CiNEMA ReVIEW 23

“Carrie” (2013)


原作がスティーヴン・キングなのでストーリー展開は期待してなかったけど、こういう単純なものが映画としては映えるよね。例えば、SFに主人公の恋愛を絡めたりするとすべてが中途半端になるんだよね( ̄~ ̄)ξ

ところが、この「キャリー」のように、話が単純だと観ている方も焦点を絞れるので話に入り込めるんだよね。狂信的な母親に育てられ人付き合いもままならない地味な女子高生キャリーが学校でいじめにあい、卒業直前のプロムで決定的に辱められ、その超能力で会場はもとより街をも破壊する様は圧巻。そして、彼女をいじめた張本人にも復讐を果たす。そして、自らも母親とともに死ぬ。

しかし、アメリカ人というのはしょうもなく病んでる連中だね。映画のエンディングでキャリーの墓が映るのだが、そこには「地獄の火に焼かれろ!」という落書きがある。仮に、彼女を恨むにしても、死者に唾を吐くようなまねはいかがなものか?そもそも、彼女をいじめた張本人を恨むのなら解るが、同情こそすれ、それは筋違いだろう。映画といえども世相の一側面を現すからね。そんなアメリカの言うとおりになっている人たちもどうかと思うけど・・・・( ̄~ ̄)ξ


と言うか、キャリー役の子かわいくないかい?好みなんだけど(笑)









chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。