（臨時更新）久しぶりに女子野球の話題を

小休止する予定でしたが、臨時の更新を。

先日、甲子園で行われた女子野球の「阪神Womenー巨人女子戦」をTV視聴しました。中継は関西ローカル局のサンテレビだったので、おそらく放送されたのは関西圏だけだったと思われます。

個人的には2019年秋に西京極球場（わかさスタジアム京都）で観戦して以来久しぶりの女子野球観戦でした。

試合は巨人女子がワンサイドで勝ちましたが、これは阪神Women先発の植村投手が制球を乱したことによるもので、全般的には「女子プロ野球を初年度に初めて観た時からすれば各選手のレベルは格段に上がっている」と感じました。

当初の女子プロはトップクラスの選手と他の選手とでレベル差を感じていたのですが、徐々に底上げが進み、数年後には全体的な技術向上が見受けられました。

残念ながら女子プロは消滅したのですが、創設の意義は大いにありました。

「上に目指すものがある」ことによって野球を続ける選手が増え、それに伴い高校・大学・クラブなどでチーム数が増えていき、女子が硬式野球を出来る環境がだんだん整っていったからです。

そしてプロが消滅してアマだけになった（※）にも関わらず、全体的なレベルは引き続き上がっているということに驚きと喜びを感じています。これは元NPB選手だけでなく、元女子プロ選手（及び元日本代表選手）がアマの選手を地道に指導していった賜物だと思います。

（※）阪神・巨人、及び西武の女子チームはプロではなく全て「クラブチーム」です。

今回は甲子園での対戦でしたが、次回は東京ドームで「巨人女子ー阪神Women戦」が組まれています。

なお、巨人女子監督は宮本和知氏、阪神Women監督は木戸克彦氏です。

＜記＞

7月13日（土）19：00開始予定　（巨人ーDeNA戦の終了後に実施）

指定席のチケットはかなり高額ですが（大汗）、1・3塁側の内野自由席は大人1，000円とお手頃です。

また、この日の一軍戦チケットを持っている人は自由席に無料で入場できるそうです。

私自身、球場での女子野球観戦からは遠ざかっていたので、今回のドームの試合とは別な機会を探すつもりです。

↑　最後に観戦した時の写真。

女子野球選手の多くは笑顔いっぱい。「野球が出来る喜び」の度合いが男子と全然違うからです。