クラブワールドカップ2006最終日


「クラブワールドカップ ジャパン 2006」の最終日、3位決定戦と決勝戦を観戦しました。
この日は初めてのスタジアム観戦だったので、スタジアムの外でも中でも目新しいものが多く、楽しめましたョ。

 

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さて、3位決定戦「アルアハリ vs クラブ・アメリカ」の感想から。
前半は、1タッチ2タッチでパス交換してサイド攻撃をしかけるアルアハリに対し、攻撃時のミスパスが多くて上手く攻め切れなかったクラブ・アメリカ、という印象です。
クラブ・アメリカはフィジカル・コンディションが良くなかったのでしょうか。
それにしても、前半終了間際のアルアハリのFWアブトリカのフリーキックは見事でしたね。
ファーサイドを狙うかと思って観ていたのですが、普通にニアサイドの壁の上を越えて直接ゴールに叩き込んだわけですから。




 

後半、クラブ・アメリカはMFブランコを投入したことで、明らかに攻撃のリズムが良くなりました。
同点ゴールも、ブランコが右サイドで独特のタメを作って味方の上がりを待ったことが効いてましたね。
マイナス方向に上げられたクロスボールを、FWカバナスがズドンとヘディングで決めてます。

 

さらに攻撃の手を強めたいクラブ・アメリカは、クラウディオ・ロペスを投入。
以後、クラブ・アメリカは、かなりイケイケの展開になりました。

 

が、一瞬の隙を突いて、逆に突き放したのは、アルアハリでした。
ゴール前でのワンツーから決めたのは、またしてもFWアブトリカ。
あとは、攻撃の手を緩めず、さらには時間も上手いこと使ったアルアハリが勝利を納めました。

 

前年度の同大会で6位だった雪辱に燃えていたアルアハリが2-1で見事に勝利したわけですが、この試合は3ゴールあり、しかも3点とも違う形(直接FK、ヘディング、ワンツーからのシュート)だったので、観ていて面白かったですね。

 

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決勝戦は「インテルナシオナル vs バルセロナ」。

前半は、前目のポジションをとるバルセロナの右SBザンブロッタが抜けたスペースを、インテルナシオナルが徹底して攻めていた感じでした。
バルセロナとしては、前半に幾度かあった決定機を決めれていれば、というところ。

 

また、特に後半ですが、インテルナシオナルの反則も厭わない厳しいマークにより、バルセロナはイマイチ波に乗れなかったように思いました。
逆にバルセロナも、デコやイニエスタの、ハードチャージも物ともしないキープ力が効いていましたが、前半に比べてロナウジーニョが試合から消えている時間が長かったかも。
でも、FKで惜しい場面を作るあたりは、さすが2年連続FIFA最優秀選手ですよね。

 

それにしても、インテルナシオナルが先制点(で決勝点でもある)を決めたシーンは、見事なカウンターでした。
FWイアルレイの、DFの逆をとる力強いドリブルと、2つの選択肢を与えた味方の攻め上がり。
そして、敢えて左側にパスを出したイアルレイと、そのパスをきっちり決めたFWアドリアーノ。
ワンチャンスをものにしたプレーには、痺れましたョ。




インテルナシオナルのサポーターらしき一団。

熱い人達でした。



当日は天気も良く、そんなに寒くもなく、絶好の観戦日和でしたよ。



スタジアム観戦はかなりイイ感じだったので、来年は積極的にスタジアムに足を運ぼうかな、と考え中の、ロッソ木村なのでした〜。







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