高校野球 秋季近畿大会決勝

  • Mr.black
    2009年11月04日 17:41 visibility731

 

既に昨日のことで新聞でも結果は出ていますが。
高校野球近畿大会決勝戦は神戸国際大付属(兵庫1位)が大阪桐蔭(大阪1位)を3−0で下して見事2度目の優勝を果たしました。


スコアは3−0ですが、実際にはもっと力の差を感じました。国際のエース岡本選手、マイヤキューの歴戦の雄さんがお勧めの投手でしたが、実際なかなかの好投手でした。
やや小さめのテークバックから腕が鞭のようにしなってキレのいい球を投げていました。当日、場内ではスピード表示は無かったのですが、仮にあった場合でも打者は球速表示よりも速く感じていたことでしょう。
桐蔭のバッターはことごとく詰まらされていました。ジャストミートした打球は数えるほどしかなく、結果的には僅か4安打に封じられました。
明治神宮大会、そして来春のセンバツでの投球が楽しみな投手でしたね。


一方の打撃ですが、こちらは若干眉唾ではありました。一応14安打したのですが、桐蔭は控え投手の継投だけでエースが投げませんでした。また14安打しながら3点しか取れなかったことで分るように拙攻が目立ちました。これは今後の課題でもあるでしょう。

ところで自分は過去に何度も秋季近畿大会は観戦したのですが、決勝戦は初めてでした。
この閉会式でひとつ驚いたことがありました。それは閉会での主催者の挨拶の中でのある言葉でした。それは
「明治神宮大会で近畿勢はまだ一度も優勝しておりません。是非とも神戸国際には優勝していただき、近畿の枠を一つ増やして欲しいと思います」という言葉でした。


これには驚きました。「えっ、そうなの?一度も優勝無し?」と思いました。
実際に自分では調べていないのですが、主催者側が語ったので間違いないのでしょう。事実ならば本当に是非とも頑張って優勝して欲しいものです。

(追記)
その後調べてみたところ、平成8年に上宮、平成13年に報徳が優勝していることが判明しました。
主催者側の勘違いなのか、それとももしかしたらセンバツで「明治神宮枠」が作られてから以降の優勝が無いという意味だったのかもしれません。

かつては甲子園で暴れまわった兵庫と大阪。最近は優秀な選手が他地域に流出したりして成績がイマイチ振るいません。今回の明治神宮大会、そして来年の春夏の甲子園では活躍してもらいたいものです。

昨年頓挫した明治神宮大会観戦・・・・・再チャレンジしてみようかな?
休みと体調とお財布事情しだいですが・・・・(苦笑)



神戸国際大付属のエース、岡本投手。
見事優勝投手になりました。腕のしなりが素晴らしかったです。



準優勝に終わった大阪桐蔭。
強力打線と聞いていましたが、この日は岡本投手に完敗。来年雪辱できるか?



表彰の準備。
優勝校には優勝旗と優勝カップ、表彰状、優勝メダル。
準優勝校には表彰状と準優勝メダルが授与されました。



閉会式のフィナーレ、場内一周。
手前が神戸国際、奥が桐蔭です。

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