代表発表・・

来週のシリア戦と、Ｗ杯予選のカタール戦に向けての代表が発表されましたね。

達也復帰は嬉しかったですが、、、うーん、あまりいつもと変わり映えしない。
毎回期待している、広島の柏木陽介なかなか入らない(+_+)
正直香川が入って、なぜ柏木入らないのかなって気もしますけど・・・。
（香川はいい選手だと思いますが、今の代表には柏木みたいに走れる選手のほうが必要な気もしますので・・）

他にも、名古屋の小川、川崎の谷口など入ってほしい選手はけっこういますけど、
まあ、代表は監督の好みもあるからしょうがないのかな。
中盤は選手揃ってますしね。

それより気になるのが、ボランチ。今のレギュラーは、遠藤と長谷部が第一候補だとは思いますけど
本当にそれでいいのでしょうか？？
汚れ役というと言葉は悪いけど、守備に専念できる選手がいない気もします。
オシム流にいう『水を運ぶ選手』ですかね。

オシムのときは、鈴木啓太、トルシェ時代だと戸田や明神。ジーコのときはあえていうというと福西ですかね。
必ず１人は守備に力を発揮できる選手がいたはずです。
今の代表を見ると、今野や橋本はそれに近いものがありますが、あくまでサブ。
レギュラークラスだと、遠藤にしろ長谷部にしろ、中村憲剛、今回は入ってないけど稲本と
どちらかといえば攻撃が好きな選手。守備専門でできる選手がいないというのが実際のとこだと
思います。

海外を見てみると、強いチームには必ずそういう『水を運ぶ選手』は１人はいるはずです。
バルサだとヤヤ・トゥーレかブスケツ。インテルだとカンビアッソ、リバプールにはマスケラーノ
チェルシーはミケルかエシアン。ミランはガットゥーソ、マンＵはキャリック、ユーベはシソッコなどなど。

今年のユーロで優勝したスペインにもマルコス・セナという優秀なアンカーがいたおかげで
中盤であれだけ自由にできたはずだと思います。シャビ、セスク、ダ・シルバ、イニエスタの攻撃的
中盤だけでくんでたら、たぶんＷ杯での日本やブラジルのように決勝行く前に敗れてたはずです。
あれだけ強いスペインでさえ最終的に守備をこなせるセナを本番で使ったというのに、それ以下というか
それより全然弱い日本が、攻撃的な選手だけ組んで勝てるはずがないと思います。

アジアなら日本のグループだとオーストラリアが強敵なだけで、あとは格下と呼ばれる相手だから
突破はできると思いますが、その先、Ｗ杯のことを考えると、心配ですね。
オシムでいい感じになってきたのに、またジーコのときと同じ過ちを繰り返しているようでなりません。
ウマイといわれる選手を揃えただけの日本代表という・・。歴史は繰り返すとよく言われますが、
このまま行くと、Ｗ杯本番は最悪の３連敗。よくて１分けか２分けというまた、同じことの繰り返し
が待っていそうで、怖いですね。

今になってみると、オシムがなぜ批難とかされながらも、鈴木啓太を使い続けてきたかわかる気もします。トルシェのときみたいに一度惨敗して、そこからやり直したほうが日本がＷ杯で勝つためには
必要なのじゃないかなって、個人的には思います。
（トルシェも２０００年アジアカップで攻撃的布陣で圧倒的力を見せつけ優勝しましたが、翌年のサンドゥニのフランス戦で０−５という大敗をして、気づきましたよね。そこからウマくはないけど守備ができる戸田を使用したはずです）
岡ちゃんはいつそういう選手を使うのか・・・