あなたの草野球の楽しみ方って何ですか?
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虎男
2017年06月05日 16:46 visibility1576
私の草野球の楽しみ方はたくさんある。チームを大きくしていくこと。すなわち、たくさんの選手を擁することではなく、チームとしてメンバーのコミュニケーションがもっともっとこなれていくに対して助力したいと言う事。それと多くの試合の機会をメンバーに経験してもらい「チームの思い出」として欲しいこと。あとはメンバー同士が「友人」になってくれたらすごく嬉しい。そのために作った組織である。
よく、「勝つために作ったチーム」って言う人たちがいるが、社会人の休暇で、しょっちゅう体を動かせないようなメンバーがいるチームで「勝つ事」を目的としたチームで、エラーを重ねた選手がいたら、それってどう言う感じになるのだろう。学生時代にそういう野球を味わってきた人間だからこそ、私はそんな野球はもう二度と味わいたくないって言うのが私の本音であり、勝負とは言え、楽しくやれば社会人の休暇の目的は達成すると考えている。勝利至上主義のチームにそんな「温情」は入り込む余地みたいなのはあるのだろうか?
もちろん、勝ったら嬉しいが、そんな感情は次の試合にはもう無い。目の前の試合に一生懸命楽しくやれば良いと
思っているから、メンバーのミスをつっつくような器の小さなことはしないのが私だ。エラーなんて誰もがやる
ことで、三振、暴投、悪送球、四死球、ボーク、カバーの怠り、連携のまずさ、フィルダースチョイス、併殺打、エラー、ファンブルと数え上げたらきりがないくらい野球での「失策」ってのはてんこ盛りだ。それをいちいち、「お前がエラーしたから、大量得点につながった」なんてことを言及することに「社会人が集まって余暇を野球ですごしたい連中が集っているチーム」になんの効果があるのだろうか?そんな小さなことにギャアギャア言う監督や代表者がいたら、私だったら即退部どころか、入部前にいろいろ質問して、体験参加でそのくらいのことは見極めることができる。そこは、しっかりチームを見る目を持っているから、問題ない。それに、そのチームの試合を見れば一目瞭然だろう。試合においてチームの監督がどういう態度をメンバーに示しているか。そして、言葉かけを行っているか。それでチームがわからないと言うのであれば、それは入部をするためにチームを見に来ている人間の能力に問題がある。
草野球の楽しみ方は本当にいろいろある。だが、そこには自分のチームをきちんと決めて「チーム」としての活動の中で知っているメンバーとの打率や投手成績の競争を意識したりしている人もいれば、チームに属さず「助っ人」としていろいろなチームへ混ぜてもらい「自分の個人の力量」を常に「一匹オオカミ」として測る人もいる。私は、そういう「助っ人魂」がある人を尊敬している。なぜなら、私にはそんな自分の力量を確認するためにジャーニーマンのような行動は絶対にできないタイプだからだ。先日、日記にも書いたが「助っ人」を依頼されてやることのむずかしさは精神的にタフでなければできないと感じる。理由は、助っ人として行けば、試合にチームとしてかかわれないが、試合に出ている多くの所属メンバーたちの目もあるし、相手チームの選手の目もある。助っ人出場と言うのは、周囲が見るほど気楽なものではないと言いたい。
私の草野球の楽しみ方は、うちのチームにはいったメンバーが「色々なポジションにチャレンジする姿」を見ることも一つだ。うちのチームのY君が、この前のダブルヘッダーでキャッチャーができる人間が一人もいなくなってしまった時に「Y君、君できるかい?」と聞いたら、目を丸くして驚いていたが「できるところまでやってみます」と言いつつも立派に仕事を務めてくれて、試合終了後には「キャッチャーも面白いですね」と言う言葉をもらった。こんな時には草野球の「やりくり」の面白さと、やってくれた選手に感謝の念が正直にわいてくるものだ。草野球の魅力ってまだまだあるんだけど、これ以上書くと腱鞘炎になりそうなので、この辺でやめておく。
- 事務局に通報しました。
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