キャラクター(マスコット)好きの方へ
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Mr.black
2010年02月10日 10:31 visibility1067
このサイトのメンバーさんの中にはNPB各球団のキャラクター(マスコット)が好きな方もいらっしゃいます。今回はそんな方々への一つの情報として。
(既にお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが。)
PHP研究所から出版されている「スポーツ・マスコット図鑑」という雑誌です。
B5版、112ページオールカラー、価格は1,680円です。監修は綱島理友氏。
これは文字通り、プロスポーツの各チームのマスコットを写真で紹介している図鑑です。
NPB12球団(二軍含む)、独立リーグ3団体、そして野球だけでなくサッカーJリーグ(一部J2もある様子)、バスケットbjリーグまで紹介されています。
各マスコットのプロフィールやデビュー時期(判明しているものだけ)なども掲載されています。
なかなか面白い内容でした。
一つだけ残念なのは紹介されているのが現在存在しているマスコットだけで、過去のマスコットが掲載されていないことです。これはもしかしたら著作権などの問題があるのかもしれません。
今回一つだけ内容を紹介いたします。
それはプロスポーツ界のマスコット第一号はいったい何なのか?というエピソードです。
一般的には日本ハムの「ギョロタン」が日本プロスポーツ界最初のマスコットだと言われていました。
(ちなみに正式名は「ギョロ目のタン吉」らしいです。笑)
しかし最近になってこの通説がひっくり返ったというのです。
ではその第一号は?・・・・・
ヤクルトのツバメキャラなんですね。
このツバメキャラ、現在の「つば九郎」ではなく、さらにその前に居た「ヤー坊」&「スーちゃん」でもなく、名前の無いただのツバメの着ぐるみだったそうです。
日本ハムの「ギョロタン」登場が一般的には1980年頃と言われていて、今回ヤクルトサイドから「うちのツバメキャラは1978年の球団初優勝の時には存在していた」と主張されたのです。
この当時の写真が球団の資料の中から出てきたようです。
(ただし、雑誌にはこの写真は掲載無し。それ以降に登場した「ヤー坊」・「スーちゃん」の写真のみ掲載されています。)
確かに言われてみれば昔ヤクルトのホームゲームで選手がHRを打ってベース一周して帰ってくる時にツバメの着ぐるみが出迎えていたのを見たような記憶がかすかにあります。
記憶では現在の「つば九郎」とは違ってスリムな体形のキャラでした。ユニフォームや帽子を着用していたかどうかまでは覚えていません。
当時の私はこういうマスコットなどには全く関心がなく(これは世間一般も同様)、漫然と見ていたので記憶が曖昧なのでしょう。
私がマスコットをしっかりと認知して関心を持ったのは阪急の「ブレービー」以降のことです。
(近鉄には「バッファ君」なんてキャラもいました。後の「バフィー」のような牛ではなく、近鉄のユニフォームを着用した漫画チックな容姿の少年の着ぐるみでした。)
この点は球団サイドも同様で資料管理が甘く、自軍のマスコットをいつから登場させたかはっきりした年月日が分らない場合もあるようです。
長々となってしまいましたが、百聞は一見にしかずです。ご興味のある方は購入してみてください。
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