NNNドキュメント「遥かなるマウンド 巨人軍 背番号019」をみて

 2本続けてTV番組の感想の日記になってしまいますが…NNNドキュメント「遥かなるマウンド 巨人軍 背番号 019」を録画して見ました。

 

 難病ベーチェット病を持ちながら、育成選手として巨人軍でプレーしている柴田章吾選手のドキュメントでした。

 

 プロ野球の2軍の練習風景がTVで流れることは稀だと思います。

 

 練習のブルペンの映像が流れ、がちがちに緊張した(緊張しているように見えた)柴田選手がワンバウンドのボールを連発したり、捕手がのけぞって捕球するほどの高いボールを投げてしまう映像は、ある意味で衝撃でした。

 

 「プロでも極限まで緊張すると、練習でさえこうなってしまうんだ・・・」と。

 

 柴田選手の同級生が「プロとは一握りの中の一握りしか試合に出られない世界」という意味の事をインタビューで話しておられました。

 

 以前なら私はそういう言葉を聞いて「すごいな~、やっぱりプロは」で終わってしまうのでしたが、今は「自分が生きている世界も同じだな」と感じます。

 

 一握りしか希望する仕事には就けず、そのまた一握りしか希望する職種を任されず、そのまた一握りしか管理職になれず、そのまた一握りしか・・・って、もうこの辺でやめておきます[d223]

 

 柴田選手が「一握りの中の一握り」として1軍のマウンドに立つことを祈ります。

 

 

  

 とにかく、スポーツのドキュメントを見るのが僕は大好きです。

 

 今週は24日にNHKのBSであのメキシコシティーオリンピックの3位決定戦が放送されるのですごく楽しみ。

 

 小学校5年の時(昭和61年)、国語の教科書でこの名勝負の存在を知りました。

 

 教科書に写真が載っていました。

 

 あの頃はJリーグが誕生する気配さえ感じられなかったし、ワールドカップの存在さえ漠然としか知らなかった。

 

 でも、メキシコシティーオリンピックで日本が銅メダルを獲ったという事実を誇らしく感じた。

 

 あの国語の授業を今でも覚えています。

 

 あれから27年(オリンピックじゃなくて国語の授業ですよ[d229])

 

 教室で想像していた映像が実際に見られることが楽しみだなぁ。

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