事前調査
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虎男
2017年05月09日 10:27 visibility214
どのチームさんも、皆、ネットがあるからある程度の事はわかるようになっていると思っているだろうが、本当にそれで良いのだろうか。私は昭和の生まれで、実際に自分が調べてみないと気が済まない。昨日は御呼ばれしているグラウンドの調査へでかけた。なぜなら、私自身が見ていないで、自軍のメンバーに「お前ネットでグラウンドの紹介があるサイトが山ほどあるんだから、それを見たらわかるだろう。」という冷たいやり方はしたくない。そして、ネットで一斉に同じメールを事前に送信しておけば、試合当日私に聞かなくても、他のメンバーがそれを見てわかっていてくれるものも出てくるはず。事前の準備にきちんとしておかないと一番困るのは、メンバーだ。
さて、私はまず最寄り駅からどのくらいの時間で行くのかを測り、その後下車して徒歩で現地グラウンドまでの時間を計測。そのあとは、現地にトイレがあるのか、そして水飲み場、飲料水自販機の場所、更衣室の有無、駐車場の場所、収容台数、料金、時間、そして他の場所に駐車場があるのかないのか。その辺だけを調べるだけで小一時間はかかる。そのあとはグラウンドに許可をいただき、入ってダッグアウトの椅子の数、イニング掲示板の有無、ネットの高さ、周囲の状況、マウンドの高さを見たのち、その場を去った。これだけの情報があれば、メンバーに写真と説明文をつけてメールを送っておけば彼らへのナビゲートはある程度問題が無いと判断したからだ。
暑い日だった。夏を思わせるほどの暑い日差しだったが、試合のためならえんやこーらである。まったく知らないグラウンドへ出向くことは、楽しみもあるが、知らないことで試合中にいろいろ聞かれるたびに、答えなければならないわずらわしさはできれば削除したい。その思いがあるから、事前調査に行く。そして、それは資料にもなり、次回の試合に招かれた時の参考資料にもなる。休日にこんな時間の使い方は私にとっては大歓迎だ。野球は、試合をマッチメークした時点から始まっている。場所を知ることで、メンバーの気持ちに不安が無いようにすることも監督の仕事の一つであると思っている。
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