娘の病気のこと『病気発覚』

今日は娘の定期検診の日。

娘の病気のこと。
いつか、自分のためにもブログに書こうと思ってたので、この機会に少しずつ書いていきます。





娘の頭に異常が見つかったのが三年前。

僕が転職し、家族で新しい地に住み始めて間もなく…




保育園の昼寝中に痙攣をおこしたと連絡が入り、大事をとって病院へ。

痙攣の後はしばらくボーッとしてたけどまたいつものように戻ったと聞いたので、最初は慣れない土地に来たせいで娘も緊張しとるんかなー?とか思ってました。




病院へ駆けつけると娘はとても不安そうな顔をしてました。


結局詳しい話はなく数日で大学病院へ。


まぁ、その時点で嫌な予感はしました。

初めて見た娘の脳は片側に歪んでいました。


頭の中には風船のような膜が出来ていて、髄液が風船の中に溜まり、脳を圧迫している状態でした。

その大きさは大学病院の先生も驚くほど大きく、この状態で手足や知能に異常がないのが不思議だと言ってました。



ショックでした。
嫁は泣いてました。



昔、僕が二十歳すぎのころ、一度だけ一緒に仕事をした人に

『いつか子供が出来たときに、その子に何があるかわからん。でもそんなとき、親というのは冷静な判断の出来るようになっとかんといけん。』

と、突然言われたことがあって。その時は結婚も考えてなかったんで、なんや関係ない話だな。と、思ってましたけど。



その言葉をその時に思い出しました。
確かに、全て娘の身に起こった事。

受け入れなければと思いました。



娘の病気は結局、先天性なものなのか、突発的なものなのかは分からないのですが。
先生が言うには風船は少しずつ大きくなっていって、脳も少しずつ変型しながら機能していったのだろうということでした。

まず、突発的なら急に倒れて死んでるだろうから、とも言われました。




この風船があることは、あまり珍しくなくて、見つかっても小さいものならあえて手術をせず、そのままにしておくらしいんです。

頭の検査なんて生きてるうちにすることなんてあまりないから、生涯気付かないなんてこともあるそうです。

当然僕の頭にもあるかもしれないんです。



でも、娘のは大きすぎて脳を圧迫しているし、これからまだ大きくなる可能性があるので、頭を開けて破ってしまおうということになりました。



こうして思い返しながら書いてると、色々な場面を思い出します。
当時の感情がよみがえってきます。



しんどくなりますね。


また次回に続きは書きます。



とりあえずは今日の検査で異常が無いように…。

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