味方を最大限に輝かす選手

  • けんた
    2009年01月30日 01:22 visibility63

サッカー選手には、様々なタイプの選手がいると思う。
その中でも大きく分けると、
�自分自身が最も輝く選手
�味方を活かす選手
�縁の下の力持ちになる選手
�味方を活かし、かつ自分自身も活きる選手
�味方に活かされる選手

だいたい、こんな感じの4パターンに分かれるのかな(他にもあるのかもだけど・・)



�の自分自身が輝く選手の好例が、C・ロナウド。
ドリブルにしてもシュートにしても自分自身が一番輝ける場所、場面で
凄いプレーをして、結果を残していく選手。イブラヒモビッチやロナウジーニョもそういうタイプ
の選手ですね。ただ、自分の力を高く評価しているから、個人プレーに走りがち
なとこもあるけど・・。

�は、シャビやセスク、ピルロのように、自分自身というより、フォアザチームの精神で
パスやクロス、ランなどで味方をしっかりフォローできる選手。日本だと、俊輔、遠藤みたい
なタイプ。

�はオシムの言う『水を運ぶ選手』ですかね。オシム時代の鈴木啓太、トルシェ時代の戸田
、明神など。海外だとエッシアンとか、ガットゥーソみたいな感じですかね。

�は、個人プレーもできるけど、そればかりじゃなくてチームプレーもしっかりできる選手。
ミランのカカ、チェルシーデコなどがいい例かもですね。

�は、FWやサイドバックに多いタイプですかね。自分で突破というより、いいパスが来てゴール
決める!みたいな。インザーギやファンニステルローイ。日本なら佐藤寿人とか、巻みたい
な感じですかね。


こんな感じで、個人的に思ったタイプごとの選手だけど、
その中でも特殊な選手がいるなっと感じました。
味方を活かすだけでなくて、
味方の力を最大限に発揮させ、かつ自分も輝く選手。

今は引退したけど、かつてアーセナルでプレーしてて元オランダ代表
ベルカンプ
彼がいたころの、アーセナルはほんと輝いてたし、オランダ代表も強かったですね。
当時アーセナルにアンリ、ユングベリ、ピレス、ビエラなどそうそうたるメンバーがいた。
アンリもユングベリもピレスも当時が一番輝いてた。
アンリなんか、アーセナルでガンガン点取ってたけど、それも
ベルカンプのピンポイントのパス、クロスのおかげもあると思う。
とにかく前走れば、一番欲しいだろうとこに、ピタッてパスが飛んでくる。

アンリにとっては一番最高の相棒だったんじゃないかなと思いますね。
同じく代表で一緒だったクライファートもそう。ベルカンプと組んでたときが
一番良かった。
ベルカンプは、ジダンやロナウド、カカ、バッジオとかに比べると、評価は低いかも
しれない。でも、相棒の力を最大限に引き出す力はジダン以上のものがあったと思う。
現にフランス代表でのアンリは・・・ジダンに力を引き出されたとは言い難い。
アンリの最高の力を引き出せたのは、やはりベルカンプ。

他にも、そういう選手だと、スウェーデンのラーション
彼もその力に長けてたと思う。代表ではイブラヒモビッチがほんとやりやすく
プレーしているし。インテルでのプレーよりスタンドプレーが少ない気もする。
ラーションのことをほんと信頼しているのがわかる。
マンUでもバルサでもプレーしていたけど、ルーニーやエトーがほんと力を発揮できる
ようにプレーしていた。かつ、大事なとこでは点を取る。
ベルカンプとはタイプは全く違うけど、
味方の力を最大限に発揮させ、かつ自分も輝いて選手だと思う。


他にも、R・バッジオ、ルイ・コスタ、ギッグス
がそんな能力に長けてたように感じる。
Jリーグでは、やはりピクシーことストイコビッチ
名古屋在籍時で、小倉や岡山、平野、デュリックス、福田健二と、
ピクシーのパスによってすべてのグランパスの選手が輝かせて
もらってたように思える。

日本人にも、そういう
味方の力を最大限に発揮させ、かつ自分も輝く!
そういう選手が出てきてほしいものです☆

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。