名鉄の学校

  • Mr.black
    2017年03月23日 09:38 visibility1361

前回の続きです。

愛知県西三河地区春季1次予選の第二試合は「杜若ー豊田北戦」。




1塁側:杜若(とじゃく)高校。

名古屋鉄道(名鉄)の学校法人が運営する私学です。第一試合の「科技高豊田」と共に今回観戦したかった学校でした。

青基調の縦じまユニ。左胸に漢字縦書きで「杜若」。


この学校、甲子園には出ていないものの過去プロ野球選手を何名も輩出している強豪校です。個人的にここのOBでは元近鉄の田中祐貴(登録名:ユウキ)投手に思い入れがありました。




3塁側:豊田北高校。

予備知識の無い県立校です。個人的にはこういう知らない学校の試合に当たるのが地方遠征の醍醐味でもあると思っています。

白無地ユニに濃紺(あるいは黒?)基調。胸には漢字で「豊田北高」。



プロ野球選手を複数名輩出していながら甲子園に届かない杜若。それがどんなレベルの学校なのか?をチェックしてみたかったのですが、「勝ち切れない」状況が何となく分かりました。

初回、杜若先発投手の調子が上がらず2死満塁のピンチを迎えます。これは無失点で凌いでその後反撃。5回までで6-0と豊田北を圧倒します。7回コールドも視野に入って来る展開でした。


・・・・・しかしここから後半の攻撃がちぐはぐというか雑になりました。

走塁ミスやら意図の見えない変な攻撃が相次ぎ、コールドに出来ず、9回までズルズル行ってしまいました。後半は杜若の監督さんもいらついている感じでした。



結果は7-0でしたが「中京・東邦・名電などと当たった時にこれでは勝てない」というのが正直な感想。まだ攻守に甘さがありました。



逆に言えば大量リードされても豊田北がくさらず諦めず粘り強く守ったということですがね。継投で懸命にコールドを防ぎました。

基本公立応援派の私ですからコールド負けを回避出来て「よく頑張った」と称えたかったです。



まあ、一冬を越えて実戦が始まったばかり。まだ調子が出ていない学校も多いことでしょう。

両校がこれからどう練習を積んで夏に向かうのか。春は「調整段階」ですからね。



名鉄学園「杜若高校」。はたしていつの日か甲子園に出て来るでしょうか?



この日はこれで観戦終了。

で、この後「ハシゴ観戦」の為に移動しました。その場所は自分でも直前まで想定していなかった地です。

来年度以降はあまり活動出来ないので今期は「悔いの残らないように動きたい」と思い、花粉症で苦しい体調ながら少々無茶しました。


それは次回で。

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