールの駅を出た場所から場内が丸見え。ここからタダ見する人が居ました。

ちゃんとお金を払って見てくださいね。(苦笑)

 

 

 初めて生で見た「ち~ばくん」。

そういえばモノレールの車内で胸にち~ばくんが描かれたポロシャツを着ている人を見ました。

 

 

私が子供の頃、銚子商業と習志野高校が2年連続で全国制覇しました。(第56~57回大会。)

その時の衝撃で「千葉県恐るべし」というイメージが今でも残っています。

以来長い間憧れた「天台球場での千葉大会観戦」。それがついに実現しました。

そしてその記念すべき日に目の前で銚子商業が初戦敗退するシーンを見るという衝撃。不思議な巡りあわせでした。再び千葉に訪れることが出来るかどうかはわかりません。

でも次回を夢見ておきます。

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