
自分の好きなプロ野球選手③矢野輝弘
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murahiro.p12
2012年09月18日 22:32 visibility1566

お疲れ様です。9月…なのに暑いっすね~!朝夕は涼しい、とは言え日中は汗が止まらない感じです…早く涼しくなるといいんですが。
今日は久々に好きな野球選手のことを書こうと思います。オーダーミットが完成したのと、ミットの型のモデルでありそのリスペクトの意味も込めて矢野輝弘選手について書きこみます。
東北福祉大から中日へドラフトで入団した矢野選手ですが、当時の東北福祉大は先輩に佐々木、大塚光二、後輩に齋藤隆、浜名、金本とプロ養成所みたいなチームでした。
中日時代は正捕手に中村武志選手がいたので控えに甘んじていましたが、打力と足を買われて外野手も兼任してました。中日の最後の辺りでは1番センターで出場したりもしてました。肝心のキャッチャーでも野口投手のノーヒットノーランでマスクを被ったり、年々出場機会は増えていたと思います。
97年のオフに転機となるトレードで阪神に入団。阪神では98年の後半から正捕手に近い位置まで登り詰めます。99年に野村監督が就任してからは、正捕手として起用が固まりました。ただ、チームは01年まで連続で最下位。矢野選手にとっては中日最後の年から5年連続という1番厳しい環境だったと思います。
02年に星野監督に変わり、矢野選手は「またトレードに出される」と絶望したようですが、もうその頃には矢野選手が揺るぎない正捕手の位置を占めてました。そのシーズンは怪我で離脱してしまいましたが、その後にチームが失速したのもその証と言えます。
その後は03、05のリーグ優勝にも貢献して2010年の引退まで、阪神の捕手の代名詞になったと感じます。
個人的な矢野選手の印象は「めっちゃ男前!」これに尽きます。正直キャッチャーでは珍しくイケメンです(笑)ただ、その割に熱くなりやすく、けっこう退場も多かったかな~。勝利の瞬間に、マスクを取って投手とハイタッチするときの笑顔はホンマにいい顔してました。
プレーに話を戻すと、野村監督曰く「お手本の様なリード」と評されてました。無難で文句の付けようがないと。その反面、面白味に欠けるとも言われてました。実際、低迷期の頃は追い込めば外角低めにミットを構えて…その傾向が強かった気がします。
年々、投手とコミュニケーションをしっかり取っていったり、中にはマウンドで厳しく叱咤して投手を引っ張っていってたように見えました。矢野選手の時の阪神の投手はサインに力強く頷いて投げてたように思います。
また、中日時代は野口投手、阪神では川尻投手のノーヒットノーランに連続でマスクを被って立ち会ったのも凄いことだと思います。
あと、ウエストを出して相手の盗塁やエンドランの作戦をことごとく潰していく。相手の動きの洞察力はかなり高かった気がします。
守備の特徴のもう1つはキャッチング。ミットの裁き方が、必ずミットが体の正面に来るように見えました。
打撃も率はあまり高くなくても一発もあるし、とにかく勝負強い振りがイメージとして強いです。よく、サヨナラヒットとか多く打ってる気がします。
トレードで阪神に来て引退までファンに愛された、阪神ではなかなか珍しい選手でした。最後は肘の痛みで苦しみましたが、正直代打だけならまだ通用してたと思います。ただ、本人としては捕手のこだわり、プライドがあって引退したのかな…と。
試合の流れを把握するのに長けた選手だと思うので、近いうちにどこかのチームのコーチや監督としてまたユニフォームを着てくれると思い、期待したいと思います。
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