福井県営球場
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Mr.black
2009年05月08日 13:41 visibility2432
このGWにBCリーグを2試合野球観戦した福井県営球場。
両翼100m、センター122m、収容22,000人という県内最大のスタジアムです。1967年の福井国体の時に建設されたようでその後毎年のようにNPB公式戦が開催される場所です。
記憶にあるのでは昔巨人が隔年ごとに東北遠征シリーズ、北陸遠征シリーズを行い、その際には富山県営、石川県立、そしてこの福井県営と転戦していました。
ただ近年は富山の場合は県営球場からアルペンスタジアム(市営)にシフトされたり、石川県立も収容数の少なさや老朽化の問題があったり、そして福井県営もやや使用の頻度が落ちているようで、これらの野球場は過渡期を迎えているようにも感じます。
しかしプロ野球が何度も開催された歴史のある福井県営、やはり過去に自分が見た福井県内の他球場(フェニックス、福井市営、三国)と比べるとレベルは段違いです。
コンクリートの支柱がガッシリとスタンドを支える立派な外観、
二本ポール式の巨大な照明塔、
すり鉢状の大きな内野スタンド(上段には屋根もあり)、
広くて芝生の緑がきれいなグランド(若干芝ははげていますが)、
折り紙のお内裏様みたいな形をした特徴あるスコアボード、
どれもが印象的なスタジアムでした。
最近は地方にドンドンと立派なスタジアムが造られています。かつては一万数千人から二万人収容くらいでもNPBが公式戦を開催していたのですが、最近は三万人収容くらいの規格が求められているようで、近々新潟に建設される県立球場も三万人規模です。
立派なスタジアムが造られるのはいいのですが、中にはその地域の実情以上に過分なものが建設され、その建設費用や維持管理費が後々地方財政を圧迫していることもあります。その反面こういった過去にプロ野球が開催されていた場所が徐々に廃れていく・・・・何とかならないものかとよく思います。
NPBもこの点を考慮して欲しい気がします。
<交通アクセス>
JR福井駅の西側から京福バス「運動公園線」で「福新町二丁目停」下車。徒歩2〜3分。
駅からは少し遠く、乗車時間は約25分。料金は290円(2009年5月現在)。
尚、ルートは時計回りと反時計回りの二つがあり、どちらに乗ってもさほどの時間差が無いので、先に到着したバスに乗車した方がいいです。
タクシーの場合は料金2,000円程度。
二本ポールの巨大な照明塔。照度は十分。
ナイターになるとこんな感じです。
すり鉢状の大きな内野席。傾斜は結構あり、前の席との段差が大きいので見やすいです。最前列のフェンスも低目で視界良好でした。
最上段には屋根があり。
折り紙のお内裏様か、昔あった奴だこみたいな特徴ある形をしたスコアボード。磁気反転式。
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