
リードについて
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murahiro.p12
2012年09月15日 02:42 visibility121
お疲れ様です。9月になっても引き続き暑い日が続きますね~中には体調を崩してる方もいらっしゃいますので、気をつけないといけませんね。
今回は自分のリードについて客観的に考えてみます。基本的には自分の経験則で書いているのでその辺りは大目に見て下さい。また、以前書いた日記と重複してるかもしれないのでその辺りもお許し頂ければと思います。
基本的に投手をリードする時は「相手を抑える」という目的に向かって捕手からサインを組み立てていきます。自分の場合、どうやって打者を抑えようとするか?はっきり言って、これは場面や状況によって違ってきます。まして投手の調子や相手打者のタイプ、点差、ランナーの有無…なので、正解はたくさんあるし、人によって違ってきます。
それではランナー無しの場面。自分のリードは「三振を奪う」リードで組み立てていくことが多いです。打者を抑えるのは各バッテリー共通の認識だと思うし、敢えて打たれたり塁に出す配球はこの場面では有り得ないです。個々で違ってくるのは「アウトの取り方」になります。自分の場合は、どちらかと言えば打たせて取るより三振の結果を逆算してリードを組み立てる傾向が高い気がします。
自分なりに理由を考えると、とりあえずストライク先行でできるだけ優位に進めたいというのが、1つ目の理由。もう1つの理由は三振を取りに行くような厳しい勝負球なら簡単に打たれないはず、つまり打ち損じでアウトを稼げるだろう…と考えているからだと思います。コントロールのいい投手とバッテリーを組むと、割と早目に打者を追い込むような感じです。
ただ、この配球の弱点は、早打ちの打者だと余程厳しくコースに来ない限り痛打される可能性もあります。相手が打ち損じたり、野手の守備範囲にいけば、球数少なくアウトを取れますが逆に容易にピンチになる可能性もあります。なので、テンポ良く行くのも悪くないけど油断はしてはいけないということですね。
自分の場合、投手がサインに首を振った時には、投手の投げたい球を投げてもらうようにしています。キャッチャーの自分が感じているいい球種と投手が投げていて思う自信のある球種は必ずしも一致するとは限りません。同じ打たれるなら投手が納得してサインに頷いた球種で打たれた方がバッテリーとしては悔いがないと思うからです。首を振らせないように、常に投手とシンクロできれば理想だと思います。それと同時に投手が首を振ることは悪いことではないと思います。「この球を投げたい」という意思を示してくれてるのは、投手の専売特許なのでそこは尊重したいです。 投手の中でも、自分なりに配球を組み立てて投げることも大事でその共同作業がリードになるかと思います。
投手に色んなタイプがいるように、捕手にも色んなタイプがいます。高校や大学の時の捕手の先輩は自分とは違った方法で投手やチームをまとめてました。それはそれで、面白いと思います。上手く纏められませんが今回はこれにて。
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- 事務局に通報しました。

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