オマーンvs日本
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ブダペスト二郎
2008年06月08日 08:05 visibility72
このワールドカップ3次予選で
グループの4チーム中2位までが次に進める、というところから
ゲームが始まる前に2位であった日本と3位であったオマーンの、
最終予選に進むための直接のライバル同士の試合。
一言でまとめてしまうと、2位をキープ出来たという観点から
必要最低限の結果を得られた。
ここ2回のアジアカップを思わせる酷暑の中、ロングボールを多用するオマーンと、ある程度前線からプレスをかけ、極端には戦術を変えずに向かった日本。日本の左サイド深い位置で闘莉王が相手の足を引っ掛けたファウルから、FKのこぼれ球を詰められてオマーン選手の左足ミドルが決まり、日本は先制点を許す。
それぞれの選手のあと数歩といったところの動きが少ないためか、バックラインからのパス回しで何度かミスが見られた。
全体的に日本のほうがずっと高い支配率であったろうけれど、
ロングボール、とりわけ日本のサイドバックの所(闘莉王と中澤をなるべく避け、特に駒野の所)でヘディング勝負を仕掛け、そのこぼれ球に反応するオマーンの攻撃もある程度まで成功していた。
後半に入って右サイドバックの内田が多く上がる様になり、前半から精力的であった左の駒野と併せてサイドの攻撃が活性化していった。
高い位置でボールを奪った長谷部が左前方に出したスルーパス、縦に抜けようとした玉田がボックス内で引っ掛けられ、ミスターPKこと遠藤が決めて追いついた。
日本のほうにその後も何度かチャンスが来るが、最後の精度を欠き、
勝ち点をお互いに1加える結果となった。
以下個人採点
GK楢崎7 相手のPKを止めて、敗北をまぬかれる。
DF内田5.5 後半よく攻撃に参加したが・・・。
中澤6.5 危ないシーンも作ったが相手のオフェンスを良く止めていた。
闘莉王6 良いプレイもあったがファウルで止めることが幾度かあり、ややキレを欠いた。
駒野6 運動量豊富に多くのプレイに絡んだ。
MF俊輔 6.5 プレイスキックはもう少し、よいボールを蹴ってほしいが。
ディフェンスでもかなり貢献し、前記玉田のチャンスや浮き球スルーパスから大久保ヘッド(相手GKのビッグセイヴ)など導く。フィジカルで奪われるシーンもあったけれど。
長谷部6 1点目の基点になるディフェンスからのドリブル&パスは良かった。
遠藤7 よくボールをちらし、セットプレイでもチャンスをつくり、惜しいミドル、そして重圧が掛かる中でのPKをきっちりと決める。
松井6 後半のドリブルを足引っ掛けられて止められたシーンはPKに見えたけれども・・。
FW大久保4.5 グラウンダーのクロスに突っ込んだ際、相手GKに突っ込んでいったついでにGKを蹴り、退場。上記ヘディング以外ではシュートを打つことが出来ず。
玉田7 PKをもらったシーンも良かったし、時には下がってポスト、時には裏、とメリハリある動き。よく走り、キレある動き。
以下交代選手
山瀬6.5 求められている役割をこなし、運動量多くチャンスにカランブー。
今野とやのきしょうは略。
全体的に、暑さがひどかったこともあり、+0,5位の採点。
無論、勝ち点3が取れれば良かったけれども、一歩前進したと考えれば
そう悪くもない。カウンターを受けてダッシュで戻る、というのが相当に各選手にダメージを与えただろう。
阿部が復帰したら彼もそうなる可能性が高いように思うけれど、今野は非常に貴重な駒で、このゲームでは内田に代わって入ったが、DFあるいはボランチとしてどこでも出来る、それ故に先発ではなくベンチに置いておきたい、というユーティリティさが今野本人にとって悔しいことだと思う。また、ベンチの他の面子を見るとFWが矢野一人、というのではこの先ちょっと厳しいだろう。FWが全部で3人しかおらず、そのうち一人はたまに退場する、という攻撃陣なら勝ち点1は想定内か。
