小ネタ 運命分けたクロスプレー
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こじっく
2016年02月28日 17:26 visibility125
面白いネタを拾ったので紹介します。
甲子園には外国籍の選手や、日本国籍を持っていても親御さんが外国籍だったり、帰化した方だったたりした場合、外国にルーツのある姓で出場する選手があり、スコアボードに名前が出ると目を引くことがります。
21世紀に入り一番インパクトが強かったのは何といっても東北高校のダルビッシュ有選手でしょう。
そんな選手の一人の話。
名前は出してはいけないと思うので、A選手としておきましょう。
高校は東西で言えば西の方です。
外国にルーツをもつ高校球児は、目鼻立ちがはっきりして、長身の選手が多く、女性ファンからの人気が高い選手も多いです。
A選手も例にもれず、後年モデルの仕事に就いたぐらい容姿に恵まれています。
と、なると、一度は野球ではなく芸能の道で生きることを考えたことがあっても不思議ではなかったはずです。
そんな気持ちがA選手にあったのかどうかは定かではありませんが、A選手は中学生時代に、日本人なら誰でも知っている某芸能事務所の恒例行事「野球大会」に参加したことがあるそうです。
しかも、その日が初めての「仕事」だったのに一塁手として先発出場。
A選手は張り切ったことでしょう。
その事務所には野球の腕前で知られた期待のホープがいました。
何と少年野球の日本代表歴もあるそうです。
そうです。後年、メンバーの名前の頭文字をつなげたグループ名でデビューしたK君です。
そのK君とA選手が同じグランドに立ち、まさに野球でつながった運命は交錯したわけです。
しかし、運が悪かったのは本当にプレーでも「交錯」してしまったことでした。
クロスプレーで2人は激突し、K君は転倒、鼻骨を骨折してしまったそうです。
スタンドは悲鳴の嵐・・・。
その後、A選手が某事務所で仕事をすることは2度となかったそうです。
しかしA選手はその後、高校で複数回甲子園に出場し、ドラフト指名を受けプロ野球にも進みました。
もしも、あの時、A選手がK君とクロスプレーになることなく、試合でホームランをかっ飛ばす活躍をしていたら・・・一躍社長のお気に入りになりいずれかのグループでデビューしていたのでしょうか。
運命って不思議です。
そういえば・・・これはれっきとした著書に書かれていたから実名を出して構わないと思うのですが、田淵幸一さんは中学生の時、その事務所の社長さんの車で試合のあるグランドまで送ってもらったことがあるそうです。
もしもその時、社長さんの気まぐれ(?)で田淵さんがアイドルとしてスカウトされていたら後の東京六大学ホームラン記録(これまた後年高橋由伸さんに更新されましたが)もセリーグホームラン王もなかった??
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