日本代表 vs トーゴ代表
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ブダペスト二郎
2009年10月14日 23:48 visibility90
take氏
otake氏
TAKESHI氏
タケムネ氏
(ラボーラのtake4段活用。)
並べてみたかっただけ、けれども意味もなく実行しちゃう、お茶目でハイブリッドで所在なさげで風邪がいまいち治りきっていないブダペスト二郎です。
スコットランドとのゲームよりは面白かったけれども、トーゴの、A代表としてのクオリティのなさはまずいただけなかった。
TBSの実況は「トーゴに期待してはいけない、期待できない」と繰り返していたけれども、
そんなことは単なるお人好しの発言であって、やくざ風な単語をあえて使えば
「落とし前」は必要だろう。たまたまこの観戦記を書き始める前に
どこかのブログで「こんな風になるんだったら日本に勝ったら1億円と言って呼ぶこと」を提案していたがそれも一案だと思う。
ゲームは終始日本が押していた。
コーナーキックが一度は跳ね返されたもののボールを拾った日本が左CKを蹴った後、左サイドに残っていた遠藤につなぎ、遠藤が左足でグラウンダーのクロス、ニアで森本がつぶれて中央に走りこんだ岡崎が「先生、TAKESHIくんが上履きを6年間洗っていません」もとい先制ゴール。
その後も右からのCKくずれのあとに、(おそらく遠藤から)右サイドのケンゴにスピード・タイミングともに最高のパスを出し、きっちりとトラップしたケンゴからまたまたグラウンダーのクロス、岡崎が相手DFの前であわせ、椎間板アンモニア、もとい追加点。
長友のこれまたしつこいほどのグラウンダーがボックス中央の森本へ、森本は体と腕で相手DFをきっちりとブロックしてトラップ、相手DFが懸命に伸ばした足がボールに触れるが競り合いに勝ったのは森本で、反転して右足で決め、代表初ゴール。
後半右サイドから素早く入れたスローインを長谷部が受け、すばやくあげたクロスに岡崎がはっとりはんぞう。もといハットトリックを決めて4点目。
左サイド抜け出した途中出場の石川が左足でグラウンダー、詰めた大久保がシュートすると相手GKに弾かれ、こぼれダマが本田に渡哲也、冷静に流し込んで5点目を決めた。
アナゴ故人祭典。
もとい以下個人採点。
GK川島6 ほぼ仕事はなかったがたまにボールがきても集中を保っていた。
DF徳永6 競り合いの強さ、などで持ち味を発揮。
闘莉王6 ミスパスもあったし中盤に出て効果的でないシーンも見られた。ただ、意識の高いフィードもあった。
中澤6.5 集中を切らす事無く、的確なポジションをとり、安定したおでき。もとい出来。
長友6.5 ちょっと正確さを欠いたパスやコンビが合わないシーンもあったけれども、さらに判断力を磨けばインターナショナルなレベルに到達しそうである。
MF長谷部6.5 ややミスもあったが攻守に顔を出して存在感を見せた。
遠藤6.5 左サイドボックスに飛び出して、闘莉王からのロングフィードを受けた場面、彼ならきっちりとトラップして欲しかった。安定したパス回しと気の効いたポジショニング。
俊輔6 徳永のグラウンダークロスを生んだパスや、森本とのワンツーなどアイデアと技術を見せた。ただ、スルーパスが引っかかるシーンが多かった。
ケンゴ6.5 急ぎすぎる場面、スルーパスが長すぎる場面も多く、決定機で決められないこともあった。それでも相手にとっては背筋が凍るようなパス、味方にとっては預けたいときによってくるポジショニングなどで持ち味を発揮。
FW岡崎7.5 出場した2試合連続でのハットトリックは相手のレベルの低さを考慮しても素晴らしい。あと2点くらいは決められそうなシーンがあったのだから、さらに細部を突き詰めてほしい。
森本6.5 巻も呼ばれず、矢野もいないなかで、前線で「ファイト」というと語弊があるかもしれないけれども、前線でコンタクトを厭わない選手がようやく出てきた。手鼻して、もとい手放しで褒めるのはどうかと思うが、あげたゴールは素晴らしかった。
交代選手
内田6 疲労困憊な感じは少なくなっているように感じる。しっかりと休みつつ、徳永からの刺激も受けているか。
大久保6 アピールしどころか、積極的に攻撃に絡んだ。
本田6 アリバイ守備は少なくなっている。簡単にプレイするところとリスクを犯すべきところとの判断が見られた。
今野6 相手の程度というのもあるがきっちりと仕事をこなした。
寿人5.5 本田がだしたパスにはあわなかったけれども、もっと長い時間見たかった。何でも出来る選手ではないし、独力でゴールをあげられる選手ではないかもしれないが、あの位置であと何度かやればきっと大事な武器となりえるだろう。
石川 採点は省略するが、5点目を演出。(演出助手:大久保、今野) 主演:本田
今日のようなゲームこそ岩下や海人を途中からでも試してほしかった。森本は、メディアではほとんど救世主的な扱いだろうけれども、イタリアに戻れば平穏さを取り戻せるだろう。
他にも見てみたい選手はいるけれども、岡田の中ではかなり順位的なものが出来てきただろう。
GK
楢崎 川島 都築
経験をとって川口が都築を乗り越えるかどうか。
センターバック
闘莉王 中澤 岩政 阿部
サイドバック
内田 長友 駒野 徳永
ボランチ
長谷部 遠藤 今野 稲本か橋本か・・。
オフェンシブMF
俊輔 憲剛 本田 大久保か松井か石川かあるいは香川か・・・。
FW
岡崎 森本 玉田 寿人か前田か達也か・・・。
無論扉は閉じきってはいないだろうが岡田の今までのゲーム運びからは上記のような
選考が想像できる。
個人的にはまだ見たい選手はいるけれども。
今回石川や前田が呼ばれ、他の選手たちも「これから圧倒的な結果」を出していけば
まだ可能性がある、とそれぞれの選手たちが信じて頑張ってくれれば、
少なくともズィーコのときよりは健全なチームになるだろう。
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- 事務局に通報しました。
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