大学所有の立派なスタジアム(福岡工大球場)・そしてかつての若鷹軍団のホーム球場(雁の巣球場)
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Mr.black
2019年10月17日 16:25 visibility4885
今回、明治神宮大会九州代表決定戦を観戦した場所は福岡工業大学野球場。学校の頭文字を取って通称「FITスタジアム」です。ご覧のように屋根付きの立派なスタジアムで、福岡六大学の春秋のリーグ戦はほとんどがここで開催されています。
なお、この敷地全体は「塩浜総合グラウンド」という名称です。
グランドは内野クレー、外野人工芝。両翼95m、センター122m。
↑ センターには人工芝の色を変えて「FIT」の文字が入れてあります。
スコアボードはバックスクリーン兼用で簡素ですが、得点表示が磁気反転式、カウントランプはBSOとなかなかのものです。得点表示の下は打順ランプです。
内野だけですが、それでもきちんとした観覧席が作ってありました。
背もたれは無いものの、腰が安定するくらいの折り返しがある個別席。屋根もあって下手な公営球場よりも充実した設備です。(収容数は不明。)
ブルペンは1・3塁側ともにしっかり区切られています。
写っていませんが、照明は内野部分に4基あります。
ただし規模は小さく、夜間練習が出来る程度の物で、ナイター試合は無理だと思われます。
外野後方に海が見えていますね。そして時々福岡空港を飛び立った飛行機が上空を通るので旅情を盛り立ててくれました。
交通アクセスはJR香椎(かしい)線の「奈多駅」から東へ徒歩10分程度とまずまずです。
ただし、この路線は1時間に平均2本のローカル線なのでタイミングを計る必要があります。ちなみに駅は無人駅です。
電車はこんな車両。2両編成でした。
駅によっては手動(ボタン押し)でドアを開けないといけません。
ところで奈多駅のお隣は「雁ノ巣駅」。
かつてソフトバンクホークスのファーム本拠地だった場所の最寄駅ですね。
私の大会観戦日にはあいにく試合が無かったのですが、せっかくの機会だったので「雁の巣球場」にもご挨拶に行きました。(駅からは西へ徒歩10分程度)
雁の巣球場は広大なレクリエーションセンターの一角にあります。赤で囲んだ場所が同球場。こうやって地図で見ると敷地内に野球場がたくさんあるのが分かりますね。
正式名は「福岡市雁の巣レクリエーションセンター硬式野球場」らしいのですが、通常は「雁の巣球場」と呼ばれます。球場正面にも「雁の巣球場」と掲示されています。↓
かつてここではソフトバンク3軍と四国アイランドリーグとの定期交流戦が行われており、その観戦を検討したことが何度もありました。
ただ、都度悩んだのは収容数の問題。キャパにあまり余裕が無い(公称3,470人)ので、遠路はるばる出向いて万一入場出来なかったことを考えるとつい尻込みしてしまい、結局行けず仕舞いで終わってしまいました。
四国IL側がホーム(開催地が四国)の場合はそれほど気にすることもないのですが、3軍とは言え人気球団のホークスのホームだとどれくらいの観客が来るのか予測しづらく、思い切れませんでした。
ホークスのファームが筑後に移転した後は今回のように大学や高校の公式試合が若干数開催される程度です。
なのでなかなかここで観戦する機会は無いと思われます。
でもいつか実現出来れば、と。
「自分の旅路はどこまで続き、いつ途絶えるだろう?」線路を眺めるとふとそう思います。
終わりが来るその時までは可能な限り駆け抜けたいものです。
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