【現地観戦記】ゼビオFリーグ 第30節 浜松ミニセントラル2日目<後編>
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ひろ
2016年04月05日 08:22 visibility786
11月15日(日)
このボリューム満点の「浜松ミニセントラル」を書き上げれば、なんとか2015/2016シーズン観戦記も終わりが見えてきそうです。2日で全6試合が行われましたがいよいよ最終試合の浜松 vs すみだを残すのみとなりました。しかしタイミングを外すとやっぱりアクセス数の伸びはいまいちですね…2016シーズンは少しは余裕のある日程になりそうなのでブログもタイムリーに書いていけたらよいですが…
「浜松ミニセントラル」1日目の観戦記
前編:前座試合 ブリンカールvsエスパッソ、名古屋vsすみだ
http://labola.jp/diary/3256005003
後編:浜松vs府中
http://labola.jp/diary/3264365006
「浜松ミニセントラル」2日目の観戦記
前編:前座試合 LUZ TOP TEAMレディースvs DFUT WINGS、名古屋vs府中
http://labola.jp/diary/3272395000
この日も試合の合間にLUZ SHOP HAMAMATSUで休憩♪ここのコーヒーがまた美味いんです。個人的には普段はブラック派のぼくもアイスコーヒーではミルクとシロップを入れたくなるのですが、これはアイスブラックでもちゃんと美味しい!
ウナトラスのおふたりが観客の皆さんに再びコレオの説明を。これ、裏にはちゃんとスポンサーさんのチラシが印刷されているんです。浜松ミニセントラルは<LUZeSOMBRA DAY>
前日の反省を活かして掲げる紙はオレンジ一色に統一されました。どうでしょう、土曜日よりは一体感が増したかな!?
キックオフ前には11.曽根田盛将選手がFリーグ200試合出場達成のセレモニーが行われました。奥さんと2人の子供と一緒に花束贈呈。おめでとうございます(*^^*)
この日の対戦相手はフウガドールすみだ。10月の秦野での対戦(http://labola.jp/diary/2350685005)では7-5で敗れましたが、非常に熱いゲームを見せ、ここらへんからアグレミーナの雰囲気が少し変わってホーム初勝利に繋がったような気がしています。フウガってなんというか自分たち自身はもちろんのこと、対戦相手の熱をも引き出すようなチームな気がしていて、今回も好ゲームが期待できそうです。
※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。無断での転載・転送はご遠慮ください。
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ゼビオFリーグ 第30節 「浜松ミニセントラル」
アグレミーナ浜松 1-2 フウガドールすみだ(前半0-0)
公式試合記録
http://www.fleague.jp/records/score/2015/score01.html?gid=20402
浜松得点者:オウンゴール
府中得点者:11.清水、13.青山
アグレミーナ浜松のベンチ入りメンバーは5.大野、6.萩原、8.松本、9.松浦、10.剣持、11.曽根田、16.須藤、17.田中智、18.小池、20.石黒、21.岩﨑、22.田中充。前日の府中戦で退場した15.野嶋に代わって須藤が、また松浦の出場停止が明けて14.蓮池と入れ替わった。
フウガドールすみだメンバー。前日は名古屋に惜敗し、勝ち点で大阪に並ばれ4位に後退。すぐ後ろから大分と府中が追いかけてきており、プレーオフ進出のためには落とせない一戦。
【前半】
浜松のスターティング5、GKは21.岩﨑から20.石黒へチェンジ。連戦を2枚のGKで分担して乗り切る。FPは5.大野、10.剣持、16.須藤、18.小池でスタートしたがすぐに11.曽根田、16.須藤、17.田中智、18.小池へ。野嶋を欠いてこれがこの日の1stセット。2ndセットは大野、剣持と、6.萩原、8.松本、9.松浦、22.田中充を合わせた6枚の組み合わせを変えながら投入された。
この試合、立ち上がりからゲームの主導権を握るのはやはりすみだ。対する浜松はGKからのロングボールで中盤を省略し、前がかりに来る相手の背後のスペースを狙ってチャンスをつくる作戦。
守備ではGK石黒の好セーブを中心に集中したDFを見せ、基本ハーフに引きながらも隙を突いて激しいプレスをしかける。効果的なプレスは相手のミスとファウルを誘い、前半はすみだが5ファウルに。
ボール奪取からのカウンターで、5.大野が何度も右サイドを駆け上がりチャンスを演出するがゴールまで結び付けられず…!
