【現地観戦記】inゼリーFリーグ 第11節 アグレミーナ浜松 vs 名古屋オーシャンズ

  • ひろ
    2014年09月13日 13:28 visibility1091

9月6日(土)



この日もいつもの道をいつものように、いつもの場所へ向かって車を走らせていました。 いつもと違うのは、先行して実家に帰っていた妻が隣にいないことと、いつもとは違った出会いがあったこと。





なんと東名の愛鷹SAで初めてヒッチハイカーを拾ってしまいました(笑)夏休みに浜松から北海道まで日本半周の旅をしていた大学生、その帰りの道中で最後のドライバーになってしまいましたΣ(`・Д・ノ)ノ なんだろ、やっぱりひとりでのドライブは寂しかったのかなw 最初に横を通った時にスケッチブックの裏面が見えて「東京」って書いてあったから、「いやいや、ここ下り線だよ?」って突っ込んでやろうかと思ったら実は行先は浜松だったのでした(笑) ちょうど浜松アリーナに向かってるし、ここまで声をかけといて「頑張ってね~(^-^)/」でバイバイはできなかったな…



浜松アリーナへはフットサルを観に行くんだというと、「もしかして、アグレミーナですか?」との返事。よく知ってるねぇ!とびっくり。じつは彼も関東大学リーグでゴレイロをやってる選手なんだそうです。サッカーニュースと一緒にフットサルもチェックはしていて、フットサル日本代表がアジア制覇したことも、名古屋オーシャンズがアジア制覇したことも、そしてアグレミーナ浜松がだいぶ弱いっていうことも…よく知っていましたが、Fリーグを観戦したことはないとのこと。

「なんか、いつどこでやってるのかよく分かんないんですよね…」彼のつぶやいたこのひとことがいまのフットサルの現状をよく物語っているのかなぁ。「じゃ、せっかくだからそのままFリーグ初観戦ちゃえばいいじゃない」ってことでアリーナまで拉致っちゃいました(・∀・)





10歳も年下なのに聞き上手な彼とこの旅の話や就職活動の話などをしながらクルマはあっという間に浜松アリーナに到着! 運転中は眠くてしょうがなかったので僕自身も助かっちゃいました♪





この日は夕涼みdayと称して浴衣や甚平など和装での来場者は入場無料となっていたので、みなさんの艶やかな浴衣姿も楽しむことができました(*´艸`*) 浜松はきれいな女性ファンも多いし、いや~、これは素晴らしい企画♡ 来年もぜひやってくださいアグレミーナさん!







おっと…ここへはフットサルを観に来たんだった!この日は試合前に両チームキャプテンから差別・暴力撤廃の宣誓と、記念撮影が。また名古屋オーシャンズへはAFCアジアクラブ選手権優勝記念の花束が贈呈されました。





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【inゼリーFリーグ 第11節】

アグレミーナ浜松 2-5 名古屋オーシャンズ(前半1-2)



浜松得点者:11.曽根田、13.三輪

名古屋得点者:8.白方、3.北原、15.吉川、OG、9.森岡



公式試合記録

http://www.fleague.jp/score/score01.html?gid=13598



当日の実況ツイート

http://twilog.org/hiro_16ban/date-140906





この日の浜松のメンバーは 1.川原、2.岩﨑、5.笠井、7.江藤、8.松本、10.剣持、11.曽根田、13.三輪、14.蓮池、15.野嶋、19.中村、22.田中。 萩原が怪我で離脱し、蓮池が久々のメンバー入り。





AFC選手権を制覇した名古屋は、選手のコンディションを考慮してかサテライト上がりの若手である17.八木、18.浦上がメンバー入り。







【前半】

相手は絶対王者オーシャンズ、試合はやはり押される展開となりキックオフ直後から名古屋が浜松陣内へボールを押し込む時間が続く。すると、ぼくが集合写真を撮ってS席へ戻る間に名古屋先制… 8.白方のゴール。









大きな身振りで選手たちに檄を飛ばすセサル監督。しかし先制こそされたものの、一旦ハーフに引いてからじわじわとプレスラインを上げていく浜松の守備が徐々に機能しはじめる。この試合で初めて見る形だった。 集中した守備からカウンターを狙い、5.笠井が7.江藤が相手ゴールを狙う。名古屋のシュートは守護神川原が文字通りに体を張ったセーブを連発して追加点を許さない。





そして前半13分、ゴール右前で得たフリーキック。浜松はここでタイムアウトを取り作戦を確認。そして10.剣持をおとりに7.江藤がシュート気味に放ったパスをファーサイドで11.曽根田が身体ごと押し込んで同点ゴール!一気に盛り上がる浜松アリーナ!!



