ドラフト10位

 短い日記になってしまいますが、最近ドラフトについて書かせて頂くことが続いていますので外せないと思う話を一つ。

 

 ドラフト10位。順位だけ考えれば下位指名の中でも随分と下の順位です。

 

 しかし、その順位からプロで大活躍をした選手が2人思い浮かびます。

 

 一人は田畑一也選手。

 

 ダイエーの入団テストに合格し1991年ドラフト10位で入団。

 

 その後、ダイエー、ヤクルト、近鉄、巨人の4球団で実働9年。

 

 166試合に登板し37勝36敗1Sと十分な実績を残されました。

 

 特にヤクルト時代の先発投手として1996年(12勝12敗)、1997年(15勝5敗)の活躍は鮮烈です。

 

 そして、もう一人は今も現役のオリックス・バファローズの後藤光尊選手です。

 

 2001年オリックスのドラフト10位で入団しその後は内野のレギュラーとして活躍。

 

 2012年シーズン終了時までで1071試合出場。まさに2000年代、2010年年代のオリックスの顔とも言うべき存在でしょう。

 

 入団テストを経ての使命だった田畑選手と、入団前に社会人野球で活躍されていた後藤選手では同じ10位指名でも事情が違うのかもしれません。

 

 しかし、このサクセス・ストーリーはファンに長く記憶されることでしょう。

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