走ることについて語るときに僕の語ること

  • うじ
    2010年09月28日 23:35 visibility101

 この長いタイトルは、村上春樹のエッセイのタイトル、『走ることについて僕の語るときに語ること』からの引用です。この本には村上氏にとって走ることとは何か、何故走るのかをつらつらと書き綴ったもの。残念ながら僕には読解力が乏しく、ここに解説を書く力量はないのですが。一つだけ言えることは、村上氏が毎日1時間以上の距離を積み重ねているというのを読むと何となくトレーニングシューズを履いて、部屋を飛び出そうかという気分になるという事。


 


 


 昨年8月に左膝前十字靭帯を断裂し、サッカーができなくなってしまったので、7月頃から本格的に始めたジョギング。9月に入ってからは忙しかったり、風邪をひいたりしてたからサボってて、今日久々のジョギング。陽が傾きかけた夕方4時頃にスタートし、ゆ~~っくり、本当にゆっくり、疲れないように、とにかくゆ~~~っくり走る。


走ってる間は音楽を聴きながら妄想にふける。


 


 


 今日考えたのはサッカーの事。


中学校、高校時代とか大学時代のサッカーの試合、練習のこととかを思い出し、もう一度あの場面に出遭ったらもっといいプレーをしようとかしょうもない事を考えてる。


ずっとDFばっかやってきたけど、それ以外に選択肢は無かったか、とか。大学4回生で初めてボランチに転向し凄い充実してたから、高校時代「公式戦の試合に出られなくてもいいから、B戦で違うポジションをやらせて欲しい」とか言ってもよかったかも。といってもこれは26歳の自分やから持てる意見であって、16~18歳の小僧には思いもよらない事。そのときは自分はDFが天職やと思ってたし、いやなポジションでも試合に出たいと思ってたから。極端な話、試合に出られるならGKでもいいぐらいのノリやったかな。


 


 


 そんな事を頭の中でぐるぐる考えると、足が進む。(これは走ってる時の話です念のため)


日本サッカーの将来とか、プレー以外でサッカーに関わる方法はないか、いかにサッカーに対して恩返しができるか、そんな事に思いをめぐらしてると気がつけば1時間ぐらい走ってる。それもゆ~~くり走るから出来る事。そうすれば、頭が整理される。何もサッカーの事を考える必要はなくて、仕事のアイデアだったり勉強のこと進路のこと、友人のこと。


何らかの答えが出る可能性はある。まあせいぜい5%の確率で。


 


 


要は、走るときはゆ~~っくり、考え事が出来るペースで走ろうという事。


以上、


走ることについて語るときに僕の語ること


 


 


 

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