グループの4チーム中2位までが次に進める、というところから
ゲームが始まる前に2位であった日本と3位であったオマーンの、
最終予選に進むための直接のライバル同士の試合。
一言でまとめてしまうと、2位をキープ出来たという観点から
必要最低限の結果を得られた。
ここ2回のアジアカップを思わせる酷暑の中、ロングボールを多用するオマーンと、ある程度前線からプレスをかけ、極端には戦術を変えずに向かった日本。日本の左サイド深い位置で闘莉王が相手の足を引っ掛けたファウルから、FKのこぼれ球を詰められてオマーン選手の左足ミドルが決まり、日本は先制点を許す。
それぞれの選手のあと数歩といったところの動きが少ないためか、バックラインからのパス回しで何度かミスが見られた。
全体的に日本のほうがずっと高い支配率であったろうけれど、
ロングボール、とりわけ日本のサイドバックの所(闘莉王と中澤をなるべく避け、特に駒野の所)でヘディング勝負を仕掛け、そのこぼれ球に反応するオマーンの攻撃もある程度まで成功していた。
後半に入って右サイドバックの内田が多く上がる様になり、前半から精力的であった左の駒野と併せてサイドの攻撃が活性化していった。
高い位置でボールを奪った長谷部が左前方に出したスルーパス、縦に抜けようとした玉田がボックス内で引っ掛けられ、ミスターPKこと遠藤が決めて追いついた。
日本のほうにその後も何度かチャンスが来るが、最後の精度を欠き、
勝ち点をお互いに1加える結果となった。
以下個人採点
GK楢崎7 相手のPKを止めて、敗北をまぬかれる。
DF内田5.5 後半よく攻撃に参加したが・・・。
中澤6.5 危ないシーンも作ったが相手のオフェンスを良く止めていた。
闘莉王6 良いプレイもあったがファウルで止めることが幾度かあり、ややキレを欠いた。
駒野6 運動量豊富に多くのプレイに絡んだ。
MF俊輔 6.5 プレイスキックはもう少し、よいボールを蹴ってほしいが。
ディフェンスでもかなり貢献し、前記玉田のチャンスや浮き球スルーパスから大久保ヘッド(相手GKのビッグセイヴ)など導く。フィジカルで奪われるシーンもあったけれど。
長谷部6 1点目の基点になるディフェンスからのドリブル&パスは良かった。
遠藤7 よくボールをちらし、セットプレイでもチャンスをつくり、惜しいミドル、そして重圧が掛かる中でのPKをきっちりと決める。
松井6 後半のドリブルを足引っ掛けられて止められたシーンはPKに見えたけれども・・。
FW大久保4.5 グラウンダーのクロスに突っ込んだ際、相手GKに突っ込んでいったついでにGKを蹴り、退場。上記ヘディング以外ではシュートを打つことが出来ず。
玉田7 PKをもらったシーンも良かったし、時には下がってポスト、時には裏、とメリハリある動き。よく走り、キレある動き。
以下交代選手
山瀬6.5 求められている役割をこなし、運動量多くチャンスにカランブー。
今野とやのきしょうは略。
全体的に、暑さがひどかったこともあり、+0,5位の採点。
無論、勝ち点3が取れれば良かったけれども、一歩前進したと考えれば
そう悪くもない。カウンターを受けてダッシュで戻る、というのが相当に各選手にダメージを与えただろう。
阿部が復帰したら彼もそうなる可能性が高いように思うけれど、今野は非常に貴重な駒で、このゲームでは内田に代わって入ったが、DFあるいはボランチとしてどこでも出来る、それ故に先発ではなくベンチに置いておきたい、というユーティリティさが今野本人にとって悔しいことだと思う。また、ベンチの他の面子を見るとFWが矢野一人、というのではこの先ちょっと厳しいだろう。FWが全部で3人しかおらず、そのうち一人はたまに退場する、という攻撃陣なら勝ち点1は想定内か。
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