しかし2分後、キックインからの横パスを3.北原にカットされカウンターを受ける。北原はそのまま飛び出した1.川原をもかわし、一度は必死に戻った14.蓮池に弾かれるも冷静に押し込んで浜松 1-2 名古屋。前半はこのまま1点差で終了した。

王者相手になんとか1点差に抑えたものの力の差は歴然。しかし力の差は歴然だが1点差に抑えている。名古屋はアジアクラブ選手権を戦い体力的に厳しいはず。このまま粘ることができればまだチャンスはある。







【後半】

後半も集中した守備で名古屋の攻撃を跳ね返す浜松。接戦の状況を続けて、名古屋に18.浦上や17.八木の若手をそう易々と出場させられないプレッシャーをかけ続けなればいけない。そのうえで、どちらの体力がもつかの勝負だ。





すると後半6分に13.三輪が値千金の同点ゴール!22.田中の粘りのボール奪取から5.笠井を経由して19.中村への縦パス、絶妙なタイミングで逆サイドの13.三輪へ。これを確実に流し込んだFP4人全員が絡んだ素晴らしいゴールだった!これで浜松 2-2 名古屋。



同点としたことでは、やはり名古屋は八木、浦上をなかなか使えない状況に(浜松も後半は蓮池、野嶋が出ていなかったが…)、ハードなアジアクラブ選手権を戦ってきたうえに8人で回している名古屋の選手たちに徐々に疲れの色が見えてきた。 これはホーム初勝利&王者下ろしの奇跡が本当に起きるのではないかと思えたが、GK川原がゴール前で13.渡邉と交錯、顔面を押さえて倒れ込む。これで試合が数分間中断し結果として名古屋の選手たちに休む時間を与えてしまった。





その後、川原はなんとか起き上がり試合再開。落ち着きを取り戻した名古屋が再び押し始める展開となる。ここまで来ればお互いしんどい。その中でも最後まで運動量がまったく落ちない19.中村の献身的なプレーには感動すら覚える。



少ないチャンスを狙う浜松のシュートを名古屋の守護神、19.篠田が防ぐ。昨シーズンの怪我や年齢的な要因もあったとはいえ、さすがは川原からポジションを奪った男。





10.剣持の意表を突くミドルシュートは指先ひとつでコースを変え、右サイドキックインからのセットプレーもが逆サイドの11.曽根田に完璧に振られたがブロック。7.江藤が相手のパスをカットしながら絶妙なトラップで飛び出したカウンターも、ファー詰めに走った5.笠井に体を投げ出して止めて見せた。



チャンスを活かしきることができなかった浜松は、後半16分に15.吉川のゴールで名古屋についい勝ち越しを許してしまう。右サイドからのミドルシュートが川原の指先をかすめ、ゴール左上隅に突き刺さった。

すかさず11.曽根田をGKに据え、パワープレーに出るがこれで試合が崩壊。パワープレーでのパスミスがそのままゴールに吸い込まれ浜松 2-4 名古屋。22.田中必死で戻るが届かず… しかもここで6個目のファウルを冒し名古屋に第2PKを献上。9.森岡のシュートを一度は足に当てた川原だったが、再び詰められて5失点目を喫し、結局2-5の3点差で試合は終了した。







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というわけで、ホーム初勝利はまたもならず。

絶対王者相手にたしかに名古屋は強かったけど、残り5分まで同点で、このスコアはやられたというより自滅した結果って感じで悔しいです。結果は残念だったけど、みんなと観て、騒いで、お話できて楽しかった!いつもありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ





試合後には中村友亮選手のFリーグ通算100試合出場を記念した花束贈呈が。しかし、試合終わって帰り始めているお客さんもいるし、後方では名古屋の選手がサポーターに挨拶してたりと、はっきり言ってバタバタの状態… これ、キックオフ前にやることはできなかったのかなぁ…せっかくのセレモニー、もっと多くのひとに見てもらいたかったな(´・ω・`;)





そしてヒッチハイカーの彼も、「フットサル好きです」なんて言ったばっかりにまさか拾われてから開場待ち、Fリーグ初観戦、選手出待ち、そしてファミレスでの反省会と延々10時間も付き合わされるとは思ってもいなかったでしょうね…(笑) しかも旅先ならともかくゴールの浜松でw 家、もう目と鼻の先なのにww





行き先を書いたスケッチブックには、選手のみならずアリーナで出会ったサポーターのみなさんのサインをびっしり書いてもらってました。この出会いが彼の青春の旅の1ページに刻まれたなら嬉しいな。それが甘い思い出か辛い思い出かはわからないけどσ(^_^;)



さて本日は第12節、フウガドールすみだ戦。いまは墨田区総合体育館に向けて電車に乗っているところです。 ホーム初勝利は先を越されてしまいましたが、Fの先輩として直接対決では負けるわけにはいきません。フウガのFリーグホームゲーム運営を観るのも初めてですし、楽しみです!!





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