前半終了間際には11.曽根田が得意のうなぎドリブルで中央から左サイドへ、するするっと抜け出すものの最後の最後GKの飛び出しに阻まれ打ち切れない。しかし前半のシュート数は互角の20対19、強豪すみだ相手にしっかりと見せ場を作りながら0-0で折り返す。
【後半】
後半は5.大野、6.萩原、8.松本、10.剣持のセットでスタート。ここからにわかに浜松が攻勢を掴む。まずは相手コーナーキックを防いでからのカウンター、3枚駆け上がり数的優位となるが、サイドからラストパスがマイナスになりわずかに合わず。1stセットに替わると17.田中智→16.須藤とパス交換を繋いでのシュートは惜しくもサイドネットを揺らした。さらに20.石黒のロングスローから深いところでキックインを得ると、浮き球で入れたパスを11.曽根田がダイレクトボレー!!これはわずかに枠を外す。
後半立ち上がりからの5分間、ここまでは「浜松の時間帯」と言ってもよいほどだったが、ここでゴール前の混戦で16.須藤が後ろから3.金川を倒しファウルを冒してしまう。痛恨のPK献上…!須藤にはイエローカード。
このPKを11.清水が豪快に決めてすみだが先制。
途中までいい戦いを見せながらも、1点を失うとそこからずるずると崩れていく。これはホーム戦未勝利だったときの浜松にはよくあるパターンだった。しかし、ホーム初勝利の効果…かどうかは分からないが、崩れることなく粘り強い守備を見せ続ける浜松。
すると32分、DF中の5.大野が相手の隙を見てボールを突つくと、こぼれたボールを奪った11.曽根田がドリブルで持ち込み、サイドで1枚かわしてファーと見せかけてニアへシュート!!これが相手オウンゴールを誘い浜松が同点に持ち込む!
(記録はオウンゴールだったが)200試合目でメモリアルゴールを決めた曽根田、スタンドの家族へ向かって指を上げると、続いてサポーター席の声援にもこたえる。
浜松が同点に引き戻し、そしてこのミニセントラル2日目でようやくホームチームにゴールが生まれたことで会場の雰囲気も熱を帯びてくる。
選手たちのプレーも激しさを増し、逆転を目指し闘志あふれる浜松の攻撃が続く!
しかし36分、逆転を目指して前のめりになった浜松の切り替えが遅れた一瞬の隙を突いて、左サイドでボールを奪った16.岡山がゴール前へ一気に縦パスを入れる。これを受けた13.青山、味方の上がりを待つことなく反転すると、迷わず右足で叩き込んだ!
残り3分というところで逆カウンターで勝ち越しを許してしまった浜松、パワープレーで再び同点を狙う。
GKを11.曽根田に、FPは10.剣持、16.須藤、17.田中智、18.小池のセット。最後までゴールを狙うが、逃げ切られ1-2でタイムアップ。善戦はしたが、ホーム2連戦を2連敗で終えることとなった。
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浜松ミニセントラル、アグレミーナ浜松は結局2連敗…残り3節で湘南との勝点差は15、神戸との勝点差は12となり、この時点で浜松の11位以下が決定。さらに下からは仙台がまだまだ勝点2差で追いかけてきています。
しかしこの試合ではチームとしてやることがハッキリしていたし、最後までドキドキさせてくれました。みんなで闘っているという感じがしてとても面白いゲームだったと思います。どんな相手でもどんな状況でも、こんな気持ちの見えるゲームをこれからもしてほしいなと願います。
<参考記事>
第30節 VS フウガドールすみだ(アグレミーナ公式サイト)
http://agleymina.jp/photogallery/photogallery-2884
浜松、すみだに敗れる Fリーグ第30節(静岡新聞アットエス)
http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/agleymina/170975.html
曽根田盛将選手(浜松)Fリーグ通算200試合出場達成
http://www.fleague.jp/news/?p=15366
★保田監督「やってきたことの成果は出ている」《浜松vsすみだ》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=222602
★剣持「もったいない試合」《浜松vsすみだ》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=222603
>> 第30節 前編 http://labola.jp/diary/3272395000
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