オランダ代表 vs 日本代表
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ブダペスト二郎
2009年09月06日 01:19 visibility75
前回書いた日記で、
タイトルを見て「きっとブダペスト二郎の日記だから下ネタだろう」
と期待して私のページに訪れてくださった1万991人のラボラーの皆様、
期待にこたえられず、もう仕分けありませんでした(あとは運び出すだけです。)、もとい
申し訳ありませんでした。
このゲームを見て、
日本全然ダメ、というのも前半良くやったというのも
何故だが知らないが書きたくない。
前半のオランダのだらしなさはちょっと予想外だったけれど、
きっちりとプレスをかければゲーム全体は締まったものになるというのは
予想せられたことだったろう。
ポイントはだから岡田が考えるコンセプトそれ自体ではなく、
枠内へ危険なシュートを放つことが出来るか
逆に枠内へ危険なシュートを洟垂れる、放たれるのを阻止できるか
であったろう。これはオランダ戦に限ったことではなく、今までの日本のゲームからも
課題であったところだ。
岡田のコンセプト自体は、私は納得できるのだけれども、
常々思うのは優先順位のことだ。
岡田のコンセプトは「相手より多くゴールを奪う」為に機能すべきところではないか。
往々にして野球でもバッティングの結果より、フォームにこだわる選手が多い気がするところが
日本人らしいところかもしれない。
前半運動量の少ないオランダに対し、良く走る日本は組織で立ち向かい、シュートエリアの手前まではよくパスをつないだ。しかし危険といえるシーンは長谷部の左足がややそうかもしれないのと、
俊輔の浮きだまスルーパスに反応した岡崎のトラップがややミスをしてかつ足を滑らせた場面くらいか。
後半俊輔のFKはあったものの、セットプレイのこぼれからファンペルシに決められ、バイタルエリアに入り込んだスナイデルの技ありミドル、クロスからのフンテラールが詰め、と3ゴールをあび、
結果的には完敗であった。
以下個人採点
川島5.5 勇気ある飛び出しや、エリアという選手のシュートをとめた場面はらしさをみせたけれど。。
内田5.5 判断、パスの精度、スタミナなどに課題を残した。
中澤5.5 良く守っていたけれど、少し慌てる場面も。
闘莉王5.5 攻撃のボール回しには貢献したが。
長友5.5 胸をすく飛び出しもあり、良い守備も見せた。
長谷部5.5 よくファイトしていたがパスミスもあり。
遠藤6 やや相手の足に引っ掛けられるシーンもあったが、技術はスナイデルと比べてもそん色ないかもしれない。
俊輔5.5 FKや岡崎に出した雨季球、ヒールなど見せ場はあった。
憲剛5.5 守備でもよく働いていたし、中盤から持ち出して左サイド奥に走る俊輔へのパスなどは絶品であったが、決定的なシーンは作れず。
岡崎5.5 奔走した。戦った。ゴールは生まれなかった。
玉田5 独特のテクニックでよいボールの触り方をしたしーんもあったけれど、怖さはなかった。
交代選手
本田5 良い形でボールを持つシーンは少なかった。そうすると途端に価値が落ちる。
興梠5 スベルシーンが多く、ポテンシャルの一端も見えず。
終盤、松木が中盤に誰かを入れて、あるいはシステムを変えてほしそうだったけれど、岡田の采配に対しての不満が露骨に出ていて面白かった。松木の解説はどうでもいい(ほんとはどうでも良くない。)のだけれど、あそこからシステムを変えるというのは4−5−1から、3−6−1にしてほしかったのだろうか。それとも4−6−0にしてほしかったのだろうか。
ともかく岡田の「精度をあげてゆくだけ」という態度に
地道な作業の必要性には共感しつつも、
アプローチはそれだけなのだろうかというところが心配である。
オシムは「まずコーチがアイデアを持たなければならない」と言った。
山下洋輔は「冬に冷やし中華が食べられらいなんて」と言った。
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- 事務局に通報しました。
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