浦安×湘南。内容より結果の勝利


バルドラール浦安×湘南ベルマーレ。

絶対的エース・稲田と藤井を欠く浦安は、スタメンに小宮山&市原のベッキコンビに稲葉、そして初スタメンの会田という面子。
対する湘南は、こちらも絶対的なエース・ジオゴが負傷中のため、(ノンプレイング)コーチとして試合に臨んだ。

浦安は、藤井が抜けた穴は岩本がいつもより長めにプレーすることでカバーしていたが、痛かったのは稲田の不在。
いつもなら押し込まれた展開でも前線に張る稲田にロングボールを当てることで、全体の押し上げを図れるのだが、この試合では終始、湘南の前プレスに苦しむこととなった。
しかしながら、逆に試合の終盤になって稲葉が前線で自由に動いたことで、2つの決勝点を決めることになったとも言える。

湘南は、ジオゴが抜けた穴を埋めてお釣りが出るほどの働きを篠崎とシニーニョが見せた。
特に、篠崎は創造性溢れるプレーで観客を魅了しただけではなく、前半13分には先取点も決めた。
その後も湘南ペースで試合が進んだが、18分に浦安・中島がゴール前で体でボールを押し込み、なんとか前半のうちに追いついた。

しかしながら、後半も湘南が幾度も決定的なチャンスを得るが、浦安は川原と小宮山を中心に、ゴールを死守すると、33分に途中交代した稲葉がボールを持っていた湘南GKにプレスをかけたことが呼び水となり、中盤で浦安・高橋がボールを奪うと、ゴール前の稲葉にパス。
これを稲葉がダイレクトで決めて逆転に成功する。

その後、点が欲しい湘南が前掛かりになり、DFとGKの距離が開いたところで浦安・川原が湘南DFの頭上を越える絶妙な下手投げを見せ、稲葉が抜け出す。
後ろからFP、前にはGKが寄せようとする中、なんとか抜け出すと、無人のゴールへパス!
湘南GKも必死に足を伸ばすが届かず、決定的なゴールが決まった。
その後、スコアは動かず、3-1で浦安が勝利した。

内容では湘南が押していたように思うが、勝負を分けたのは、ゴール前での集中力(執念、気持ち)の差だっただろうか。

Fリーグ公式サイトフットサルタイムズ、浦安携帯サイトなどに試合レポートが掲載されてますね。
「内容が悪くても勝てる試合というのが、今日の試合だったと思います。……(中略)……ただ、我々がしっかり集中してやるべきことをやって試合をコントロールしてくれたからこそ、勝てた試合だと思っています。」(浦安・シト監督)

試合後、会場の外に出ると、出場停止で試合に出られなかった稲田選手を見かけた。
次は頼みますよ♪



























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