関西独立リーグの運営、その他
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Mr.black
2009年03月28日 15:23 visibility618
昨日開幕した関西独立リーグ。今回はリーグの船出ということで特別に大阪ドームを使用しました。おそらくはドームはこれ一回切りで、以後はアマ球場の使用が多くなることでしょう。
ですので通常の運営とは若干異なる内容だったと思いますが、そんな中で感じたことなどを雑記風に。
<1> 内野席は今回全席指定で通常(全席自由で1,000円)とは異なり2,000円。外野席が自由で1,000円でした。この内野を指定席にする必要があったのか?という疑問はあります。大阪ドームの内野席は前よりも後ろの方が見やすいので、一旦指定の席に着いたものの途中で後方に移動する人が結構いました。内野席も自由席にし、料金を1,500円くらいにした方が良かったかも。そうすれば外野席のお客さんが内野にやって来たかもしれませんし、もっと全体的に観客が増えたかもしれません。
<2> この内野席のチケットですが、用意されていた数が少なかったのでは?という疑問もあります。
というのも座席には十分な余裕があったのにも関わらず、遅れてやって来た「あかくま」さん、「mi」さんは1塁側が売り切れということで3塁側のチケットで入場。しかし座席に明確な区切りが無く、空席が多かったので我々のいる1塁側にやって来ました。(なので指定席の意味があまり無かったのです。)
空席があるにも関わらず「売り切れ」というのもおかしな話です。
<3> 独立リーグの場内運営スタッフの多くは臨時雇いかボランティアさんです。その人数は限られており、アマチュア用の小さなスタジアムならば大丈夫ですが、大阪ドームのような巨大スタジアムでは絶対数が足りません。でもその悪条件にも関わらず、スムースに事は運んでいました。
(勿論座席誘導などは出来ませんでしたが。これは観客自身の問題でクリアできました。)
<4> この日はセレモニーがあり4球団勢揃いでしたので、グッズ売り場には全球団のブースがありました。グッズの品揃えとしては立ち上げたばかりのことを考慮すればまずまずだったと思います。
ただし、折角4球団のブースを出しているのですから場内アナウンスなどでもっと明確に宣伝すればいいのにと思いました。バックネット裏周辺の通路にしかなかったのでちゃんと告知をしなければグッズ売り場があることに気づかずに過ごしてしまいます。広いスタジアムなのですから。
<5> リーグが立ち上がったところなので各球団ともちゃんとした応援団組織といったものがまだ存在していません。その為鳴り物などが一切無く、声や手拍子だけでの応援でした。ですからとても静かな観戦状況でした。「ライぱち」さんは「こんな静かな中で野球を見たことが無い」と驚いていました。これから応援団などがちゃんと出来たら賑やかになるのかもしれませんが、鳴り物ドンドンよりも違った形での応援をお願いしたいものです。
今回はご祝儀的に大阪ドームという巨大スタジアムでの試合でした。でも独立リーグの観戦はむしろ小さめのスタジアムでファールグランドなどが狭くて選手とお客さんとの距離が近い方が臨場感や親近感がアップしますので次回以降の運営も是非見聞したいものです。
大阪の場合は住之江・万博・花園など。
神戸の場合は尼崎・西京極(わかさスタジアム京都)など。
明石の場合は明石第一。
紀州の場合は紀三井寺。
他リーグの遠征にも出かけてしまいますが、いずれボチボチと関西の各球場にも出没しようと思っています。
セレモニーの始球式で打席に立つこの人・・・。
何と赤井英和氏です。(写真はありませんが、投手は橋下大阪府知事。)
5回までゼロ行進。6回ついに均衡破れる。
大阪の3番ライトは元NPB選手だった平下氏。
(近鉄、阪神、ロッテ、オリックスに所属)
グッズ売り場で販売していた選手名鑑。定価は800円ですが、この日は600円の限定価格でした。
各球団の選手の写真、プロフィール、そして試合日程や試合会場のアクセス(球場の写真もあり)などが掲載されています。比較的小型なので携帯しやすいです。
同じくグッズ売り場で購入した大阪GVの帽子。
想定よりも高かったのですが、「球団への寄付」と思って買いました。(軽く涙。)
この他にもいろいろと販売していました。
明石は一部の選手も販売を手伝っていました。
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