J2 最終節 甲府vs岐阜 @小瀬 (セレモニー編)
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VFK魂
2010年12月07日 14:47 visibility1316
昨日の日記の続きです。
試合終了後は例年の如く、小瀬でもセレモニーが行われました。
一昨年、そして昨年のセレモニーとは違ってこの日は本当に
雲ひとつなく真っ青のヴァンフォーレカラーに晴れ渡った青空の下でのセレモニー。
昨年は酷い寒さでしかも雨模様のJ1昇格が叶わなかった涙、涙の
悲しいセレモニーとなりましたが今年はJ1昇格も叶ったし、空も晴れ渡り
最高の気分で迎えることが出来ました。
まずセレモニー前にチームのオフィシャルスポンサーであるシチズンさんの
年間MVPに今季J2得点王に輝いたマイクが表彰を受けました。
表彰を受けた後、マイクのインタビューが始まると、マイクは突然、
『僕の声よりも、10年間ピッチの内外で甲府を支えてきた男の声を聞きたいと
思いませんか?』と突然話し、セレモニーの準備に追われていた藤田選手が
係員に呼ばれてまさかの登場。
こういうの苦手な人なんですよ、藤田は・・・。
登場した時にはビックリしたが、一番ビックリしたのは
藤田本人だったのかも知れません。
藤田は登場してひとことだけ、『ありがとうございました』と語り戻りましたが
この一言に凝縮された感謝の気持ちは計り知れないものだと感じました。
藤田らしい、本当に涙が溢れてきました。
マイクのこころ温まる配慮にも感動しました。
こんな表彰があり、いよいよセレモニーです。
選手、スタッフ、社長始めユースの選手、全ての甲府に関わる人が
ピッチ上に並び終えた後、オーロラビジョンには過去の様々な
シーンが映し出され、スタジアムにいた全ての人が映像を懐かしそうに観る。
昨年の悔しかった記憶。
51試合もして、わずか勝ち点1の差に泣いた昨年の映像。
もちろん、あの天王山決戦、対湘南戦のあの悪夢のロスタイムの
映像も流されました。
そして、今年の映像。
昨年の悔しさを誰一人として忘れることなく
皆で勝ち取った、執念で勝ち取ったJ1昇格!
栃木で昇格を決めた時の映像も流されました。
そして来年は再びJ1の大舞台に・・・・・・。
選手はこれらの映像を観ながら何を思ったのか、
そしてサポーターはどう感じたのか。
とにかく、僕にとっては涙なしには観ることが出来ない、
そんな苦しみと喜びに満ち溢れた映像だったと感じています。
この感動的な映像の後、海野社長始め、内田監督、山本英臣主将の
ひとことがあり、最後は場内一周となったわけですが・・・。
その前に感動的なこんなこともありました。
セレモニーも見つめながらゴール裏ではこんな感動の演出の準備も
着々と進められ・・・。
サポーターの手に持たれたのはジェット風船。
J1昇格お祝い花火の点火に合わせて飛ばそうとみんなが準備を進めていました。
セレモニーの挨拶も終了しいよいよ昇格花火の打ち上げの瞬間待ちです。
セレモニーの挨拶終了と同時に花火に点火。
真っ青に晴れ渡った、ヴァンフォーレカラーの青空に打ち上げられた
昇格お祝い花火。
それと同時にゴール裏からは僕らの想いがこもった風船が一斉に
青空に向かって登って行く。
甲府の未来に幸多かれとでもいうかのような色とりどりの風船が
一斉に大空高く飛び立つ様はとっても爽快でした。
サポーターみんなの願いが込められた風船。
きっと来年は素晴らしい一年になるであろうとの気持ちを込めて。
青、赤、黄色や白、オレンジ、緑、ピンク・・・・・・。
素晴らしい演出でした。
サポーターの願いが来年も届きますように。
そして来年もJ1の厳しい戦いではありますが、甲府らしいサッカーで
J1の強豪チームと対等に戦えますようにアツイ願いを込めて。
昇格花火の後、選手は場内を回り、サポーターの一年間の応援に
感謝を込めてサインボールを投げ込みました。
このメンバーで顔をあわすのも本当にこれで最後。
そう思うと心に熱いものが込み上げて来てしまい慌てて
頭に置いていたサングラスをかけて
目から吹き出る大量の汗を隠しました。
ゴール裏まで選手が来るとそこで今季限りで退団する選手のひとことが。
大西 容平。
ヨウヘイ、本当に良く頑張ってくれた。
気がさえなければ今季も甲府の主力で頑張れた選手。
本当に惜しい、悔しい。
池端 陽介。
イケちゃん、9年間も甲府で頑張ってくれて本当にありがとう。
これからも移籍先のチームでサッカーを思い切り楽しんで下さい!
東間 勇気。
東間は2年間甲府で頑張ってくれた。
素晴らしい選手だけれどリーグ戦で活躍することはなかった。
でも今年の天皇杯、ジュビロ戦の頑張りは本当に凄かったよ!
トライアウト挑戦するそうだけれど頑張って!!
加藤 慎也。
加藤の明るさは僕にとっての励みにもなった。
とにかく明るいしエロかった(笑)
僕も全ての面で見習うところがあります。
トライアウト挑戦するらしいね、
これからもサッカーガンバレ!!
唐沢 大夢。
ユース生え抜きの第一号選手で2年間頑張って来たけれど
甲府はレベルが高くてなかなか出場機会が得られなかった。
今後は大学に進むそうだけれどサッカー頑張れ!!
そして、最後にこの人。
藤田 健。
言わずと知れたミスター甲府。
仲の良い片桐が肩車で藤田を運び、サポーターの前に。
こういうの苦手なんだよな、藤田は[d223]
凄く照れやな性格は皆知っている[d231]
それでもいつもなら絶対に断るのだけれど
今日はしっかりと言葉にしてくれました。
選手もサポーターも注目w
『山梨にいる全ての人に感謝します。これからもヴァンフォーレ甲府を
よろしくお願いします。ありがとうございましたーーー!!』。
藤田にしては本当に心のこもった最後の言葉。
この短い言葉の中に全ての想いが込められているんだと思う。
お礼を言わなければならないのは僕らの方です。
本当に10年もの長きにわたり、甲府を支えてくれてホントにありがとう!
最後は藤田のチャント、『フジタ、アレアレ~、フジタ、アレアレ~、オーオーオー』
で藤田をお見送りしました。
最後は選手と気持ちを一つに。
辞めていく選手の顔にも笑顔が見られ安心した。
藤田のフラッグ。
本当に甲府を辞めちゃうんだねぇ~。
信じられないよ、今でも。
選手が見えなくなるまでゴール裏のチャントはずっと続いていました。
本当に一年間ありがとう、そしてお疲れさまでした。
セレモニー終了後、甲府サポでラボ友のshintaくんと記念写真を撮りました。
会うのはもうこれで3度目だけど、一緒に応援したのは今回が初[d231]
本当に楽しかったです。
また来年も機会があったら是非一緒に応援しましょう![d231]
今年はもうこれで小瀬へ来ることもないのかと思うと
またまた涙があふれてきました。
来年はこの小瀬でどんなドラマが生まれるのか。
期待して新しい年を迎えたいと思っています。
最後に風船を抱えた僕の嫁の姿をアップして終わりにします[d223]
ラボ友さんとの交流の様子は夜にでも時間があれば簡単にアップします。
それでは。
長い日記にお付き合いどうもありがとうございました!!
甲府を去った全ての選手に明るい未来がある事を信じて。
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- 事務局に通報しました。
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